パリ2日目
パリ滞在は2日間にしてルーヴル美術館3回目と言う奇妙な回数。
一度目はパリ初日のツアーで
ザッとミロのヴィーナス、サモトラケのニケ、瀕死の奴隷などの彫刻
宗教画
小鳥に説教する聖フランシスが隅に描かれた絵も見た
ナポレオンの戴冠、モナリザと言ったあの辺の超有絵画(あの辺って!行ってない人はわからないだろ)
それらツアー中、ささっと離れて爆撃の中をくぐり抜け進む戦場のカメラマンの如く動きで走り回り
ガイド中に離脱しながら周囲の好きな絵画を見、撮りに走り回った。
もうノルマンディー上陸作戦に参加した兵士の気分でフランスを走り抜けくぐり抜け…それは戦場…
ツアー後、一人でルーヴル美術館に2度目訪れ
ツアーでは行かなかったシュリー翼の二階(日本的に3階)をぐるぐるして
好きな絵画や、まさかの出会えた絵画に感銘し、写真もバッチリ、ウキウキしながら帰りデータ消滅という悲劇が起きる。
そんなわけで最終日ヴェルサイユ宮殿観光後、パリに戻るとルーヴル直行!
この日は夜の空港でマカロンとジュースを買って飲んだ以外はアイスのみとなった。
そんなわけで優雅にルーヴル美術館へ。
ではなく
怒涛の!執念の!ルーヴル美術館侵略編と言ったのが正しいタイトル。
ではルーヴル美術館を攻めて見る。
前日二回にわけたドゥノン翼とシュリー翼
それを一度に回るのだ。
どこでツアー解散したやらよく分からないが何も考えずにすたすた歩き
すぐに美術館へ到着。列は前日よりずっと短い。
昨日も列の長さの割にあまり並んだ気がしなかった。
どのくらいか計ってみると約20分で入れた。
また自動券売機へ行く。日本語を選択すると
上に美術館鑑賞 下にガイドイヤホンみたいな表示が出てくる。
下だとガイドイヤホンが借りられるのだろうが とりあえずいらない。
むしろ自分がガイドしてやるわ!的な・・・道に迷うけど。
こうしてチケットを買うとシュリー入口から入る。
大抵ここに出る。
では私の足歩取り写真を載せまくります。もう、ただただ載せまくります。
このアルテミスは元はヴェルサイユ宮殿にあった物
そして第一のお目当て、アモルとプシュケ!!!
可愛らしい純愛神話ロマンのロマンスにこの美しい姿の彫刻で
大人気なので常に人だかりができているが一周して撮りまくります。
死の眠りに瀕したプシュケの元にアモルが飛び降りキスで目覚めさせます。
ぐったりした下半身はまだ死の影が残り 上半身は 夢ではないとアモルを愛撫し確かめています。
二人の腕が輪を描くように交わるスタイルと アモルの羽が美しいです。
羽部分は別の素材の石が使われ透けるように薄いのです
そのうしろも この2人なのですがアモルに羽が無いせいか 気づいてないのか
ここには人は集まっていません
蝶々はプシュケのアプリビュート。
アモルの手に蝶々を。
そのまま奥へ進んで黒いヘルメス。バックはルーヴル宮
ミケランジェロの瀕死の奴隷
どこが瀕死なのかわからないけれど男色家のミケランジェロの造る(描く)男性像はかなりの肉体美で艶めかしく
エロティックです。 ダヴィデ像も有名ですが あちたも口に指を添えて
勇敢、荒々しさなど全くない ただただエロティシズムを感じさせる官能的な男の像となっています。
・・・逆にミケランジェロの描く女性は筋肉モリモリで美しくも可愛くもありませんね
ダ・ヴィンチもやはり男色家でモナリザや聖母など どこか現実味のない 不思議に幻想でも見ているような実感の無さですが
聖ヨハネなど 描かれた男性は大変魅力あふれる姿で描かれています
ここでは写真は撮り損ねましたが(紛失した写真には撮っていた)ダ・ヴィンチのヨハネ
さて絵画のエリアです
ナポレオンおじさんの冬越え
神話の地獄をさまよう二人ですね
不倫の中で夫に殺害されこうしてさまよっているのですが美しいです
でかくて迫力
フランス革命の自由の女神
王の最後。自分の愛した女達と愛馬を殺害させます
実際に起きた事件から描かれた漂流画
実際にはこんなに肉体美で躍動感は無く 死にかけていたでしょうが、ここはやはり絵ですので
美しく描かれています。実際には死んだ仲間の肉を干していたそうです
天井
アンドロメダとペルセウス
ピグマリオン
ピコのアモルとプシュケ
夜が明ける前 アモルは飛び去ります。
