2日かけてフルメンテを敢行したRALEIGH CRR。英国感を大事にしたい!…って思いはありませんので、パーツはブリティッシュなイメージ等々一切お構い無し。
重要なのは、ホリゾンタルのスチールフレーム。
試走しながら色々とポジションを悩んだ結果、結局普段乗っているカーボンロードと同じ寸法が一番しっくり来るみたい。写真(上)の状態でハンドル高さはカーボンロード比で+1cm。もう1枚1cmのコラムスペーサーを抜くと地面からブラケット天面まで90cm。あと1枚抜くとさすがにステムクランプから大きく飛び出たフォークコラムが邪魔になります。で、コラムカットしました。
今の寸法よりハンドルを上げる事は無いので、スペーサー3枚(3cm)の状態でステムクランプ部上端から少し下をカットします。まずは上端にマジックで印はつけます。
実際にカットするのはステム上端の2~3mm下。ココにマジックを1周させて印を付けます。
カットする前にフォークコラム内に圧入されているスターファングルナットを少し引き下げないとダメみたい。本来専用工具を使って上から圧入しますが、工具が無いので6mmの長ネジとワッシャー等々を使って下から引き下げる方法でやってみました。
ちょっと苦戦しましたが、何とか終了。
カットも本来はソーガイドという専用工具を使えば簡単確実に真っ直ぐ切れますが、工具無しでも慎重に行えば問題なし。プロの10倍時間をかけて綺麗に仕上がりました。
スッキリしました。
2012年のCRRはトップチューブ543mm(C-C)。シートチューブ560mm(C-T)サイズのフレームとしては少々短めで、130mmのヘッドチューブと73°のステムでは私には少々窮屈でした(身長180cm,股下85cm)。単純にコラムスペーサーをフルに使えば乗れない事もありませんが、スペーサーを積み重ねた見た目はかなり微妙で、82°/110mmのステムに変更。ステムに角度が付いてハンドルが高くなった分、コラムスペーサーを少し抜けて見た目のサイズ感も良くなりました。