古今輪風@自転車ふぁん

わからない事だらけのレストア&メンテナンス備忘録

ブレーキシューを交換

2014-03-09 08:01:52 | レストア&オールドパーツ

磨いてあったDIA-COMPE N500キャリパーブレーキのブレーキシューを交換しました。

純正品と思われるDIA-COMPEのブレーキシューは硬化やひび割れなどの著しい劣化は無く使えそう。それでも似た感じのDIA-COMPEの赤いシューからJAG WIRE(ジャグワイヤー)のシューへ交換したランドナーは結果的にブレーキの効きが良くなって、リムが汚れる事もなくなった事から現行品へ変える事に。

交換したのはALLIGATOR(アリゲーター)のカートリッジタイプ ブレーキシューセット。実は勘違いをしていて、ランドナーで使ったJAG WIREのブレーキシューがシルバーの見た目・効き・シマノ製シューとの互換性などから好印象だったので、JAG WIRE製と思い込んで随分前に購入していたもの。いざ使おうと思ったらJAG WIREとは何処にも書いてません。アレ?って感じでしたが、見た目は希望通りのシルバーでシマノのブレーキシューも使えそうなので、まあ良しとします。っていうか、左右を示す「L・R」や進行方向を示す「FRONT→」のプリントなんかJAG WIRE製とそっくりで、姉妹品か何かか、台湾での製造元が一緒かって感じ。

写真(上)はブレーキシューを舟から外した状態。購入したALLIGATORのブレーキセットは現行のSHIMANO及びTEKTROのロードキャリパーブレーキ用で、DIA-COMPE N500には固定用ボルトが少し長い様です。このまま付けるとブレーキシューを裏側から押してしまい、ブレーキシューの中心が反り返ってしまいます。ALLIGATORのブレーキセットに付属するワッシャーの他、元のDIA-COMPEについていたワッシャーを足してみましたが、あと1mm位長い。1mmのワッシャーを更に足せば解決ですが、さすがに3枚重ねると見た目がイマイチで、固定用ボルトの先端を少し削ることにしました。

ネジ山を潰さないようにゴムシートを噛ませてラジオペンチで挟み、ダイヤモンドヤスリを使って地道に手作業で削りました。写真(上)の左が削る前で、右が削った後。約1mmちょい短くなってます。

ブレーキシューを外した舟の裏側からもボルトの出っ張りが見えなくなりました。

方法が決まって、4本共(前後左右分)作業を実施。

 

舟の裏側はこんな感じ。

ブレーキシューを舟に収めてから表側のアレーンキー(上の写真で右側の小さな六角)でブレーキシューを固定。キャリパーブレーキと舟の取り付けはブレーキセットに付属のワッシャーとDIA-COMPEについていたワッシャーの計2枚を使用。その上でボルトも1mmちょい削っています。

完成。効きは悪くはなっていないと思いますし、何より見た目がとてもスマートになって良くなりました。



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