その、「晩對樓」です。
これは、素晴らしい建築です、、、。
まず、スケールの小さいところが良い。 「スケール」は、この場合、建物の大きい、
小さいではなく、建物の床の高さの絶対寸法や、各部の寸法の比例関係と考えて下さい。
桁の高さも、軒先の低さもちょうど良いですし、屋根の棟の「反り」も美しい、、、。
柱や梁は自然木をそのまま利用していますし、地形の高低差を無理に平らにしたりせず、
そのまま生かしているのも、非常に理に適っていると思います、、、。
配置図と敷地の断面を並べてみます。(配置図は90℃回転させてあります。)
・
「晩對楼」の床の高さは、上の敷地から階段で5段くらい高いだけです、、、。
韓国・朝鮮の遺構として残っている民家にも、敷地に高低差があっても、その高低差を
そのまま上手に生かした民家が幾つもあります。
(ここ最近までの日本では、特に新たに造成された分譲地などで、「商品としての土地」
に無理にでもしたいのか、「盛り土」までして、見た目は平らな土地にしてしまっている
例が多いようです、、、。もとの地山は斜めのままです、、。例外は、関西の「目神山」
くらいでしょうか、、、。)
以下、屏山書院 その3 につづきます。
これは、素晴らしい建築です、、、。
まず、スケールの小さいところが良い。 「スケール」は、この場合、建物の大きい、
小さいではなく、建物の床の高さの絶対寸法や、各部の寸法の比例関係と考えて下さい。
桁の高さも、軒先の低さもちょうど良いですし、屋根の棟の「反り」も美しい、、、。
柱や梁は自然木をそのまま利用していますし、地形の高低差を無理に平らにしたりせず、
そのまま生かしているのも、非常に理に適っていると思います、、、。
配置図と敷地の断面を並べてみます。(配置図は90℃回転させてあります。)
・
「晩對楼」の床の高さは、上の敷地から階段で5段くらい高いだけです、、、。
韓国・朝鮮の遺構として残っている民家にも、敷地に高低差があっても、その高低差を
そのまま上手に生かした民家が幾つもあります。
(ここ最近までの日本では、特に新たに造成された分譲地などで、「商品としての土地」
に無理にでもしたいのか、「盛り土」までして、見た目は平らな土地にしてしまっている
例が多いようです、、、。もとの地山は斜めのままです、、。例外は、関西の「目神山」
くらいでしょうか、、、。)
以下、屏山書院 その3 につづきます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます