3月後半から15°を超える陽気となり、自転車で梅・杏・桜を追い求め野山をかけまわっていたが、このキチガイ寒気の来襲により一気にお花見気分が吹き飛んだ。
最近は一日で気温差20°とか、天候の極端な変異をもって季節の変わり目を覚えるようになり、モデラートな四季の移ろいが思い出せない。
だいたい、例年のサイクリング初めは4月半ばである。すでに今年は例年の走行距離合計の25~40%近くを走っており、気温が20°を超えとなるとタイツ履きでは暑くて坂が登れない。山間部の激坂登坂中にバキュームカーに追い越されるのもこたえる。
今年の花見のピークは5日くらい早かった。
・梅:平地=4月3日。山間部は一週間~10日遅れ。梅が一番見ごろが長い。
・森の杏=4月7日、見ごろはピーク前後の一週間。
・桜は種類によりけり、山間部は平地の一週間~10日遅れ。
先週は長野の古桜、神代桜と塩生の巡礼桜が5分の開花であったが、樹齢700年とも言われる塩生の巡礼桜の花びらの勢いのなさは痛ましい。大正時代は4月29日辺りが開花時期だったというから、今は2週間は早まっている。「今頃咲けと言われてもこれだけだ」と聞こえた。
先週末、裾花川左岸の入山地区では梅が全盛を迎えていた。これからは御射山神社の古桜などみどころはまだある。
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