古今輪風@自転車ふぁん

わからない事だらけのレストア&メンテナンス備忘録

ツーリング車のフェンダー取り付け(其の2)

2013-08-12 19:36:00 | レストア&オールドパーツ

注文していたダルマネジが届いたので、前後フェンダー取り付け作業を再開。

前回までの記事はコチラ 「ツーリング車のフェンダー取り付け」 

本所のダルマネジ(4mmステー用)。

マッドガード用のステーを通して2mmのアーレンキーで締めて固定するタイプです。

取り付けてみて…。

(ノ∀`)アチャーって感じです!
リアのステー用取り付け穴部分の幅がとても厚いみたいで、入手したダルマネジだとネジの長さが足りずに締める事が出来ない。

リアはナットが半分程しかかかっていません。しかも、チェーンとボルトのクリアランスが1mm程に…。

結局、リアのステーは当初予定通り6mmネジのアーレンキーで留める形で自作しました。直径4mmのステンレス棒を買ってきて、バイスを使って少しずつ形を整え、鉄パイプに当てたり、ハンマーで叩いたり、プライヤーで曲げたり、工夫の限りを尽くして何とかジャストサイズが完成。ステンレス棒の曲げ加工は相当に大変な作業でした^^;

苦労した甲斐あって、リアのクリアランスは良い感じになりました。

上の写真は自作ステーと既製品ステーの比較です。27インチ、700C用だとクリアランスが広くなりすぎてしまい、曲げ部分のカーブを広げる事でタイヤとフェンダーのクリアランスを狭めます。但し限界が有り、写真の様にステーがあまりにも外(横)に広がってしまい、見た目が非常にまずくなります。自転車屋さんで幾つかのステーを見せてもらいましたが、むしろ26インチ用の方が上手く使えそうな印象でした。ただ、一般車用のステーは殆どがハブ軸で固定するタイプで、フレーム側の取り付け部分はハブ軸径用に大きくとられている為、加工が必要そうでした。

フロントはキャリアを使わないので、フェンダーの取り付けはこの部分とステーの二箇所。しっかり固定されているので問題無さそうです。

これで漸くフェンダー取り付け作業は一段落。時間、労力共予想以上に大変な作業でしたが、楽しい作業でもありました。フェンダー関連では、このあとで取り付けに使うボルト類の微調整、リフレクターの取り付け、ピカールでの磨き作業を行う予定です。



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