2月15日はお釈迦様がお亡くなりになった日です。灌仏会(花まつり)、成道会(お悟りの日)、涅槃会(亡くなられた日)の三大仏忌の一つでそのお徳を偲んでみんなでお参りをしました。
お釈迦様は教えの旅の途中に病気になり、沙羅双樹の下で亡くなりました。80歳でした。
お釈迦様は最後に「自分は死んでも教えはみんなの心の中に生きている」と言われ「世の中は常に移り変わっていく、一日一日を大切に過ごしなさい」と諭されました。
園児たちは本堂にある涅槃図の掛け図の前でお参りをした後、 人間や鬼の他に沢山の動物や虫までも悲しんでいるのに興味を示しました。
お釈迦様は動物にも優しくて、たった一つしかない命を大切にするように教えて下さいました。
子ども達には、あたりまえの事にも感謝して誰とでも仲良く元気に過ごすこと、好き嫌いをしないように、意地悪をしないように、うそをつかないように、人の嫌がることをしないように等、解りやすい言葉でお話しました。
園児たちの真剣で真っすぐな気持ちを感じると共に、大きくなっても、手を合わせて仏様にお参りしたことを忘れないで時々思い出して下さいね、と心の中で願いました。