古今輪風@自転車ふぁん

わからない事だらけのレストア&メンテナンス備忘録

圧入式のBBを外してみた

2022-04-14 05:34:00 | メンテナンス

先日入手した工具を使って圧入式のBBを外してみました。その工具の正しい使い方は不明のままで、ネットの動画を見て何となくの理解で作業スタートです。

一番小さいサイズの押し出し工具をセットしました。セラミックスピードのBB86ですが、まずは外側についている樹脂カバーを外したい。これは違うメーカーのBBだけど、手で抜いてる動画とマイナスドライバーの様なものを隙間に入れて引き上げて外す動画があった。けど、これは何をどうしても簡単には無理そうで、まずこれを押し出して取り外すところから始めます。ちなみに、これが外れないと肝心のカップやシールドベアリングを押し出す為の工具を内部に入れることが出来ません。

こんな感じ。フレームに収まっているBBカップの縁にかかる大きさのアダプターを選んでかませてから、引き抜き用の大きな筒状工具を被せました。

逆側。ここにアーレンキーを挿して締め込むと中で押されている対象物が外側に押し出されるという仕組み。

樹脂製のカバーだけでなくベアリング本体が抜けました。樹脂製のカバーは多少押し出されていて、この後は隙間にマイナスドライバーを入れて少しずつ持ち上げらことで簡単に外れた。傷つけたり割ってしまいそうな感触はありませんでした。ベアリングのメンテナンスをしたかったからここまででも良かったけど、工具の使い方を理解したいのでBBカップも抜いていきます。

どう考えてもこフレーム本体に引き抜き用の工具をあてるので、穴をあけたボロ布で養生してからアダプターをあてました。

こんな感じ。

外れました。

フレームは、傷は大丈夫でした。でも何かあてものをしないと絶対に傷をつけそう。もっとBB付近に厚みのあるフレームで側面にぴったりアダプターが合えば養生は不要だと思うけど。

逆側は、大きめの押し出し部品(3種類ある)を使ってカップごと外してみました。このあと結局BBを外した状態でこの工具を使ってシールドベアリングをカップから抜かないとメンテナンス出来ないから、最初のように車体にカップを残したままベアリングを抜いた方が楽だったかな。

左右共にフレームから外すことが出来ました。今回外したのはセラミックスピードのBB86ですが、私がみた動画の中でこのBBは無かったから正しいのかどうか分からない。違和感のあった右側は普通に回る感触があって、シールドベアリングのメンテナンスをしてから使用の判断をしたい。交換するならSM-BB92-41Bです。φ(・_・メモメモ…



post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。