色々お散歩

ヨーロッパ好き乙女趣味な 旅写真・日常ブログです

フランス ルーヴル美術館1

2014年08月26日 20時46分29秒 | 海外旅行・フランス
パリ2日目

パリ滞在は2日間にしてルーヴル美術館3回目と言う奇妙な回数。

一度目はパリ初日のツアーで
ザッとミロのヴィーナス、サモトラケのニケ、瀕死の奴隷などの彫刻

宗教画
小鳥に説教する聖フランシスが隅に描かれた絵も見た

ナポレオンの戴冠、モナリザと言ったあの辺の超有絵画(あの辺って!行ってない人はわからないだろ

それらツアー中、ささっと離れて爆撃の中をくぐり抜け進む戦場のカメラマンの如く動きで走り回り
ガイド中に離脱しながら周囲の好きな絵画を見、撮りに走り回った。

もうノルマンディー上陸作戦に参加した兵士の気分でフランスを走り抜けくぐり抜け…それは戦場…

ツアー後、一人でルーヴル美術館に2度目訪れ
ツアーでは行かなかったシュリー翼の二階(日本的に3階)をぐるぐるして
好きな絵画や、まさかの出会えた絵画に感銘し、写真もバッチリ、ウキウキしながら帰りデータ消滅という悲劇が起きる。

そんなわけで最終日ヴェルサイユ宮殿観光後、パリに戻るとルーヴル直行!

この日は夜の空港でマカロンとジュースを買って飲んだ以外はアイスのみとなった。

そんなわけで優雅にルーヴル美術館へ。

ではなく
怒涛の!執念の!ルーヴル美術館侵略編と言ったのが正しいタイトル。

ではルーヴル美術館を攻めて見る。

前日二回にわけたドゥノン翼とシュリー翼
それを一度に回るのだ。

どこでツアー解散したやらよく分からないが何も考えずにすたすた歩き
すぐに美術館へ到着。列は前日よりずっと短い。
昨日も列の長さの割にあまり並んだ気がしなかった。
どのくらいか計ってみると約20分で入れた。
また自動券売機へ行く。日本語を選択すると
上に美術館鑑賞 下にガイドイヤホンみたいな表示が出てくる。
下だとガイドイヤホンが借りられるのだろうが とりあえずいらない。
むしろ自分がガイドしてやるわ!的な・・・道に迷うけど。

こうしてチケットを買うとシュリー入口から入る。
大抵ここに出る。


では私の足歩取り写真を載せまくります。もう、ただただ載せまくります。

このアルテミスは元はヴェルサイユ宮殿にあった物



そして第一のお目当て、アモルとプシュケ!!!
可愛らしい純愛神話ロマンのロマンスにこの美しい姿の彫刻で
大人気なので常に人だかりができているが一周して撮りまくります。












死の眠りに瀕したプシュケの元にアモルが飛び降りキスで目覚めさせます。
ぐったりした下半身はまだ死の影が残り 上半身は 夢ではないとアモルを愛撫し確かめています。
二人の腕が輪を描くように交わるスタイルと アモルの羽が美しいです。
羽部分は別の素材の石が使われ透けるように薄いのです






そのうしろも この2人なのですがアモルに羽が無いせいか 気づいてないのか
ここには人は集まっていません





蝶々はプシュケのアプリビュート。
アモルの手に蝶々を。


そのまま奥へ進んで黒いヘルメス。バックはルーヴル宮



ミケランジェロの瀕死の奴隷

どこが瀕死なのかわからないけれど男色家のミケランジェロの造る(描く)男性像はかなりの肉体美で艶めかしく
エロティックです。 ダヴィデ像も有名ですが あちたも口に指を添えて
勇敢、荒々しさなど全くない ただただエロティシズムを感じさせる官能的な男の像となっています。
・・・逆にミケランジェロの描く女性は筋肉モリモリで美しくも可愛くもありませんね

ダ・ヴィンチもやはり男色家でモナリザや聖母など どこか現実味のない 不思議に幻想でも見ているような実感の無さですが
聖ヨハネなど 描かれた男性は大変魅力あふれる姿で描かれています
ここでは写真は撮り損ねましたが(紛失した写真には撮っていた)ダ・ヴィンチのヨハネ


さて絵画のエリアです
ナポレオンおじさんの冬越え


神話の地獄をさまよう二人ですね
不倫の中で夫に殺害されこうしてさまよっているのですが美しいです



でかくて迫力

フランス革命の自由の女神 


王の最後。自分の愛した女達と愛馬を殺害させます


実際に起きた事件から描かれた漂流画
実際にはこんなに肉体美で躍動感は無く 死にかけていたでしょうが、ここはやはり絵ですので
美しく描かれています。実際には死んだ仲間の肉を干していたそうです


天井

アンドロメダとペルセウス


ピグマリオン


ピコのアモルとプシュケ

夜が明ける前 アモルは飛び去ります。
夜また会えるけれどそれでも名残惜しげにプシュケを振り返ります。

プシュケはまだまだ幸せな夢の中。
爽やかで可愛らし愛の物語ですが 物語を知らない方からは(または男性の汚れた物の見方からは)下品なシーンと間違えられるる事も。


赤が基調の展示室75になじむ赤い配色。

大きい絵だと分かります。
私がこの展示室を出る際にも またね!またいつかきっと来るからね!と振り返り見ながら名残惜しく去った物ですが
その後何度もここを通過していました。
そのたびに そう また来るからね! と語りかけるようにしてました。



ナポレオン戴冠 ダヴィッド画


何かあったらともう一枚書き残します。そちらはヴェルサイユ宮殿に。
女性のドレスの色が一着だけピンクに帰られています。自分の恋した女性のドレスです。
描かれている子供はナポレオンの甥ですが絵画が完成した時には亡くなっています。


この展示室内にダヴィッド自画像もあります


この様にプロパガンダ的にナポレオンを素晴らしく書きあげた画家は革命時にはジャコバン派の革命家です。
強い側に寝返ってこのように絵が居ちゃうのですね。ジロンド派のロラン夫人に殺害された「マラーの死」も描かれ
大変有名ですが(絵画的に有名なのかは私にはわかりませんが)
フランス革命によって革命家など命を懸け多くの血が流された中でダヴィッドの強い方へ方へと
移っていくさまは何とも・・・。
ダントンも処刑時に彼を罵倒したと言いますが・・・

と革命の話ではなく美術の事でした!!