夜また会えるけれどそれでも名残惜しげにプシュケを振り返ります。
プシュケはまだまだ幸せな夢の中。
爽やかで可愛らし愛の物語ですが 物語を知らない方からは(または男性の汚れた物の見方からは)下品なシーンと間違えられるる事も。
赤が基調の展示室75になじむ赤い配色。
大きい絵だと分かります。
私がこの展示室を出る際にも またね!またいつかきっと来るからね!と振り返り見ながら名残惜しく去った物ですが
その後何度もここを通過していました。
そのたびに そう また来るからね! と語りかけるようにしてました。
ナポレオン戴冠 ダヴィッド画
何かあったらともう一枚書き残します。そちらはヴェルサイユ宮殿に。
女性のドレスの色が一着だけピンクに帰られています。自分の恋した女性のドレスです。
描かれている子供はナポレオンの甥ですが絵画が完成した時には亡くなっています。
この展示室内にダヴィッド自画像もあります
この様にプロパガンダ的にナポレオンを素晴らしく書きあげた画家は革命時にはジャコバン派の革命家です。
強い側に寝返ってこのように絵が居ちゃうのですね。ジロンド派のロラン夫人に殺害された「マラーの死」も描かれ
大変有名ですが(絵画的に有名なのかは私にはわかりませんが)
フランス革命によって革命家など命を懸け多くの血が流された中でダヴィッドの強い方へ方へと
移っていくさまは何とも・・・。
ダントンも処刑時に彼を罵倒したと言いますが・・・
と革命の話ではなく美術の事でした!!
エウロラと私は呼んでますが
とりあえずオーロラと夜明けの女神
バラ色の指先からおとす小花がとっても可愛い
色彩も美しく好きな絵画です
マリーアントワネットの大のお気に入りの女流画家、美貌のヴィジェ・ルブラン
娘と一緒の肖像画
エンディミオン
処女神であるアルテミスが月の光となって神々しくる愛撫がとても美しい
ケンタウルスに弓を教わる
サモトラケのニケは先月修復を終えて復帰
と、たまたま向こう側にイタリア画がずらりと集まるグランドギャラリーが見えた。 行って見る
躍動感ある力強いダヴィデがいた。
眠るヴィーナスとアモル。アモルが可愛い。
ヴィーナスを連れてくるアモル
アドニスの死を知らせる
ミカエル
こちらは「お久しぶり~」です。昨年5月に上野の美術館に来ていた「ラファエロ展」でお会いしました。
ルーヴル所蔵とは知らなかったのですが大変気に入りこの絵のクリアファイルを購入しました。
けっこう小さい絵です
このミカエルも小さい絵です
聖母とキリスト、ヨハネ。
ラファエロの描く聖母は そこに居るかのような暖かいぬくもりを感じさせます。
白い肌は柔らかく 温かみがあり 優しいまなざし・・・そして何て美しい聖母や可愛い聖母が多い事か・・・。
小椅子の聖母をはじめ彼の描く聖母の美しさ、可愛さ、そして人間味あふれる暖かさ。
ミケランジェロやダ・ヴィンチと違い
ラファエロは女好きです。恋も多く経験していますから女性の暖かい優しさ、愛らしさを熟知し
このような絵画になるのでしょう。
せっかくここまで来たのだからモナリザにたかる人でも撮って行こうか・・・と思いつつ自分もたかってみた。
モナリザは防弾ガラスの中に居るので一度目にルーヴルで撮った際には反射して撮りにくかったですが 今回何とか撮れました。
この絵はポプラの木で大昔に描かれているので大変痛みやすく すでに過去に盗まれた際にもだいぶ傷んでしまっていて
減収な温度、湿度管理が必要で このガラスケースの中で適切な温度湿度に調節され保護されています。
その時代時代で額の木をカエルなどの工夫がされて来たようですが近年はまさにハイテクな時代ならではの保護ですね。
裏側に回ると手袋をしたふかわりょう。 に見える
ティッツィアーノの描く女性もちらほら見た
キリスト これも名画代表・・・と言うかここのはほとんどが代表的で
一枚、日本の美術館に来日させたらその一枚で凄い人数の人間が集められるだろうと言う絵画ばかり。
モナリザに集まる人
ゼウス(私はゼウスと書きますね)
が悪を懲らしめている元天井画
再び展示室75に戻ってきた
そしてまっすぐ通過してサモトラケのニケ
日本の女の子が二人いましたが この二人、ヴェルサイユ宮殿の門の前でも見た
!!!
