北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

PREVI  (Proyecto Experimental de Vivienda)   その6

2018-01-20 20:15:41 | 日記



こちらは、1929年、ル・コルビジェ大先生による『ペサックの集合住宅』

 Cité Frugès (Pessac)  フランスは大西洋側ボルドー近郊のはず、、、。







フランスの人って、相互通行の道路の両側の同じ方向に駐車するんですね、、、。








元は、こんな感じの線路沿いの、製糖会社の社員住宅か何か、だったと思うのですが








動画の車載カメラの運転手さんは、線路沿いの奥の、行き止まり(クル・ド・サック)の、

シリンダー状のヴォールト屋根が架かっている住棟の部分には入っていません。手前で

右折しちゃっています。






この動画に写っていない、シリンダー状のヴォールト屋根が架かっている住棟が、なか

なかの建物だったのですが、、、









でも、1970年代ぐらいの頃は、このシリンダー状のヴォールト屋根の下も、何だか適当に

囲われて、何かの部屋にされてしまっていたような気がするんですけど、、、。





もともとは、こんな感じの近代建築だったのが、、、







住人の人達が、『こんな四角いだけの家なんてイヤだっ!』てんで、三角の屋根は架ける

わ、ペンキは塗るわ、『連続水平窓なんて要らない』で壁にしてしまうわ、増築はするわ

で、長いあいだ凄い事になっていたはずなんですけど、(探したけれど、なかなか当時の

写真が見つからない、、、。)『世界遺産』になるからなのか、なったからなのか、この

一軒を除いて、、、









ペンキの色は判りませんけど、随分と元の状態に戻って、綺麗になってしまったみたいな

んです、、、。(上の写真の家だけは、シッチャカメッチャカな時代を記念して、そのま

ま残しておいたのかな、、、?)






PREVI の方は、どうなっちゃうんでしょうかね、、、?






                               おしまい







追記   屋根を載せられてしまった時の写真を1枚だけ見つけました。


     




追記の追記  もう1つ。現状でしょうか、、、?


      ・



       こんなの、あったかな、、、?


      ・





追記その3   






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