Kennyのブログあれこれ

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森繁久彌氏の本

2011-12-27 17:18:32 | 日記
12月27日 (火曜日) 晴れ 

森繁久彌氏の1999年6月発行の本

”品格と色気と哀愁と”を読んだ。
多くの著名な人達との交わりを書いたもの。

思えば遠し勝新太郎から始まって
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200ケ国以上旅した奥さんがH2年に旅だった事や
執筆中に長男の泉さんを58歳で亡くした事などが書かれている。

かなり、本音で書かれている?・・ので面白く読める。
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奥さんにあてた詩が載っている

妻を送る

思いわび
夢と思えぬ秋の暮れに
この悲しみは何ならむ
空の蒼さにホロホロと
目頭拭い妻を送る

恥多き男の悲哀ぞ
世に生まれ 生きてこしこと
すでにして苦しみと知る
言うなかれ君よ別れを
世の常を

ズーっとつづく・・・・・
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なんでも出来る人だったんだ・・・ねえ~!
でも悲しいことも、多くあったんだ。
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表紙、裏に著者が筆字で書いた
曹操の言葉が載っていた。


老驥(ろうき)櫪(れき)に伏すとも志(こころざし)千里に在(あ)り


曹操「碣石篇」
駿馬は年老いて馬屋の櫪(横木)につながれても、
なお千里を走ることを思う。

英雄は年老いても
なお遠大な志を失わない。


老驥千里を思う。
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この様な人だったんだ!