北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

Guglielmo da Volpiano ( ヴォルピアーノの聖ウィリアム ) その10

2022-01-09 19:01:20 | 日記

 

5′30″ 頃から、Xavier Bailly さん( Administrator of the Mont Saint-Michel Abbey )

という、 渡部篤郎 さんをフランス人にして、ダリみたいな金髪の髭をつけた男性が

  N.D. Sous-Terre  のドアの鍵を開けて、中を案内してくれています、、、。 

(この動画はチョッと長いですけど、石材やレンガからコア抜きしたサンプルから、

年代測定法で、とくに Notre-Dame Sous-Terre の周辺の建築年代や建築過程を推測

して、凄いです! )

 

 

 

この、階段を降りて来て、すぐ左のドアが、どこなのかが判らない、、、。

 

 

 

 

もう一度 Notre-Dame Sous-Terre の平面図

 

                 北

                 南 

 

もしかしたら、この建物の基礎を地下室にしたような、 N.D. Sous-Terre の壁(上部構造の基礎)は3列な

ので、 N.D. Sous-Terre の上は、本格的な 4列の基礎列が必要な、 側廊ー身廊ー側廊 の『バジリカ形式

の聖堂は断念して、身廊と側廊を 3スパン 短くして、上の聖堂を建てたのかも知れません、、、。

( でも、モン=サン=ミシェル を遠くから見た遠景のシルエットは、却って格好良くなったのかも!)

 

 

 

Notre-Dame Sous-Terre の東面 ( 上の図では右、右の窓の光は、どこから差しているのかな ? )

 

 

壁窟( へきがん ? )の上の ロフト のようなところの、左奥の木製ドアは、階段の入り口のはずなんです

けど、どこに通じているのかは、判らない、、、。

 

 

その左の、やはり東側の壁面

 

 

 

その手前に、木製の お祈りの席 pew が、何列か並んでいるところ

 

 

 

 

東面、向かって右側の壁窟の詳細

 

 

 

 

この 、N.D. Sous-Terre 『 聖母マリアの地下室 』または『 聖母マリアの地下礼拝室( ? ) 』ならば 962

年 生まれの  Guglielmo da Volpiano ( ヴォルピアーノの聖ウィリアム )  さんが、携わっていた可能性

もありそうですし、1000年前後の N.D. Sous-Terre 中を、Xavier Bailly さんのように、歩いていたのかも知

れません。

 

 

 

            Guglielmo da Volpiano ( ヴォルピアーノの聖ウィリアム ) その11につづく

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