air bone(エアボーン) ZT-702
新しいポンプを試してみました。全長99mm、最小クラスの携帯ポンプとして非常に有名なポンプですが、小さいけど空気はちゃんと入れられると評判で、お値段も2000円以下とリーズナブル。ここ数年はTOPEEK Micro Rocket AL MasterBlaster を使っていて特に不満は無いのですが…。っていうか、パンク自体が本当に無くて、出先での出番は殆どありません。なので、たまに家で練習してます(笑)
ウーン、小さい。実寸で98mmってところでしょうか。本当に入るのコレ?って印象。造りは非常にしっかりしていて、アダプター部分含め、簡単に壊れそうにありません。
Micro Rocketとの比較。160mmと99mmで随分違います。Micro Rocketはバルブに押し当ててポンピングしますが、air boneはネジ式ですので延長ホースが使えます。air boneには幾つかタイプがあって、私が入手したのは一番普及していると思われる米式口のタイプ。コレに付属の仏式アダプターを付けて使用します。延長ホースは自宅にあった不用品を都合工夫して用意しましたが、grungeやトライスポーツの延長ホースが定番品。
こんな仕様で使うことにしました。押し込むトコロは高圧時に手が痛くなるのでホームセンターで売ってるゴム脚(ゴムキャップ)を装着。ポンプの外径は約20mmですが、ゴム脚は内径18mmのが丁度良かった。アダプター側はポンプに付属の仏式アダプターにgrungeの延長ホース(バルブ側ヘッドはレザインのねじ込み式)。ホースの根元は高圧で抜けるのを防ぐ為にタイラップで補強。
空気を入れる時はこんな感じ(写真上)になります。このサイズでバルブに直接ってやり方は、チョット有り得ないですねェ…。
800回のポンピングで740kpa(7.4bar/107psi)。これ位で実用十分な感じ。
~100回まではスカスカ。~200回までは準備運動にもならない(実際、2~3分で可)。~300回程で漸く空気入れてる感が出てきて、肩馴らし(笑)。本番はココからで、600回位までは女性でも何とか。その先800回までは、男なら一気にGo!! ヒ弱な男子とカ弱い女性であれば、タイヤを確認しながら許容範囲まで頑張りまショーッて感じ。今回は一度もポンプを外さずに800回押してるのでロス無しの数字。別日も合わせ数回やって概ね同じなので、ほぼ正確と言っていい。後半は押し込みが強くなりますが、体重を掛けられるので頑張れます。更にあと100~150回でも頑張ればベスト圧までも行ける事でしょう(やってないけど)。
結論は、勿論「アリアリ」ですね。全然使えます。非常事態ベースですから、もう充分な感じ。如何せんタンクが小さいのでポンピング回数は増えますが、普段はボンベ使用で1日2回のパンクが無ければ大丈夫。仮にあったとしても、1度だけなら余裕を持って頑張れるかなぁ~。2度は嫌(笑)
このair bone、有名なのはZT-702って一番短いタイプですが、実は3兄弟。全長120mmのZT-703と全長150mmのZT-705ってのがあるみたい。150mmはショートのツール缶にギリギリ納まるサイズですが、ちょっと小さめのサドルバッグには無理っぽい。120mmならサドルバッグにも収まりそうですし、99mmのZT-702よりはポンピング回数を抑えられそう。タイプは異なりますが、150mmクラスのポンプはMicro Rocket AL MasterBlaster(160mm)で不満が無いので買い辛い。少々中途半端な感じもありますが、120mmのZT-703を試してみたーい。って事でポチッとな。で、また後日ポンピング選手権を開催予定です。
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使われているんですね。やっぱメジャーなヤツみたいで、私はくまさんが使っているのを見て興味を持ちました^^
延長ホース無しの「正しい」やり方、ありがとうございます。またやってみようと思いマス(^^ゞ
それにしても、小さいですよね(._.)
正しい使い方は、
1;ポンプを直接バルブに取り付ける
2:左の手のひらの中心にポンプのヘッドを当て、その前後のスポークとともに握る
3;右手でシリンダーを握り、左手の手のひらに押し付けて加圧
・このとき「最初の1押し目」が一番力が必要で、あとはそれほどの力はいりません。
地味にポンプを押し続けると、いつのまにか十分に空気が入ってます。