先日、簡易スタンドにRA5を乗せてフロントホイールを磨いていたら、ゴトッという音と共に右ペダルが落ちました(゜-゜?)
ん!?っと状況を理解するのに時間がかかりましたが、スッポリと抜け落ちており、何処かが割れたとか壊れたとかが原因じゃ無いみたい。ってことは、完全に整備不良(汗;
自分のブログを調べてみたら、前回整備はたぶん昨年の1月。それから1年半ですが、SPD-SLは本当に出番が少ないので距離は乗ってないと思います。その前回整備時はペダル2セット、4個まとめてやっているので、玉当たりを仮調整したまま本締めしていなかったのかなと推測。
仮組みして回転具合を見てみますが、逆(左)と比べるとちょっとスムーズさにかけます。でも確か元々右はやや落ち位の感触だったので、こんなものかもしれない。
開けてみました。傷などは見当たらなくて一安心。ただ、本来薄っすらと青いマイクロロンが黒く汚れています。逆(左)の方は青みを残していましたから、緩んだところから汚れが入った様子。
狭いところ用のグリス注入器が一本しかなくて、今回は注入器に残っていたフィニッシュラインのセラミックグリスをそのまま使用。
グリスを替えて回してみましたが、悪くも無いけど良くも無い。でも、もう少し良かった気がする。とりあえず出来る事、ボールを変えてみることにしました。
写真上(左)が古い方で(右)が新しいボール。ペダル奥側は9個。
同じく、写真上(左)が古い方で(右)が新しいボール。ペダル手前側は17個。
玉当たり調整は下のロックナットが20mm、カップ側が17mm。このシマノの20mmレンチ、専用品だと思いますが、精度がダメダメで本当に使い辛い。キュッと締められません。
使った工具は、写真(上)の下から順に、スナップリングプライヤー、ソルダーエイド、細身のピンセット、グリス注入器。まぁそれぞれ代用品で何とでもなりますが、スナップリングプライヤーは無いと厳しい。
肝心の回転具合は、劇的に良くなった訳ではありませんがボールを変えた効果は感じます。とりあえず、使える範囲なので一安心。しかし今回は良い経験になりました。たまには点検が必要です。
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