気が向いたままに

木工〜樹脂加工、金属などなど・・・なんでも自作します。

マシンハヤブサ製作記(その54)

2019-02-12 | マシンハヤブサ
週末の作業です。
僕の会社は日曜日と月曜日が休みでした。
世間では3連休とか・・・・うらやまし〜ですね〜

さて、最後のエンジンのV5です。

V4を作ってるときからPCでアレコレと考えておりました。



V5の特徴である「ロケットを覆う板」をどんな形にするかがキモだと思ってます。
5つのロケットは最初のエンジンを作ったときに複製してたので
もう何ヶ月も机の上に転がっていました。やっと出番です。

プラモの箱絵は



こんな感じです。天面の板の「穴」
ここの丸い穴がとても古い感じがしたので形を変えました。

プラモを組んだのが(ネットからのパクリです)



板がすごくブ厚いですね〜

CADで作っておられる方の解釈は・・・・・



これはいいアイディアですね!上半分が青いです。

アニメでは



後ろが閉じてますね〜

とか、考えて描いたのが最初の画像であります。

まずは横の板からです。描いた図面を机に貼り付けて、部品を切り出しました。



一枚まるっと切って、穴を開けるのをヤメました。
安定して同じ大きさの穴を切る自信がなかったんです。



で、チマチマと貼っていきまして・・・・



こうなります。

接合面の処理とかは必要ですが、穴の形を揃えるのは楽チンです。
羽が入るスリっトも同時に作ってます。
しっかりと接着すれば、パテを使うことなく隙間を消せます。



問題はここから・・・・・
この四角い穴に角アールをつけたいワケです。

まずは荒〜い治具を作りました。



木の端切れにボールペンの軸をネジで固定しただけですww



軸に穴のコーナーがコツンと当たるように配置してマステで固定。



瞬間接着剤にタルクを少し混ぜて粘度を上げてます。
ネットではベビーパウダーなんかを混ぜる方もいらっしゃいます。



コーナーにチョンって感じで盛りまして
(裏面にも盛ってます)



硬化後、パコっと外します。
ボールペンの軸の材質はPPですので簡単に外すことができます。
軸にはメソレータムや、潤滑油(556)なんかを噴いておくとイイですよ。



表面をフラットになるようにゴシゴシ削ると、角アールができるって作戦です。

僕はこれを「コツンと当ててチョンって盛ってパコっと外してゴシゴシする工法」と名付けようと思います。

全てにアールを付けてサフを噴くと




続いて、天面です。



これも「コツンと当ててチョンって盛ってパコっと外してゴシゴシする工法」でアールを付けました。




とりあえずですが、板ができました。

「コツンと当ててチョンって盛ってパコっと外してゴシゴシする工法」はイイ感じで安定してアールが付けれますが
瞬間接着剤の硬化促進スプレーがあると作業が格段に早いです。





仮に組んでみて様子見です。
V5は思ってたよりもコンパクトにできそうです。


つづく