入手したのが2013年の暮れで、レストア開始は2014年に入ってから。途中で飽きてしまい中断しながらでしたので、完成まで随分かかりました(._.)
旧車のレストアは楽しい。部品磨きや組み立ては勿論ですが、古いパーツを知って、使ってみて、当時を感じる事が出来ます。動かなかったモノが動き出し、ガシガシ走らないけど意外と走ったりすると妙に嬉しい。ホリゾンタルフレームやシルバー色のパーツ類はグレードに関係無くそれぞれに良い雰囲気が有って、出先で写真を撮りたいと思うことが増えます。
乗る、整備する、眺める、部品を替えたりポジションを変えたり、乗り方や使い方を変えたりといった終わり無き妄想は新旧変わらず…。
自分のバイクにするための作業ですが、それまでの経歴を消す寂しさとこれからの期待が入り交じった、なんとも言えない気分でしたね。
完成して乗り出すときには、船宜しく進水式を執り行いそうにw
バイクのレストアは詳しくありませんが、自転車よりも大変そうなイメージがあります。古いものに手を入れるときの想いは人それぞれかもしれませんが、「時代、思い出、思い入れ」を感じる事が出来るというのには共感出来ます。
私は自分勝手なので、「自分好みにどーしようあーしよう」なんて想いが優先しがちですが(汗;
完成して乗り出す時の気分もバイクの方が「火」が入る分盛り上がるかもしれません。昔々、友人と初めて手に入れた50ccのトライアルバイクを動かして、川原で乗り出したのを思い出しました(笑)
大人になってもそういう事を感じる事が出来るのは素晴らしいですね。ある意味とても贅沢な時間に思います。