フロントバッグサポーターを考える。
ランドナーにフロントバッグを取り付ける方法を考えてみました。ベルトをハンドルへ留めるのがスタンダードみたいですが、ベルトを長めに取らないとバッグ前方がフロントキャリアから大きく浮いてしまい、走行中も振動で振られて収まりが良くありません。もう一つ、ハンドルに直接ベルトを留めるとバッグが邪魔になってハンドル中央に手を置くことが出来なくなります。
そこで、フロントバッグサポーターが欲しいって結論に至りました。本当は専用品が欲しいところですが、お値段がそれなりにするのと、新しいフロントバッグに自前で上手く穴開け加工をする自信と勇気が無い事から、市販のサイクル用品で考えることに。
上の写真は取り付け後。ハンドルのセンター付近も握れるだけのクリアランスを確保。フロントバッグの位置や納まりも上々だと思います。
使ったのはGIZA PRODUCTSのコンピューターライトアダプター×2個。
色々なコンピューターマウントが有りますが色は「黒系」が多く、ランドナーに似合いそうなシルバー系で探すとグッと選択肢が狭まりました。元々は他の方のブログなんかを参考にしてミノウラのスペースマウントを使おうと思っていました。しかしスペースマウントは店頭で実物を見ると取り外しが出来る構造からかゴツイ感じで、突き出し量も思っていたより長め(確か10cm)。
専用品のフロントバッグサポーターは細いパイプで形成されているので気にしないで良さそうですが、コンピューターマウントで代用するとマウント部のパイプ径分(GIZA PRODUCTSは22mm)が更に出っ張るので、フロントバッグを前方に押し出し過ぎてしまう…。というのが、懸念材料。
色々考えて、シンプルかつ堅牢なボルト締め。何よりもシルバーカラーで突き出し量(9cm)も丁度良さそうなGIZA PRODUCTSのコンピューターライトアダプターをチョイス。全てアルミ製で、ハンドル径25.4mm、26.0mmで使用する付属スペーサーもアルミ製です。フロントバッグは犬印純綿帆布自転車用フロントバッグ(小)ですが、取り付ける自転車のフレームサイズやハンドル高さ、フロントバッグや手の大きさ、日常的に取り外しをする、しない等々、状況次第ですので一概にコレが良いとは言えません。私の場合は犬印(小)とGPのコンピューターライトアダプターの組み合わせで約3cmのクリアランスが確保出来てランドナーへの装着も良い感じに収まったと思っています。
取り付けるハンドル径は約25.4mm。 ハンドル側のクランプには、付属の25.4mm用スペーサーを使います。
一本目。部品が全て金属製で、ハンドル側もマウントパイプ側もボルト締めなので、長いパイプが手に入れば一本でも強度的にはいけそう。
まあでも二個買っていたので、予定通り二個目を取り付け。パイプ内側のエンドキャップを外して、パイプが繋がっている様にしてみました。
中々の仕上がりではないでしょうか?
フロントバッグを付けて位置を調整していくと、こんな感じ(上の写真)になります。パイプは一本で繋がっていた方が左右の高さを揃えるのが容易になるので、22mmのアルミパイプがあると尚良いかな。
フロントキャリアにバッグを置いた状態。
少しだけパイプ側へ引っ張るようにしてバンドで留めました。
完成です。
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「フロントバッグサポーターを考える 日東 蔵王 ZL-55P(後編)」
「フロントバッグサポーターを考える 番外編」
「 フロンバッグサポーターを考える 其の2」
「 フロントバッグが片側に寄ってしまう原因」
拙い記事が何方かの参考になったと聞いて嬉しく思います。
フロントバッグは取り付ける自転車のスタイルや用途によって色んな付け方があると思います。私の場合はランドナーに合う方法をと考えましたが、拘りを見せれば復刻の日東バッグサポーターなんかもその一つだと思います。あ、ランドナーとは限りませんよね…。
色々試されると良いかと思います。良い形が見つかると良いですねェ(^^ゞ
何か必要な際(=当サポーター使用例の紹介等)、リンクを貼らせて頂いても差し支えないでしょうか…?
お越し頂きありがとうございます!
フロントバッグは、悩みどころデスよね。
リンクの件、了解デス。
良い感じに仕上がると良いですね(^ ^ゝ