服装をよく覚えてる 自分の来ているところの服だったから・・・
顔モザイク用のも白や黒で塗りつぶさずにピンクで可愛らしくしてみた
ここを通過
通過
ヘルメス発見
ミロのヴィーナスもさっとい一周撮る
天然の友人がこの写真を見て「どうしてミロのヴィーナスって手が無いの?」と。
「壊れたからよ」
さてここらで一気に一番上まで階段を駆け上がる。
隅の方にあるただの階段 これ一気に駆け上がるのが疲れる疲れる!登り階段得意な私すら息が切れる
そうすると 現れるのはこちら
目も覚めるような色彩でありながら
全体的に和やかな落ち着きと品がある。
小中学の頃は観る物にこれ以上ない程の感動と輝きを心に感じることが出来た。
もうその感覚も無くなってしまった・・・と思っていたがルーヴルに来てあの頃感じられた驚き
輝く感動を十周年ぶりに感じることが出来た。
そしてずんずん進む
両サイドは神話 スザンナの絵は多かった。ヌードが描けるもんだからみんなこぞって描きまくったのだな。
怒れるメディア ルーヴルのは小さい方なのだとか。
この話は後味悪い・・・
更に行くとショパン
そしてこの部屋
2回目もこの3回目もこの部屋に小さな子供たちが学校の何かだかで来ていた。
とくに下のトルコ風呂の絵を前にして。
更に行くとナポレオン。美化されてるかもしれません
そしてやっと アモルとプシュケまで到達。上の階は人も少ないのでクーラーも効き のんびり座って鑑賞する。
ちょっとここで絵を見ながら休憩。
透ける布 春の野原にいることがわかる。小さな苺の花も咲いている
アモルの母、愛欲の女神、美しいヴィーナスと愛人代表の軍神マルス と、それを隠れ見るヴィーナスの夫
ヴィジェ・ルブランのエリアに来ました
自画像
眠るアモルを光りで照らし見るプシュケ
壊れた甕
ロココ フラゴナール
フラゴナールはブランコが一番好きですが ここには無いのです
これも深い内容が・・・
結婚。母と妹が寂しがって泣いていますが 姉は先に嫁ぐ妹をねたんで睨んでいます
私的、ロココ絵画の最高画家ブーシェ
こちらの右側の振り返る女性のこめかみ
こめかみと鼻の横につけボクロのようなものが付いていますが これ美術本などの画像ではありません
あとから上につけられたものとわかります
誰が付けたんだ???
エイや魚、カキなどが沢山!猫ちゃん大喜び、猫まっしぐら!
