古今輪風@自転車ふぁん

わからない事だらけのレストア&メンテナンス備忘録

オールドレーサーの登坂用ギア

2014-10-19 07:20:24 | ボスフリー

貴重な平日休みの晴天。一度は出掛けてみたものの、台風の吹き返しの強風で早々に諦めて帰宅(笑)

長いこと気になっていた在庫ボスボスフリーの蓋外しと、登坂用にボスフリーの組み替えを行いました。

ボスフリーを快適に使うには中心部のメンテナンスが大切。その中心部のメンテを行うには「蓋」を外さないといけませんが、なにせ古い物ばかりなので固着して回らない個体も少なくありません。まだ手付かずだったのは写真(上)の5個。左からMF-Z012(6速)、MF-6208(6速)、Pro-COMPE(5速)×3。特にPro-COMPEは我が家に来てから2年以上眠らせっぱなしで、今だ出番無し…。

無事に蓋が回るのを確認して、引き続きボスフリーの組み替え。基本的にSUNTOUR Perfect 愛用者ですが、今回はシマノ製。元々付いていたMF-Z012の14-22Tは中心部の玉押しスペーサーを一枚破損させたのが原因で回転がイマイチ。これに、写真(上)左のMF-Z102(13-28T/新品)からスペーサーを流用して使えるようにします。

不調だったMF-Z012は新しい方のMF-Z012からスペーサーの追加。

新しい方のMF-Z102に付いていた13-28Tの歯はイノテック105処理をしてシマノ600に取り付けて使います。

これが今回のメイン。MF-6208(シマノ600EX)とMF-Z012は溝の形状が一緒で、たぶん歯の互換性があるだろうなぁと思っていましたがやっぱり使えました。13-28Tはフロント39Tと合わせるとギア比1.39で今のコンパクトクランク34-25T(ギア比1.36)とほぼ同じ。これなら登坂もなんとかなるかって魂胆。

復活のMF-Z012。めでたく回転良好となり、こちらはメンテナンスしてあったので先に使える形をキープ。14-22Tはメインで付けているPerfect の15-23Tと少々被りますが、まあ予備かメインかどちらでもOK。

薄いスペーサーを抜かれて回転が渋くなった新しい方のMF-Z012は部品ストック入り。ややこしいですが、書いておかないと忘れてしまう。

登坂用ワイドギア&スタンダード平地用ストック&中心部ストックの出来上がり。最近立て続けに整備したボスフリー群と合わせ、手持ちが随分片付きました。



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