生きる喜びを探す行動

①人生慌てるとロクなことがない
②遊ぶこと、楽しいことなら何でもやる。

ボランティア

2015年07月27日 19時12分58秒 | 悩み
この夏の季節で行われる“夏祭り”である
そのほとんどの人は、ボランティアであると推測する
そして、ほとんどの人が“嫌々”である
中には、奇特な人がいて、そんな人は小言を言わず、黙々と事業をこなす

ボランティア活動は一般的に、自発性、無償性である

私の地域はコミュニティ事業が活発であるが、それに託(かこつ)けて、労働力としてのボランティアが役所から強要される
無償ボランティアは、組織から強い拘束を受けず、また自発性に基づく行動である為、組織が強制してボランティアを動かすことは難しいが、無償ボランティア活動に参加する者は、通常、職場や家庭などで緊急の用件が発生した際はそちらを優先する

ボランティアには「素人集団」というステレオタイプもあるが、災害等が発生した場合は消防団や医師等をはじめ、公務員等各分野の専門家がそれぞれの高度な技能を生かしてボランティア活動を行うこともある
こうした専門家によるボランティア活動をプロフェッショナル・ボランティア(プロボラ)と呼ぶ

そういえば、災害などが起こった時に自身をボランティアと称して被災地に入り窃盗を行い、被災者などから金品を得た上で救援活動を行う偽ボランティアと呼ばれる者もいるのも現実である
災害発生時には、駅前での募金活動する偽ボランティアもいる

日本では古くより五人組・町内会・自治会・消防団などによって強固に結びついた相互扶助の慣習があったため、外からのボランティアを広く呼びかけ受け入れる仕組みや必要性は少なかった
また、地域では民生委員など無給で社会奉仕活動を行う制度が以前から構築されてきた
財政の悪化から行政コストの一層の低減が叫ばれ、一方では都市化・核家族化による人口の隔たり・流動化が起きているため、有事の対応が迅速かつ的確に行える仕組みを維持することが困難になってきた

日本のボランティア活動は、“救援はお金しか出さない”一部の国とは違い、日本はお金ではなく人的活動をしたと評価されたし、昨今のTV報道ではたくさんの人が“NGO”災害援助活動をしているし、私の知人でも2名の方がいる


昭和51年に目比川が氾濫し、一番ありがたいと思ったのは“自衛隊の人たち”だったが、この人たちは“ボラ活動”とはいえない
しかし、その勇士をみると“感謝”を惜しまない
自衛隊員にしてみれば“人から感謝されることを楽しみにやってきただけ”かも

最後に、ボランティア活動は“普段の感謝”をお返しする機会であり、“嫌々”でするものでない