今日幼稚園内で年中組の親子に集まってもらい、園歯科医の指導の下に歯磨き研修会を行いました。最初に先生から先日行った歯科健診の結果について説明がありました。当園では集団生活の中で効果的といわれるフッ化物洗口をずっと続けており、その説明もされました。参加された保護者からの質問等を交えて、大切なことは歯磨きも大事だけれど毎日の食生活や規則正しい生活リズムを整えることです、とお話されました。 その後園児と一緒になって正しい歯磨きが出来ているのか染め出し液を使って実施しました。鏡で確認しながら磨き残しの部分を丁寧に磨きます。子ども達が自分で磨くことが出来るようにすること、また親として仕上げ磨きをすることも虫歯を防ぐ大切な方法の一つです、と話されました。年中組さんは秋には新しくフッ化物洗口を始めます。80歳になっても20本の健康な歯が残っているように頑張って取り組みましょうね。
年長組さんは月に2回、造形の時間があります。色々な素材に触れて感性が豊かになってほしい、コツコツと創り上げる喜びを感じて欲しい、友達と協力して遊びを発展させて欲しい、などと大人は考えてしまいます。子ども達は楽しいと思えばどんどん発展させていくことが出来ます。砂場遊びがそうです。今日は、身近にある個人用の粘土を使って最初は丸い形のものを作りました。次に角のある四角、とがった三角を作りました。 最後は線路を作り、友達と合わせてどんどん伸ばしていきました。これが楽しくて様々な発想が生まれていきました。男の子も女の子も、友達と共有しあって時間のたつのも忘れてどこまでも繋いでいきました。秋には陶芸にも挑戦する年長さん達です。粘土の感触も様々ですね。
少し早い「七夕まつり」をしました。梅雨の谷間でこの日のみお天気でしたがとても暑い日になりました。幼稚園では学年毎に分かれて、これまでの園生活の中で培ってきた保育内容を発表しました。年少さんは初めてステージに立ち、みんなで歌を歌ったり手遊びをしました。年中さんは少し難しい曲をきれいな声で歌い、男の子と女の子に分かれて手話ソングを披露しました。また手造り楽器(カスタネット・マラカス・タンブリン)を使ったリズム遊びをしました。年少さんも年中さんも「うさぴょん音頭」を元気よく踊りました。午後からは年長さんです。英語の時間に覚えた単語を体で表現したり歌を英語で歌いました。またよく知られた「大きなかぶ」と「3匹のこぶた」をそれぞれのチームに分かれて英語劇をしました。最後は燃えるような情熱で「火祭りだ!」を鳴子を持って勇ましく踊りました。 どの学年もお父さんやお母さんに観てもらうのを楽しみにして元気いっぱい、しかもとても短い期間でしたが集中して練習し、みんな輝いて発表出来ました。先生達も職員劇「たなばた」を熱演し、たなばたさまのいわれを子ども達に解りやすく伝えました。保護者の皆様にも短冊書きを、役員の皆様にも笹につけるご協力をして頂きまして有難うございました。みんなで作り上げた笑顔溢れる発表会になりましたこと、心より感謝申し上げます。
PTA役員さんの研修が年に2回あり、今日は春の研修として浄土宗総本山知恩院の参拝をしてきました。この参拝は3年に一度行うことになっており今年は正にその年でした。朝早く出発し、知恩院に到着してから約2時間弱の滞在時間でした。荘厳な三門(国宝)のずっしりとした構えに感動し、急な男坂またはゆるやかな女坂を通って御影堂(現在修理中)へ行きました。そして新玄関入口から履き物を脱いで中に入り、最初にご門主猊下にお会いしてお十念を頂きました。そして保護者の皆様へ「皆さまのお子様は仏様からの大切な預かりもの、と思ってお育て下さい」とお話されました。その後本堂でお勤めをして頂き一人ひとりお焼香をしました。最後に急な階段を40段上って三門の特別拝観をしました。文化財保護の為アクリル板越しの拝観でしたが、そこから見える京都全体の見事な景色に圧倒されました。 お昼を頂いて1時30分にはバスに乗って幼稚園へ戻ってきました。時間が決まっているので慌ただしくなりましたが、念佛の教えを広められた法然上人のみ教えに触れることが出来、貴重な時間を過ごすことが出来ました。予定通り帰ってくることが出来ましたのも役員の皆様のご協力のお蔭と感謝申し上げます。