パリスの審判
タイトルは忘れたけれどヴァトーの作品
右側に3組の男女が見えますが 一番右に愛の女神ヴィーナス像。その横に座る二人。口説いているようなカップル
女性のスカートの下にアモルが居ることから愛を意味します その左は一緒に立ち上がるさらに左は男性に連れられ去っていく
これは時間の経過をさし 右から左へ このカップルの愛の時の流れを表しています。
ヴァトーのピエロ こちらもルーヴル代表する名画・・・だと思うのですが 場所がらか周囲に人はいませんでした。
そもそもここらのエリアは人が少ない。快適です
この絵を初めて見たのは高校生の頃学校の図書室の美術史本ですが こんな大きいとは思いませんでした。
さ・・・時間も無いし ドゥノン翼は自分的に観るもん見た!シュリー翼も昨日のルイ14世は見つからなかったが
アモルとプシュケやら目的は観たし、一部見つからないがブーシェも見た・・・
ぼちぼポンパドゥール夫人やタペストリーうぃ見て帰るか!ノートルダムまで歩くし!
本日ルーヴルに来たのでノートルダムの塔には登れないが 裏側からの外観を写真に撮って・・・
と 進むと階段が・・・
あれ、この階段下りてもタペストリーは無い、全く何もないままエジプトエリアに直行してしまう・・・
ここではないな
と言う迷いと でもブーシェのディアナはどこ?
一応日本で書いてきた 絶対見るリストの絵画はもう全てクリアしているのだがたまたま昨日可愛いポンパドゥール夫人
(長いから以降 ポン夫人と勝手に略させていただきます)
アモルとプシュケのタペストリーも撮らなくちゃ!とくにこのタペストリーは画家がわからずどう検索を頑張っても
海外サイトでアモルが逃げる、飛び去る絵しか見つからないのだ。
タペストリーだけは絶対に撮らないと日本に帰れない!!!
そんな思いもあってまだこの階をさまよってみることにした。
ほら・・・あんな方に薄暗い隙間がある・・・入ってみると全然光が当たっていない暗い暗い部屋にせま~~~い通路
そこに肖像画が並ぶ。もう忘れてしまったけど見覚えのある肖像画
フランソワ・ブーシェの自画像もあったが とても撮影できるような場所ではなく狭くて暗。
奥にはひっそりと闇に溶け込んだ監視員が座っている。
そこを見て・・・もう少し進んでみることにした。
ナポレオン書きかけ
ちょっとした隙間に小部屋があったり少しの階段があってそこのエリアに離脱したりと もう迷宮さながらな箇所が・・・。
小部屋には大きなポン夫人!またまたポン夫人偶然の発見!昨日見た物とは違いますが。
こちらは30半ばころの絵。
ルソーの肖像画も発見
外を見ると
カルーゼル凱旋門、配置を知っている人でないと分からないかもしれませんがコンコルド広場のオベリスク、エトワール凱旋門
延長線上にあるのが見て撮れます。
・・・さて・・・ついに道のエリアに来ました。リシュリューと書かれているところに入り込みます。ここは全くのノーチェックで
あった為、何もわかりませんが こっちにはブーシェのディアナはいないはずだけど、せっかくここまで来たならちょっとだけ・・・
と入りこんで見た。なんの予備知識も配置もわからない場所・・・
と
ルノワール!どこの場所が知らないが
19世紀末の絵画エリアまで来ていたとは!!
詐欺師!
この時はこの絵の周りに人はいなかったが そのうち人だかりができた。
そこからわりとすぐ・・・次の部屋に入り飛び込んできたのがっ!!!
諦めたついでに忘れてしまっていたが私の大好きなアモルの絵!!!
これは日本のサイトでは検索しても出てこない絵!!!
アモルの誕生
アモルに敬意をしめす
この青の色彩がとっても綺麗
ガニュメディスの誘拐 ・・・
ああ、ここまで来てよかった!!!
と、そうだ、例のお友達がこの画家の絵を撮影していた・・・おそらく振り返ればあるはず!と振り向くと
あったあった
お友達のまねして撮る!
これ…図書館の本でどの絵画とは記されず、ただ猫のみがルーヴルの動物として紹介されていた。
「主人公にはなれないのだけど…」
と台詞が勝手につけられて猫のみが載せられたこの控えめでかくれて顔だけ出したような猫が
可愛くてたまらなくて
ルーヴル美術館所蔵のすべてという
持ち上げるのも困難な重たい本やアプリからこの猫を探し出すのにどれだけ苦労したか…。
執念で探したものだがルーヴルでも実物発見!!!
