goo blog サービス終了のお知らせ 

Kennyのブログあれこれ

写真付きで日記や趣味を書くあれこれ

マイコプラズマ

2011-12-06 06:25:57 | 日記
12月6日(火曜日) 晴れ

孫が熱を出して病院で診察を受けインフルエンザではなかったが
熱が下がらずに、休んでいる。
 もっともインフルエンザの予防注射は済んでいるらしいが・!

今、マイコプラズマが流行中なので、医者から様子を見て行きましょう。
と言われてきたと・・・ママが言っていた。

名前は随分と前から知っているが・・・
そういえば天皇陛下も先日この病気だったと報道されていた・・・

詳細は知らない・・・・ので
最近、新聞記事も扱いが大変多くなってきたので調べてみた。
***************************************************************

マイコプラズマ肺炎はウイルスと細菌の中間に位置する
病原体であるマイコプラズマ・ニューモニエの感染でおこる肺炎
次のような特徴を持つ。

[1]:流行はほぼ4年ごとの周期性を示し、
    6~7カ月にわたり遷延する

   (最近この周期性にかげりがみられてきている)。

[2]:小児・若年成人が中心で、1才以下には比較的少ない。
   熱発で発症し長引く、しつこい乾いた咳が特徴である。
   咳は早朝、夜間就寝時に増強する。

[3]:胸部レントゲン写真は特徴的ではなく、間質性肺炎(気管支肺炎)と大葉性肺炎との混合   したパターンを示す。


{4]:職場内・家族内感染の傾向が強い

[5]:経過は一般に良好で、必ずしも入院加療は必要ではないが、
   合併症のある時には入院治療が必要である。

[6]:肺炎マイコプラズマは心筋炎・心外膜炎、中耳炎、鼓膜炎、多形紅斑(かなり多い)、
    ステーブン・ジョンソン症候群、髄膜炎、脳炎、多発神経炎(ギラン・バレー症候)
    寒冷凝集素症、血小板減少症など多彩な病変を起こすこともある。
********************************************

治療:

 肺炎マイコプラズマは直径125~153nm 程度でウィルス程度の小さな病原体だが、
 ウィルスと異なり増殖に生きた細胞を必要とせず(偏性細胞外寄生菌)

 一部の抗生物質が有効なことから、細菌に分類される。
 しかし、
 細菌の特徴である細胞壁を持っていない。細菌感染症治療の第一選択として使われる
 βーラクタム系の抗生物質(ペニシリン系、セフェム系など)は細菌の
 細胞壁を障害して菌を殺す作用を持つが、細胞壁を持たないマイコプラズマには無効である。 有効なのは蛋白合成阻害剤のマクロライド系抗生剤やテトラサイクリン系抗生物質、
 ニューキノロン系抗生物質である。


 近年、細菌性肺炎が激減した中で肺炎全体に占めるマイコプラズマ肺炎の比率は高まっている。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

本日は11時から告別式なので、9時には出かける。