エウロラと私は呼んでますが
とりあえずオーロラと夜明けの女神
バラ色の指先からおとす小花がとっても可愛い
色彩も美しく好きな絵画です


マリーアントワネットの大のお気に入りの女流画家、美貌のヴィジェ・ルブラン
娘と一緒の肖像画


エンディミオン
処女神であるアルテミスが月の光となって神々しくる愛撫がとても美しい



ケンタウルスに弓を教わる



サモトラケのニケは先月修復を終えて復帰









と、たまたま向こう側にイタリア画がずらりと集まるグランドギャラリーが見えた。 行って見る
躍動感ある力強いダヴィデがいた。



眠るヴィーナスとアモル。アモルが可愛い。


ヴィーナスを連れてくるアモル
アドニスの死を知らせる


  

ミカエル



こちらは「お久しぶり~」です。昨年5月に上野の美術館に来ていた「ラファエロ展」でお会いしました。
ルーヴル所蔵とは知らなかったのですが大変気に入りこの絵のクリアファイルを購入しました。
けっこう小さい絵です


このミカエルも小さい絵です


聖母とキリスト、ヨハネ。
ラファエロの描く聖母は そこに居るかのような暖かいぬくもりを感じさせます。
白い肌は柔らかく 温かみがあり 優しいまなざし・・・そして何て美しい聖母や可愛い聖母が多い事か・・・。
小椅子の聖母をはじめ彼の描く聖母の美しさ、可愛さ、そして人間味あふれる暖かさ。
 ミケランジェロやダ・ヴィンチと違い
 ラファエロは女好きです。恋も多く経験していますから女性の暖かい優しさ、愛らしさを熟知し
 このような絵画になるのでしょう。


せっかくここまで来たのだからモナリザにたかる人でも撮って行こうか・・・と思いつつ自分もたかってみた。


モナリザは防弾ガラスの中に居るので一度目にルーヴルで撮った際には反射して撮りにくかったですが 今回何とか撮れました。
この絵はポプラの木で大昔に描かれているので大変痛みやすく すでに過去に盗まれた際にもだいぶ傷んでしまっていて
減収な温度、湿度管理が必要で このガラスケースの中で適切な温度湿度に調節され保護されています。
その時代時代で額の木をカエルなどの工夫がされて来たようですが近年はまさにハイテクな時代ならではの保護ですね。




裏側に回ると手袋をしたふかわりょう。 に見える


ティッツィアーノの描く女性もちらほら見た


キリスト これも名画代表・・・と言うかここのはほとんどが代表的で 
一枚、日本の美術館に来日させたらその一枚で凄い人数の人間が集められるだろうと言う絵画ばかり。


モナリザに集まる人
  

ゼウス(私はゼウスと書きますね)
が悪を懲らしめている元天井画



再び展示室75に戻ってきた

そしてまっすぐ通過してサモトラケのニケ

日本の女の子が二人いましたが この二人、ヴェルサイユ宮殿の門の前でも見た
!!!
服装をよく覚えてる 自分の来ているところの服だったから・・・
顔モザイク用のも白や黒で塗りつぶさずにピンクで可愛らしくしてみた

ここを通過
 
通過



ヘルメス発見




ミロのヴィーナスもさっとい一周撮る


天然の友人がこの写真を見て「どうしてミロのヴィーナスって手が無いの?」と。
「壊れたからよ」

さてここらで一気に一番上まで階段を駆け上がる。

隅の方にあるただの階段 これ一気に駆け上がるのが疲れる疲れる!登り階段得意な私すら息が切れる

そうすると 現れるのはこちら





目も覚めるような色彩でありながら
全体的に和やかな落ち着きと品がある。

小中学の頃は観る物にこれ以上ない程の感動と輝きを心に感じることが出来た。
もうその感覚も無くなってしまった・・・と思っていたがルーヴルに来てあの頃感じられた驚き
輝く感動を十周年ぶりに感じることが出来た。


そしてずんずん進む


両サイドは神話 スザンナの絵は多かった。ヌードが描けるもんだからみんなこぞって描きまくったのだな。

怒れるメディア ルーヴルのは小さい方なのだとか。
この話は後味悪い・・・


更に行くとショパン


そしてこの部屋



2回目もこの3回目もこの部屋に小さな子供たちが学校の何かだかで来ていた。
とくに下のトルコ風呂の絵を前にして。

更に行くとナポレオン。美化されてるかもしれません



そしてやっと アモルとプシュケまで到達。上の階は人も少ないのでクーラーも効き のんびり座って鑑賞する。
ちょっとここで絵を見ながら休憩。



透ける布 春の野原にいることがわかる。小さな苺の花も咲いている

  

アモルの母、愛欲の女神、美しいヴィーナスと愛人代表の軍神マルス と、それを隠れ見るヴィーナスの夫


ヴィジェ・ルブランのエリアに来ました

自画像




眠るアモルを光りで照らし見るプシュケ


壊れた甕


ロココ フラゴナール





フラゴナールはブランコが一番好きですが ここには無いのです

これも深い内容が・・・


結婚。母と妹が寂しがって泣いていますが 姉は先に嫁ぐ妹をねたんで睨んでいます


私的、ロココ絵画の最高画家ブーシェ















こちらの右側の振り返る女性のこめかみ

こめかみと鼻の横につけボクロのようなものが付いていますが これ美術本などの画像ではありません
あとから上につけられたものとわかります
誰が付けたんだ???

