もう数世代前の古いホイールになりましたが、NEWホイール検討を機にクローズアップ。
シンプルな梨地のブラックカラーに控えめなロゴ、質感の高いシルバーのハブ。地味だなんだと言われるシマノ最高グレードですが今見る7801-SLは機能美に溢れていて、品の良いシルバーのハブとスポークはクロモリロードにも合いそう。
異端とされる7801のハブ。このハブだけがカンパハブの構造に酷似しているんだとか。フリー側ラジアル組については賛否があるようですが私には全く(汗)
リムはレアメタルを混ぜて強度を上げたアルミ(スカンジウム)製。
フロント16H。
フロントハブ。
リア20H。
リアハブ。フリーボディーはアルミ製で10s専用。
前輪は675gと読みました。カタログ値(平均重量)は650gなので、プラス25g。
後輪は885gと読みました。カタログ値(平均重量)は870gなので、プラス15g。 重量は前後で1560g。
簡単に個人的な印象を…。
良いホイールです。ハブの回転は流石にDURA-ACEと言えるモノで、その回転の良さは私でも十分に分る程。重量は最近の軽量級とは比較できませんが決して重い部類では無く、体重70kgの私がグッと力を込めるとさすがに少々しなる感じはするものの、だから駄目って程では無い。剛性不足と感じる一面は「しなやかさ」とも受け取れ、乗り心地や身体へのダメージ軽減に寄与している印象の方が大きいです。
紆余曲折のNewホイールについてはWH-9000-c24-CLで落ち着きそうで、結果的に性格が被りそうなホイールとなりそうです。