北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

屏山書院 その3 

2015-05-14 11:05:52 | 日記
「晩對樓」の床下です。





ここを潜っていくのですが、自然木の柱はかなり曲がっていますが、そのまま使っていま

す。床下の高さも、ちょうど良いです。


その上です。



梁は日本の民家で言うところの松の「牛梁」?でしょうか、、、? 韓国・朝鮮の大工さん

の技術も素晴らしいです、、、。 床板の張り方は、例の朝鮮式?



向かいの山が「屏山」





日本では、福島県喜多方市の郊外に、熊野神社「長床(ながとこ)」と呼ばれている、神社

の拝殿があります。









銀杏の綺麗な季節に見たことはありませんが、お隣の国同士でずいぶん違います、、、。



「屏山書院」には、以前は関釜フェリーに乗って、見に行きたいと思っていましたが、、

、、。

(日本と韓国の間は、短期間なら、パスポートが要るのやら、要らないのやら、、、?)




 以下、屏山書院 その4 につづきます。








追記  すいません、『向かいの山が「屏山」』ではなくて、背中に背負っている山が

    「屏山」と思います。安東の街の西で川が大きく蛇行していて、三方を川で囲

    まれた割と独立した山があって、それが「屏山」と思います。





追記の追記


    この地図のような絵で

    


    右上の赤丸の中に「安東」とあって、その左下、画面やや中央寄りに川が蛇行し

    ていて、『回河』の旧字のような書き込みの上に『山屏』とありますから、こ

    の山が『屏山』で、たぶん間違いないと思います。川の名前は『花川』。





    


    
    2kmくらい西に、『伝統的建築群保存地区』みたいな『回河(「回」の左に

   「さんずい」)』と言う村があります。



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