エイや魚、カキなどが沢山!猫ちゃん大喜び、猫まっしぐら!


パリスの審判


タイトルは忘れたけれどヴァトーの作品

右側に3組の男女が見えますが 一番右に愛の女神ヴィーナス像。その横に座る二人。口説いているようなカップル
女性のスカートの下にアモルが居ることから愛を意味します その左は一緒に立ち上がるさらに左は男性に連れられ去っていく
これは時間の経過をさし 右から左へ このカップルの愛の時の流れを表しています。 

ヴァトーのピエロ  こちらもルーヴル代表する名画・・・だと思うのですが 場所がらか周囲に人はいませんでした。
そもそもここらのエリアは人が少ない。快適です


この絵を初めて見たのは高校生の頃学校の図書室の美術史本ですが こんな大きいとは思いませんでした。


さ・・・時間も無いし ドゥノン翼は自分的に観るもん見た!シュリー翼も昨日のルイ14世は見つからなかったが
アモルとプシュケやら目的は観たし、一部見つからないがブーシェも見た・・・
ぼちぼポンパドゥール夫人やタペストリーうぃ見て帰るか!ノートルダムまで歩くし!
本日ルーヴルに来たのでノートルダムの塔には登れないが 裏側からの外観を写真に撮って・・・

と 進むと階段が・・・
あれ、この階段下りてもタペストリーは無い、全く何もないままエジプトエリアに直行してしまう・・・
ここではないな
と言う迷いと でもブーシェのディアナはどこ?
一応日本で書いてきた 絶対見るリストの絵画はもう全てクリアしているのだがたまたま昨日可愛いポンパドゥール夫人
(長いから以降 ポン夫人と勝手に略させていただきます)
アモルとプシュケのタペストリーも撮らなくちゃ!とくにこのタペストリーは画家がわからずどう検索を頑張っても
海外サイトでアモルが逃げる、飛び去る絵しか見つからないのだ。
タペストリーだけは絶対に撮らないと日本に帰れない!!!
そんな思いもあってまだこの階をさまよってみることにした。

ほら・・・あんな方に薄暗い隙間がある・・・入ってみると全然光が当たっていない暗い暗い部屋にせま~~~い通路
そこに肖像画が並ぶ。もう忘れてしまったけど見覚えのある肖像画
フランソワ・ブーシェの自画像もあったが とても撮影できるような場所ではなく狭くて暗。
奥にはひっそりと闇に溶け込んだ監視員が座っている。
そこを見て・・・もう少し進んでみることにした。

ナポレオン書きかけ 






ちょっとした隙間に小部屋があったり少しの階段があってそこのエリアに離脱したりと もう迷宮さながらな箇所が・・・。

小部屋には大きなポン夫人!またまたポン夫人偶然の発見!昨日見た物とは違いますが。
こちらは30半ばころの絵。

 
ルソーの肖像画も発見
 

外を見ると
カルーゼル凱旋門、配置を知っている人でないと分からないかもしれませんがコンコルド広場のオベリスク、エトワール凱旋門


延長線上にあるのが見て撮れます。


・・・さて・・・ついに道のエリアに来ました。リシュリューと書かれているところに入り込みます。ここは全くのノーチェックで
あった為、何もわかりませんが こっちにはブーシェのディアナはいないはずだけど、せっかくここまで来たならちょっとだけ・・・
と入りこんで見た。なんの予備知識も配置もわからない場所・・・



ルノワール!どこの場所が知らないが
19世紀末の絵画エリアまで来ていたとは!!

詐欺師!
この時はこの絵の周りに人はいなかったが そのうち人だかりができた。

そこからわりとすぐ・・・次の部屋に入り飛び込んできたのがっ!!!
諦めたついでに忘れてしまっていたが私の大好きなアモルの絵!!!
これは日本のサイトでは検索しても出てこない絵!!!
アモルの誕生


アモルに敬意をしめす



この青の色彩がとっても綺麗

ガニュメディスの誘拐 ・・・


ああ、ここまで来てよかった!!!
と、そうだ、例のお友達がこの画家の絵を撮影していた・・・おそらく振り返ればあるはず!と振り向くと
あったあった

お友達のまねして撮る!



これ…図書館の本でどの絵画とは記されず、ただ猫のみがルーヴルの動物として紹介されていた。


「主人公にはなれないのだけど…」

と台詞が勝手につけられて猫のみが載せられたこの控えめでかくれて顔だけ出したような猫が

可愛くてたまらなくて

ルーヴル美術館所蔵のすべてという

持ち上げるのも困難な重たい本やアプリからこの猫を探し出すのにどれだけ苦労したか…。

執念で探したものだがルーヴルでも実物発見!!!





















フランス 2日目 ヴェルサイユ宮殿

2014年08月25日 21時06分35秒 | 海外旅行・フランス
パリの2日目であり最終日
午前中はヴェルサイユ宮殿の半日観光をオプションツアーで申し込んでいた。

本当は一日観光でプチトリアノンと女王の村、アモーも行きたかったのだ。
ベルばら世代としては!
(ベルばら世代ではないのだがベルばら大好き女としては!)

しかし最終日で遅れが出た場合、他のツアー客に迷惑がかかるので
ヴェルサイユ宮殿は半日コースで!

