古今輪風@自転車ふぁん

わからない事だらけのレストア&メンテナンス備忘録

電工ナイフの修理

2020-05-24 05:28:18 | outdoor item

小枝を割る程度なら十分使えるとほくそ笑んだのも束の間、数回バトニングで使ったら壊れてしまった電工ナイフ。

頂いた古いものですが、私は電工ナイフは使いません。目論んでいた小枝のバトニングには極小の鉈(っぽいもの)を買ったので必須じゃないけど、直してみました。

刃が反り上がってしまっています。

原因はココ。中で刃を支える金属プレートが後方に押し出されています。

このプレート、柄の中央にあるピン一本で固定されていましたが、打撃を加えたことでピンが中折れしました。

柄に残っていたピンを細い物で叩いて押し出します。

新たに打ち込むピンは家にあった中から堅木用のビス。元ピンよりも太く丈夫なステンレス製で、これを切って使います。

新しいピンに合わせて穴を少々広げてからピンを打ち込んでヤスリで整えました。打撃に耐えられるよう芯材に幅のあった下の方にピンを二本追加。

しかしそれが裏目に出て、木製プレートにヒビが入ってしまいました。柄の部分は木の下に金属のプレートがあって、その中に鉄の芯材が通る三重構造だから普通に使う分には平気だと思うけど…

とりあえず完成。電工ナイフやその他にも普通の用途なら十分に使えます。しかし私が使いたいのは小さな焚火台用の薪作り。またすぐに壊れてしまうのかそこそこ使えるのか、早速試してみました。



2 Comments

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Unknown (通りすがり)
2022-04-29 01:03:03
分解して構造がわかった時点で、バトニングできないと判断できます。
また、力学的に、刃の付け根を強化すべきなのに、あえて柄の末端を強化するのが理解に苦しみます。
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Unknown (ken)
2022-04-29 07:04:07
通りすがりさん、コメントありがとうございました。全くもって、おっしゃる通りですね^_^;
こちらは直したまま、まだ持っていますが、今は小さな鉈を買って焚き火に使ってます。ただ、経験としては楽しく有益でした(笑)
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