けろあき's blog

 
日常を綴りたいのですが全てを綴るわけにもいかず…

鷭のつけ焼き

2021年01月19日 | 狩人への道

 鷭を獲った。狩人になって2羽目です。

見かけたことも数度しかありません。
 コガモと一緒に居たところを20メートルぐらいで。
 申し訳ない。

 
 鷭は江戸時代に「三鳥二魚」と呼ばれた五大珍味のうちのひとつ。
三鳥は、鶴、雲雀、鷭でとても珍重されたとのこと。
どう戴くか。
 「鬼平犯科帳」の中で長谷川平蔵が張込中?の子分に差し入れするアレです。(あってるのか)
そう、「鷭のつけ焼き」です。どんな料理なのか。想像でしかない味を再現してみましょう。
 小さいのに毛むしりが大変でした。
黒い綿ぼこりのような羽毛がいつまでも取れない。黒いだけに目立つ。
必死で取って、30分以上かかりました。
 醤油、みりん、酒、三温糖で作ったタレにつけます。
味をみたいので、つけ時間は短かめに。そして、焼く。
 どこからか結構な脂がでます。薄皮だけなのに。

 
できました。
 なんともいえない甘い脂が。お肉は汁気が多くて柔らかい。何にも例えられない香り、川の匂いというか。歩く鳥なので脚の筋は硬いです。レバーだけはやたらと苦かった。
ごちそうさまです。恵みに感謝です。
もうよほどのことが無いと獲れないでしょう。
 しかし、江戸時代はどうやって獲っていたのだろうか?
コメント (2)
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