との事で半日観光ツアーを申込んだのだが
やはりしつこくて申し訳ないが前日のショッキングな事件が心の傷として残り
私から意欲というものを蝕んでいる。

そう、しつこくて申し訳ないがあえて言う。
スイスで部屋番号を忘れて入れなくなっていた時に
必ず通路向こう側の奥から赤い豪華なサリーを身にまとったインド人女性が小さな女の子を連れて現れた。

私がやましい事をしている犯罪意識の中
ピンク色の寝間着を着た小さな幼女と真っ赤なサリーのインド女性が…

っていつの話だ
いつまで言い続ける気だ自分

そうではなくてパリでの執念のルーヴル美術館写真がデータ全て消滅事件だ。

これは相変わらず私の心に引きずり、
この観光が終わりパリに戻ったら再度ルーヴル美術館へ趣、一から撮り直すという
また行かなけれ日という思いから空と同じようにどんより、今にもアルマゲドンラストのような感じになりそうな
そんな曇り心に曇り空。

一般客の列は物凄い行列
ツアーの中でもガイドつきではないコースの人は一般列に並ぶそうで時間的に2時間待ちとのこと。

団体ツアーの人はおよそ20分待ち








ガイドさんが宮殿のパンフを配る。
娘と親子参加の場合は二人で一枚よ!と言いながら配るが
私の分までは無かった。
「無い人は言いなさいね」と言うので 手を挙げて
「私、ありません~!」と言うと
「お母さんと一枚で見なさい!!!」と。
!!!!????  一人参加なのですが・・・

「お母さん、いない・・・」
と言うと 周りがクスクス笑った。面白かったらしい。
パンフが配られたが
混雑時に落としてしまった。

イヤホンをしてガイドさんの説明を聞きながら進むのだが中はもう満員電車状態でもうどこにいるやらわからない。


普通に撮っているようだが地面に付すようにしゃがみこんで撮影。上には人間の壁が出来ていた。
潰されると危険!
マリーアントワネットの婚礼が行われた礼拝堂
インク事件が有名ですがやはりこの結婚の不吉さを物語っていたのでしょうか・・・

草むらに~名もしれず~咲いている~花ならば~(いきなり歌うな!)

進んであまりに離れるとイヤホンの音声も途切れるから全然違う場所にいるのだと気づき聞こえる部屋まで戻ったりと
もう中はバーゲンセール半額以下に殺到するおばさんの中に放り込まれたような状態
前に進みたいがために人を突き倒すタイプの人も沢山いてガイドさんが思いっきりどつかれた

「今の女の人、凄いです!私、突き飛ばされました!私なんでお婆ちゃんですからね!何かあったらどーするんでしょーね!!!」

と甲高い声をあげていたが
もう観光だとか
ベルばらだ、マリーアントワネットだ…とロマンに浸る余裕もなく
これはさすがに南京錠つきでも
頑張って外されかねない

そんな凄いギュウギュウな中で
日本の中でもチビな部類、外国人の渦の中ではさらに何も見えず真上ばかりを見ていたり

写真ももう頑張って色々と撮る!!なんて状況でもなく
片手で人の間からあっち側にむけて
カシャ!
と。
ぶれてるとか逆光、反射で見えさないとかもう気にもしないで
なにがなんだかわからないまま…

天井画ばかりを撮る









ここは実際写真が真っ暗で何を撮ったのかわからない状態に。
明るさを調節してやっと出てきたのはヘルメス
アポロンかと思う色彩

こちらも同じくなっくろな写真だった


マルス。これはベルばら好きにはこのスタイルは!!!!と反応する方もいるはず。
まさにオスカルがこのシーンで肖像画に描かれます アニメの方がそれっぽいですが
さらにマニアックだとアニメがのポスターでこれと同じポーズの絵があったりします
(オークションでポスター手に入れました)




鏡の間に入ります
こういう部屋に入っていく入口が危険なのです
人間の川の濁流のごとく・・・






とりあえずiPhoneで撮った鏡の間





窓の外には運河が。贅沢ですこと
わたくし達
おほほほほほ(壊れた?)


文句があるならベルサイユへいらっしゃい!

鹿とディアナ。
ルーヴル美術館にあるのも元はヴェルサイユ宮殿にあったもの


天井画 真ん中にヘルメス発見
赤くて目立ちますね

「まだかなまだかなー学研のお兄ちゃんまだかなー」

「あ!ヘルメスお兄さんだ!」


あれ?学研のオバちゃんと赤ペン先生は別でしたっけ
私、やってなかったからわからないです。私みたいなバカは赤ペン先生がつこうが人生赤点ですから。


マルスかもしれない。では戦争の間?
もうガイドさんのガイドを、イヤホンにしていても私が違う部屋にいたりするからどこの事やら…

レンズを絞ったらもうカメラ画面も覗かずに人々の頭の上、間から伸ばして撮る…そんな状態です

ヴェルサイユ宮殿どうだった?
と聞かれても
「わかりません」
と学校の授業の模範解答みたいな返答しか出来ない私でした。(お前の定方解答だろ)
天井画くらいで
ほぼ見えてません。

ガイドさんの突き飛ばされぶっ飛び事件以外特に何も印象に残らなかった今回ですが
来年はフランスメインの旅行に行って再チャレンジしたいな
と言う気になってきた今日このごろ。

と、マリーアントワネットの寝室
ここもまともに写真には撮れなかったけれど
王の部屋へ繋がる隠し扉があり
革命で暴動化した市民が押し寄せた際にこの扉から逃げた。

その隠し扉が空いていたのだ

これはちょっと珍しいのでは???
ちょうどタイミング良く開けてくれたのだ。






革命やマリーアントワネットの話となるとオタクぶり発揮してバカ長くなりそうなのでここでは書かず

ただこの扉からマリーアントワネットが
革命時に逃げ バルコニーに出てお辞儀をする…
想像してしまいますね


「良い子のみんな!ヘルメスお兄さんだよー!!」


この王様誰でしょうね・・・


王族の食事をする場所
よく見えませんでしたがこちらの
ヴィジェ・ルブラン画のマリーアントワネットと子供達の絵はしかとみました!!!




