チェーン洗浄とイノテック105
我が家の自転車達にイノテック105というオイルを使ってみることにしました。
古いHKKのチェーンとレストア中の車両に使う予定のIZUMI薄歯多段チェーン(新品)にイノテック105を使ってみます。
クランク周り。とても綺麗にしていますが、チェーンやスプロケ、プーリー周りはどうしても汚れます。
古いHKKチェーンの拡大写真。HKK Zって書いてあります。どういうチェーンなのか分かりませんが、一応継続使用の予定で洗ってみましたが…。
灯油に浸して少しジャブジャブしただけで灯油は真っ黒。このまま一晩放置して翌日綺麗に磨きました。イノテック105は初回利用時に古い油分の完全脱脂が必要との事で、灯油、ディグリーザー、洗剤の順で出来るだけ綺麗にしています。
フライパンで少しだけ乾煎りして完全に乾燥させ、イノテック105を隅々まで塗布。チェーンの他、チェーンと接触する部分(クランク、ギア、プーリー)もなるべく脱脂してからイノテック105を塗っておきました。
乾燥中です。
イノテック105は時間をかけて乾燥しながら被膜を形成するらしく、初回使用時は24時間の乾燥が必要だそうです。初回だけしっかりしておけば、以後は通常のチェーンオイルと同様に使って平気との事。乾くと艶々した感じで心配な位にオイルっ気が有りません。今回は新しく使う予定のチェーン(IZUMIの薄歯多段)にも同様の処理を施しましたが、汚れが落ちて地肌が露出したHKKの古いチェーンは新しいチェーンと比べるとそれなりに劣化が有りそうで、オイル云々より交換だったかもしれません。
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