『埋門』なのですが、お城マニアの人なら詳しそうです。
日本中のお城にはほとんど必ずある、主に通用口のような用途に使う門で、おそらく不浄
のものを城内から搬出したり、またはその係りの人の出入口で、「ハレ」に対して「褻」
(ケ)のような役割の門で、本来は石垣の一部のように見えて目立たないような作りになっ
ているはずだと思うんですけど、、、。(何かの時には『埋めやすい』らしい、、、。)
大分県竹田市の岡城の『埋門』のYouTubeです。
中には立派な目立つのもあるんです。
愛媛の松山城の『埋門』
信州松本城の『埋門』。堀に架かっている橋も『埋め橋』と言うみたいです、、、。
この門と橋かな?
伝馬町牢屋敷なんですけど、元は区立の小学校だったらしい中央区立十思保育園の建物の
中にジヲラマだか模型が展示されているみたいです。
たしかに『埋門』らしき門が2つ見えるんですけど、両方ともずいぶん縦長で、上部の
「櫓(やぐら)」のような部分が、やたらに大きいのです。万が一の時に、上から「堰板」
(せきいた)のようなものが落ちてくるような工夫でもしてあったのでしょうか、、、?
それとも本当は松山城の『埋門』みたいに窓があって、弓矢でも放てたのか、、、?
(だとしても誰がどこから上に登って操作したり矢を放ったりしたんでしょうか、、、?)
伝馬町牢屋敷と市ヶ谷監獄 その3 につづく