って見えにくいですね
マリーアントワネットの右腕のところにいるのが第一王女マリーテレーズ・ド・フランス
逆側、揺りかごベットを指差しているのはおそらくルイ・ジョセフ
ベルばらイメージ的にはルイ・シャルルっぽくかんじてしまうのですが
シャルルは王妃が抱いている赤ちゃん

この時 王女が一人、産まれてすぐ亡くなっています。
この王子、ジョセフも1789年には病死し
革命後を生き残ったのはこの王女、マリーテレーズのみでした。

ちょうど20年前の今頃の夏休み
フランス革命の本を買いあさっていて
このマリーアントワネットと子供達に描かれたマリーテレーズの髪型がクルクルして可愛いと先輩といいながら技術で使うコテで髪の毛を試しにクルクルならないかと熱で髪に当ててみたらチリチリになったって事がありました。

まぁ赤点ですからね、バカなもんですよ。

ダヴィット作ナポレオンの戴冠
ルーヴル美術館の物が燃やされたりするのを恐れ、もう一枚描いたそれです。
違いはピンク色のドレス



ルーヴル美術館の方は全員同じ白ですがこちらは画家が思いを寄せた女性の色をピンクに変えています。

幼いナポレオンの甥が描かれていますが絵画が完成した時には亡くなっています。
本当に昔は幼児が大人になるのは奇跡のような事だったのかもしれません

ラデュレ発見!
円形ケースに入ったマカロンと
可愛い猫のバックを購入
この時は知らなかったのですが添乗員さんが言うに新作だそうで
数日前はまだ無かったと。
もちろん日本にも通販にもまだ無い物です

やっとのんびりひと気のないフロアでくつろぐ


一人旅日本人女性に写真を頼まれ代わりに 私も撮ってくれた

とりあえず強引に気分を盛り上げてみる

私は~薔薇の 定めに~生まれた~



華やかに激しく~なんて歌ってる間に集合時間がヤバイ



頭の上にカラスが止まっていて面白かった。
薔薇は薔薇は美しく咲いて
薔薇は薔薇は美しく散る~

さぁ
これでバスでパリまで帰ったら速効 ルーヴル美術館です
ヴェルサイユ、絶対また来てやる!今度は女王の村まで!!!

フランス 一日目パリの夜

2014年08月25日 00時10分11秒 | 海外旅行・フランス
初日のパリ 私の頑張と感動のルーヴル美術館、市内観光写真などはあっけなくデータ全滅で幕を閉じようとしていた。

6時半頃だったかホテルのロビーに待ち合わせたOさん親子
いきなり私の今日美術館で沢山見てきた大好きな絵画彫刻、まさかのタペストリー発見、写真撮りまくってウキウキで帰ってきたんです!!!
と目を輝かせるようにして話していたのだろう、 皆さんもそれを
良かったねーと満面の笑顔で聞いてくれるのだ。
そしてラストに

「データー全部消えましたぁああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」

と地面をぶん殴りながら言うので 聞き手も

「ええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!」とショックを受ける。

こんな会話を帰りの空港までに何人い話したか

ベルサイユ宮殿にいた一人旅女性にまで話した。

撃沈だが明日ベルサイユから帰ったらまたルーヴルに行きます。最初から全部撮ります。と決意をあらわにした。

そんなわけで気を取り直して 


ツアー客の方から教えてもらったパッサージュにある日本人経営のフレンチレストランの隣シェフの奥さんが経営する餃子店があると。
食材がお肉がとにかく美味しく日本語もつうじるわけで 行こう!となった。

パッサージュだが なんかもうバカンスでどこも休業、閑散としていて廃墟みたいだった。

これ本当にパッサージュ???
と思った。

旅慣れたツアー客の間では有名なレオンというムール貝のお店
皆さんはシャンゼリゼ店の事を話していたが 私はホテル近くのオペラ店が近いと言い そこに行くことに。



サクレクール寺院が見える!!!


場所はこのクレームブリュレの写真のあるここがレオン



店内入ると私はココットに入ったムール貝が欲しくてメニュー(カルト)を見て これだろうと
自己判断して注文

Oサンの飲み物が可愛らしかった


私はただのオレンジーナ


パスタが来てしまった!
この面の下はムール貝
一生分のムール貝を全部食べた

フジツボがついたるのも!

デザートにクレームブリュレ
大きいっ

ムール貝のフリット
これすごく美味しい

夜21時 ガルニエ。さすがにもう日がくれそう


夜は22時のエッフェル塔のシャンパンフラッシュを見にタクシーに乗る

Oさんに英語でまかせっぱないしな今回の旅だったけれど本当に頼りになって
もう感謝しっぱなしですっ!!!

ホテルからタクシーでエッフェル塔へ。
いい場所を取るも中国人のババアと女が割り込みして前をババア 斜め前を女 逆側は子連れ男

と やはりやりたい放題わりこみ放題中国人
女がド屋顔でエッフェル塔背景に自撮りしているので
真横からここぞとばかりに罵詈雑言を言う。日本語がわからないからどんどん言う
「チャイナ」の言葉に一瞬ぴくっとしたが あとはもう構わず言いまくる
「また割り込みですよ!キモっ、みてこの女 なんたらかんたら」「マナーとか以前にうんたらかんたらわりこみ」
ネチネチ言いまくるとシャンパンフラッシュが始まる(まともな方もいるかもしれない、でも今回の旅行では居なかった!)




