狩猟免許 網/わな受験してきました。これは反省の記録です。
今回サマーシーズン真っ盛りのため時間無く、事前講習会を受けず飛び込みで受けることになったんですが やーっぱりサプライズありました。大失敗でしたね。
全体で50人弱くらいの受験者でした。 知識試験は問題なし。20問を6分で終了。
昔他所で受けた試験では、区分ごとに問題を選んで回答するように指示されたりしていましたが 今回は問題も解答用紙も受験者に合わせて個別に名前入りで印刷までされたものが用意されていました。
知識試験は受験者全員が合格して午後の試験へと進みました。
鳥獣判別はパワーポイントをプロジェクター表示させたものでした。 網で16問、わなで16問別々でした。 さすがに網の方は小鳥系のほぼ全てが出題されましたね。 いたちの図には親切に10cm尺がついており大きさが解りやすくされていました。 こちらも問題なし。
さて、問題は技能試験猟具判別と架設実技でした。 網とわなを続けて独りで受けたんですが実物を見たことが無かったのはマズかったです。 ネットで動画は見てたんですけどね。
・いたち筒のワイヤーが針金に変えてあってストッパーが無い奴、
・桟のついた箱落とし
・でっかいプラスチックでよれよれのとらばさみ?みたいなのはでかいくくりわなという判断をしました。 これにワイヤーはついてなかったと思います。踏み板と枠だけだったかと。
くくりわなは締付け防止ストッパーあったと思うんですがよく覚えてないです。 もっとじっくりと見て時間かけて判断すればよかったかも。 これらは「触っても良いです」と言われてました。
わな架設は中型のはこわなの架設でした。扉が完全に上まで開かないみたいなんでいつまでもガチャガチャやってたら 「ガタはいいから」と言われました。「ガタあるんかい」と心の中で思わずつっこみましたね。
網は昭和の店頭在庫品と思しき超レトロな袋入りの未使用品。
・張り網のひとつには袋に入ったまま「カモ 張りっぱなし」と書いた紙が貼ってある。
・かすみあみも袋入りの新品で丁寧にかすみ網と書いた製品の紙が入ってました。
・ レトロな「とりもちの缶」小学校の頃買ったことがあるなぁ。
網の架設には参りました。
まず床に広げられた大きな板(茶色に塗ってある)キャスターとか付いてて、 ん?何?
「網はそれ」と壁に立てかけてある角材の枠に張られた網を示されました。
短い棒が3本。この棒が入る大きさの穴が3ヵ所あったので大きな板が地面だということが理解できました。それで棒が杭だと判る。 構成を理解するまで結構時間かかったと思います。これらを組み立てることで網が組めるはずなんですが上手くいかない。 網の足とボルトの向きを間違うだけで組めないんですね。
やり直し。 何とか形にするもそこに置いてある
カモのデコイ2羽
一掴みの藁の束???
藁を手にして思わず「こ、これは…」 「使ってください」と言われる。
もー解りません。おとり? 網の横にカモと藁束をそのまま置いて 「架設完了しました。」
できたものはこんな感じのもの
「では作動させて下さい」との指示で 手綱を引いたら勢い良く網が床から外れた。
あーあ、まるでコントのようでしたね。
とにかく、完成形を推理して組み立てろというのは無理がありますね。正解も判らないままですし。
がっかりして帰りに近くにカルガモ見に行き心を静める。
そこで気付きましたが肝心の標識の設置を忘れていることを。っていうかその辺に無かったので多分言わないとだめでしたね。あーこれは落ちたな。
試験中は軽いパニック状態でしたから。
要は「事前講習会には必ず出るべし」ってことですね。勉強させていただきましたっ。