ソフトクリームがまるで うん…いえ、なんでもないです

クロックムッシュが!


場所はここ

エッフェル塔と向かい合ってます
エッフェル塔撮影もここ

この後チュイルリー宮前の移動遊園地に行きたいと息子君が言い タクシー乗り場を探すが何故かなかなか無い

後ろに
人横並びに3人観光客を乗せる自転車があり それに乗ったノリノリのどこの白人男性3人が
「オ~シャンゼリゼ~!!!オ~シャンゼリゼ~!!!」 
と歌いまくって通って行ったのが可笑しかった。



Aux Champs-Elysé
オーシャンぜリゼ
シャシンゼリゼから、シャンゼリゼよりって意味だと思ってたんですが

訳ではシャンゼリゼで~って意味のようで…まぁ同じが!
無事タクシーに乗り込み
凱旋門を背にアイフォンで撮ったらアイホン位置情報でもちゃんと載ってます





エッフェル塔を見た後、そこにあったアイスクリームやパンやの写真でもエッフェル塔と直面している様が楽しいです


タクシーにチュイルリーと言っても通じないので「ミュゼ・ド・ルーヴル」と言ったら通じ、ルーヴル美術館へ

よく見ると物売りの黒人さん左に居ます。光るエッフェル塔もって。
ルーヴルのピラミッド、なぜか雷落ちてます。
写真でもわかるように私、相当着ぶくれしてますね、それだけパリの夜は8月とはいえ、寒いということです。
これで風かふくと寒くて震えます





移動遊園地 
豪快なのに移動式?ちょっと大丈夫なのか?
日本でいうヨーヨー救いでしょうか
アヒルが豪快に回りまくってますが早すぎやしませんか



観覧車は3周します
のってみることに

上がっていく 息子君は高いから下を見ると少し怖いみたい

怖さとは無縁な私は写真を撮りまくる

ルーヴル 向こうにはノートルダムも!


ガルニエとサクレクール発見!!光ってますねー!!!

エッフェル塔も

と、二回目のシャンパンフラッシュが始まった!!!


まさか2回も見れるなんて!!!
23時なのでしょうね ここにきて2回目もみれてこれは嬉しかったです








スプラッシュみたいなやつ。安全ベルトは無く、手足で踏ん張る物。落ちるところを写真撮られる様とかも同じ
のる場所に水がたまって バケツで出してました!原始的!!!

歩いて帰ります、

日本にはおそらくまだ無いラデュレのチョコ専門店



ヴァンドームは修復中なのであの塔みたいなのは見れません


ここも修復中ですが絵が面白い 人の絵の表情が千差万別


ホテル近くのヴィトン


ホテル到着

ルーヴルで買ったチョコ

さて翌日はオプションツアーでベルサイユです

帰ってきたら0時を回り 眠い 眠いがアイパッドで目覚ましを設定しなくては
ベッドに入ったのは1時 起きる時間をセットしようとするも目を閉じてしまい はっとして
またセットしようとするもまた目が・・・

早くセッティングして横になって寝たい!
のに はっとまた気づくと
殺気目の前のアイパッド1時だったのが上半身起してアイパッド抱えたまま3時になっている!!!

上半身起したまま寝てるー!!!???腰痛いし・・・

なんともはや・・・って感じのパリの夜。

ルーヴル美術館窓の外から中の彫刻がちょっぴり見えるのだ


フランス 悲しみのパリ 一日目

2014年08月24日 22時17分13秒 | 海外旅行・フランス
突然ですがパリの景色の写真はほぼありません

これといった何か見たものも無ければ
スーパーでちょっと買った物以外、特に何かを買ったということもなく。

そんな哀愁のパリでした。

それではまずお話しします。
悲しみのパリの一日目を。

昨夜23時頃ホテル到着。
リヨン駅からのバス運転手さんはフランス人に変わっていた。
降りる時にそこにいて手伝ってくれたから驚いた、
そうか、紳士的なのだな


久々ゆっくりの9時集合。
この日はバスにて市内観光、その後ルーヴル美術館です。

朝、ホテルの窓の外は中庭に面していて
部屋が色々と向かい合うのでうかうかカーテンあけてられないです。

大きな建物で写真では取り切れませんでした


市内観光は車窓からコンコルド広場、シャンゼリゼを通り凱旋門、エッフェル塔などを回りコンシェルジュリ、ノートルダムを回るとルーヴルへ。

iPhoneで撮った数少ない市内観光写真

オルセー。以上!!!

そしてルーヴル美術館へバスで地下より入り団体ツアーと言う事でチケットなし状態での入場です。

このため、チケットがあるとその日は何回でも入れるので前売り券を買わなかったのですが団体でチケットなしとなると
解散後の午後自由行動では
ルーヴル美術館へ1人赴く予定が
新たにチケットを買うこととなります。


そんなわけでまずはバスにて市内観光、写真なし!いえ、撮ってましたが。

iPhoneはもう電池の関係で充電できないので撮りません。
カメラで撮影し
そしてルーヴル美術館。

ガイドさんが案内してくれます。
有名どころはこれで見ます。

モナリザ、ラファエロやダ・ヴィンチの聖母子、フランス革命時の自由の女神、ナポレオンの戴冠など

そしてサモトラケのニケ、ミロのヴィーナス、ミケランジェロの瀕死の奴隷

私はそれらのガイド中、その同じ展示室内の好きな絵画を目指して人混みをすり抜け走り回り見まくり撮りまくり

よくまぁ、こんなに素早く動けるものだと感心するほど。

他みなさん、絵画鑑賞で写真を撮っていますが私だけ戦場のカメラマンでした。

展示室75
ナポレオンの戴冠をガイド中、私はピコのアモルとプシュケ、エウロラ、エンディミオン、ピグマリオン、ヴィジェ・ルブランなどに走り回りました。

ダヴィッドの自画像もこのエリアだったと思いました。

ラストにミケランジェロの瀕死の奴隷の時は遠くに
プシュケの所に舞い降りるアモルの彫刻を発見!
行こうか迷いましたが遠いい!!!

人気作でイヤホンガイドしながら多くの人が集まっているので
我々のガイドもここを取り上げる!?と
期待して待つことにしたらスルーでした!
ヤバイ!!!
と、その彫刻を撮りまくるも後ろ側までは回れず。
そこから出口を出ると買い物タイム、集合と。

ドゥノン翼の目当ては全て観れた、あとは自由時間でシュリー翼のみで大丈夫だ!よかった。

相当遠いいだろうということで
リシュリュー翼は最初から外しました。

こうしてルーヴル美術館内で初めてのフランス人相手の買い物。

商品を持ってお兄さんの所へ行くと売り場が違ったよう。

でも笑顔で挨拶をしたら
お兄さんも笑顔で指差して何かを言いました。
あっちが会計場なのだと言葉がわからなくても伝わりました。

会計場では私の前に日本人女子が。

無表情で商品を差し出す、
日本のお店では私も普通にやっていること。
無言で無表情で買いたいものを出す。

フランス人お姉さんがボンジュール!と言う
袋はいる?的なことを聞いたようで頷く女子。
商品が袋に入れられ
バン!と渡されると
女子はそのまま受け取り出て行った。

フランス人は怖い印象なので
とにかく笑顔で
「ボンジュー!!」
と言うと
ニッコリ「ボンジュー!」

ん?なんか自分が言ってるのと違うぞ!
語尾が上がるようだ。
私のは下がる。

やはり袋を見せて
いる?的な動作をしたので頷いてみた。

商品を受け取り
満面の笑みで「メルシー!!!」と言うと
笑顔で「ボンヌジョルネ」と返してくれた。

さっきの女子にはそんなこと言わなかったぞ
フランスではキチンと挨拶すると対応が変わる場合があるとは聞いていたが、本当かよ、たまたまじゃねーのか?

と疑っていたものだが
やはりこちらの態度であちらも変わる様子。

ルーヴル美術館近くでランチ
小さなエスカルゴ、肉料理、デザートはアップルパイ

アップルパイは美味しくて記憶では食べ切れた。

食後は添乗員さんとギャラリーラファイエットに行き解散なのだが
私だけはルーヴル美術館に行くと言っていたのでルーヴルの方向だけ聞きここで解散になった。

どこにいるやらよくわからないのだが
半年も毎日ストリートビューでパリの町並み
主にルーヴル周辺を見ていたため
全くの初めての地で知らない場所ではあっても全くの焦りもなく

おおまかな位置がわかるともう全体を把握できた。
地図がなくともだいたいの場所がわかれば後はもう違う道に入り込んでしまおうと違うところに出ようと
どうって事もなく
僅かにこれだけズレた道から来たから
こんくらいあちらの道だ

とか 初めての場所もとにかく不思議なほど感覚的によくわかる。

ルーヴルへはあっさりだが
チケットがないのでポルトデリヨン、通り側のチケット所持者専用入り口はダメ

一番分かり易かった
長蛇の列のピラミッドから入ることにした。

行列はルーヴル外、美大の敷地内まで続いていたがそこに並ぶ。

あまり苦にならなかった。
それでも初めてのパリ。
治安の不安もあり
下手に動き回るより
じっとしていられるこの状況の方が安心できた。

列には沢山の黒人が物を売りに来るので怖かった
エッフェル塔のオモチャだったり
バケツに氷をいれ冷やしたペットボトルの水を売りに来る。

ペットボトルはミネラルウォーターの入れ物だが本当に中身もそうなのか?
水道水かセーヌ川の水じゃないのか?とか疑ってしまう。

そのうち、外国人の中で埋れるように立つ小さい私は下を向いたまま 体を小さくしてじっとしていると
黒人達は私のことはスルーするという事に気づいた。

子供と思うみたいで
親のいない子供には売りつけに来ない様子。

こうして思ったより待たずに入れた印象。
入ると窓口が見当たらず自動券売機のみがあり、ゲッと思ったが

買わないとどうにもならない。
機械は言語が選べるが日本語ってのがあった!

よかった!!!
と、途中から英語だがなんとか買えた!!

さて…実はAppleStoreが最初の目的だ。
iPhoneを充電できないと色々と不便で不安だしとにかく友達やいとことLINEしないとそろそろ孤独で寂しいのだ。

さてどこだ??とまよっていると
うっかりおじさんに捕まってしまった!

何かを話しかけられ
うっかり返してしまったのが運の尽き!
気をつけなくては!!!

フランス人のおじさんから解放されたくても何と言えばいいやら。

あちらは
チケット?モナリザ?とか言ってくる

ちがーう!チケットもう買った!
モナリザもう見た!

AppleStoreと言ったが通じない。
あちらはAppleStoreとは言わないのか?

もう時間もないのにー!買い物したら絵を見に行きたいのにー!!!

なんて感じでやっと解放されたのだがキスを要求された。

男性に親切にしてもらうと要求されるのは言っていたが
親切にされただろうか??

名前を聞かれて
名前なんか聞いてどーするんだ?と思ったが

「……モ…モンゴル・ナデシコ」

と言うと握手を求められ
ほっぺキスをやられて、こちらもやるという

たしかに見ていると よくそんな光景が見られたが
日本人女性としてはこんな習慣らないので
知っていたからダメージも少なかったものの 自分もされるとは思っていなかったので何とも…いい気はしないです

ただフランス人はいい匂いがします。

やっと受難か、解放されたとその時は思いました

本当の受難はこれからなのですが。

AppleStoreでなんとかそれらしきものを購入


まずは一番の優先順位として基準とする
展示室53
アモルとプシュケの絵画

シュリーの一番上の階

しばらくまよったが 隅に階段をみつけ
一期に駆け上る!
この私が足にくる…
ルイ14世の有名な肖像画が!!
いちなり目の前に。

予定での展示室53がわからは遠いいと思った場所

予定とは逆走した様子。
さまようとどうやら展示室70側からきたようだ。
その時はそんな事もわからず進んでいく

有名な絵画がたくさんでカメラに取って行く。

本当はアモルとプシュケの前に出る予定となっていたが逆走していたので
何処かの部屋に入り
振り向くとそこに目当ての絵が!!!

大きくて驚く




この絵だけはiPhoneでも撮ったのだ。
それ以外はカメラで。

シュリーで大まかに目当てのものを見て撮ると
半階段みたいなのを少しおりて暗い部屋があり覗く
可愛いポンパドール夫人の肖像画発見!!
カメラで撮る!
ルイ14世と同じく、その後は発見できなかった。

さらに微妙の動きをして豪華な部屋に出た。

ここは私の大好きなアモルとプシュケのタペストリーが!!!

この絵は海外サイトで探し回っていた時に見かけた絵で
日本のサイトでは出てこない、画家もいつ描かれたかもまったくわからないが
かろうじて
アモルとプシュケの絵を探し回ったさいに見かけたもの

まさかルーヴルにタペストリーになって出てくるとは!
写真を撮るが ここにはない。

これは予想外の収穫で大満足

満足した私はルーヴルを後にする事
出口で迷い出たらカルーゼル凱旋門の下

ちょっと周辺を写真に撮り
どこからだったか出て行った。

ストリートビューではカルーゼルの真横から出入りしていた

知らない道に出て
それでもまったく知らない外国のわりに
信号があっちにある、あっちに行こう
とか
動きたい放題に勝手に動きたい
どこへでもフラフラ入り込んでいた。

これはストリートビューで
あっちはどーなってるだろう?
と、安全な体はパソコンの前
あくまで画面の中でのみ好奇心から色々と動いて見ていた
あの感覚とまったく同じことをしているのだ
キョロキョロするでもなく
ここはどことか考えるでもなく
特に何か建物や位置を確認するでもなく

あっちが信号青だから
あっち、人が少ないから
車少ないから
と 、もうお前初めての場所かよ!?と今思い返すとそう思うが

全く何も考えずに
さささーっと早足でスタスタどこでも行った。
と…
綺麗な場所に出た。
写真は撮ったが無いので
メトロのサイトで紹介されていた写真を拝借




赤と青のビーズでできたような王冠が鳥かごみたいなコレ

添乗員さんが前日渡してくれた手書き地図にメトロの入り口と書かれ
この絵があった。

これかー!!!
写真より実物は凄かった!!
たくさん写真を撮り
さぁ帰ろう。

ここはどこの駅だがまったくわからない。
自分の位置も全く知らない場所。

でも、ああそうか、ここはカルーゼル凱旋門ではない
もっとあっち側から出てきたんだ

じゃあ自分はあそこら辺にいるんだな

あっち方面に歩いて行けばいい

と 二三本の道を入り組んでゴチャゴチャも 何も考えずに進むとガルニエが見えるオペラ通りに出た。

そうだ、モノプリ!!
あそこにフェルベールのコンフィチュールや紅茶やらチョコのお土産があるはずだ!!

モノプリを探す。
あったけど空かない。何か書かれていた。矢印も。あっちが入り口とか書いてあるのか?入り口って単語はないがやはりあっちに入口があったので他の言い回しで書かれていたのだろう

女性用品も買って
うーん、無い!!!
パリっぽいチョコ、クスミティーは可愛い配色のがあったが
コンフィチュールも無い
ボンヌママンのお菓子すらない

実は食品館は別にあったようだが知らなかった

ピエールエルメも探したが見つからず。
ストリートビューではまだ出てない時期なのだ。
だからよくわか、ないが道路反対側だったのかも。

こうしてホテルに帰る。

でも買い物は明日できる
ルーヴルでお気に入り絵画とまさかのアモルとプシュケのタペストリーを写真に撮れた!

窓の外からリシュリューの彫刻の庭や蝶々にバラを見せるアモルの彫刻の後ろ姿が遠目に確認できて撮影したりと色々満足でウキウキしていた。

メトロの飾りも可愛かったし!

まずはiPadにデータを移そう!と
機械に差し込んだ。

と、ここでパリで撮ったデータがすべてぶっ飛んで消えてしまったのだ!!!


ーーーー!!!????

これは泣きたいほどショックだった!!!

ドイツ、スイスのデータとは防犯理由からコードをわけていたので
こちらは残ったが
パリ初日はあっけなく消え去った!!!

あんなに頑張ったのに…

傷心、撃沈であった。
正直泣きたい
立ち直れない…

6時にホテルロビーでOさんと待ち合わせしているので
いとこと友人に愚痴をLINEで書き込む

そうそう
LINEはできるようになったのだ
充電器を買ったから!

そして考えた

明日、最終日のオプションツアーのベルサイユ観光が終わったらまたルーヴル行こう。

と。
そんなわけでパリ滞在はルーヴルで終わった感じだ。

そしてこの日の夜へと続く