パリ滞在は2日間にしてルーヴル美術館3回目と言う奇妙な回数。
一度目はパリ初日のツアーで
ザッとミロのヴィーナス、サモトラケのニケ、瀕死の奴隷などの彫刻
宗教画
小鳥に説教する聖フランシスが隅に描かれた絵も見た
ナポレオンの戴冠、モナリザと言ったあの辺の超有絵画(あの辺って!行ってない人はわからないだろ)
それらツアー中、ささっと離れて爆撃の中をくぐり抜け進む戦場のカメラマンの如く動きで走り回り
ガイド中に離脱しながら周囲の好きな絵画を見、撮りに走り回った。
もうノルマンディー上陸作戦に参加した兵士の気分でフランスを走り抜けくぐり抜け…それは戦場…
ツアー後、一人でルーヴル美術館に2度目訪れ
ツアーでは行かなかったシュリー翼の二階(日本的に3階)をぐるぐるして
好きな絵画や、まさかの出会えた絵画に感銘し、写真もバッチリ、ウキウキしながら帰りデータ消滅という悲劇が起きる。
そんなわけで最終日ヴェルサイユ宮殿観光後、パリに戻るとルーヴル直行!
この日は夜の空港でマカロンとジュースを買って飲んだ以外はアイスのみとなった。
そんなわけで優雅にルーヴル美術館へ。
ではなく
怒涛の!執念の!ルーヴル美術館侵略編と言ったのが正しいタイトル。
ではルーヴル美術館を攻めて見る。
前日二回にわけたドゥノン翼とシュリー翼
それを一度に回るのだ。
どこでツアー解散したやらよく分からないが何も考えずにすたすた歩き
すぐに美術館へ到着。列は前日よりずっと短い。
昨日も列の長さの割にあまり並んだ気がしなかった。
どのくらいか計ってみると約20分で入れた。
また自動券売機へ行く。日本語を選択すると
上に美術館鑑賞 下にガイドイヤホンみたいな表示が出てくる。
下だとガイドイヤホンが借りられるのだろうが とりあえずいらない。
むしろ自分がガイドしてやるわ!的な・・・道に迷うけど。
こうしてチケットを買うとシュリー入口から入る。
大抵ここに出る。
では私の足歩取り写真を載せまくります。もう、ただただ載せまくります。
このアルテミスは元はヴェルサイユ宮殿にあった物
そして第一のお目当て、アモルとプシュケ!!!
可愛らしい純愛神話ロマンのロマンスにこの美しい姿の彫刻で
大人気なので常に人だかりができているが一周して撮りまくります。
死の眠りに瀕したプシュケの元にアモルが飛び降りキスで目覚めさせます。
ぐったりした下半身はまだ死の影が残り 上半身は 夢ではないとアモルを愛撫し確かめています。
二人の腕が輪を描くように交わるスタイルと アモルの羽が美しいです。
羽部分は別の素材の石が使われ透けるように薄いのです
そのうしろも この2人なのですがアモルに羽が無いせいか 気づいてないのか
ここには人は集まっていません
蝶々はプシュケのアプリビュート。
アモルの手に蝶々を。
そのまま奥へ進んで黒いヘルメス。バックはルーヴル宮
ミケランジェロの瀕死の奴隷
どこが瀕死なのかわからないけれど男色家のミケランジェロの造る(描く)男性像はかなりの肉体美で艶めかしく
エロティックです。 ダヴィデ像も有名ですが あちたも口に指を添えて
勇敢、荒々しさなど全くない ただただエロティシズムを感じさせる官能的な男の像となっています。
・・・逆にミケランジェロの描く女性は筋肉モリモリで美しくも可愛くもありませんね
ダ・ヴィンチもやはり男色家でモナリザや聖母など どこか現実味のない 不思議に幻想でも見ているような実感の無さですが
聖ヨハネなど 描かれた男性は大変魅力あふれる姿で描かれています
ここでは写真は撮り損ねましたが(紛失した写真には撮っていた)ダ・ヴィンチのヨハネ
さて絵画のエリアです
ナポレオンおじさんの冬越え
神話の地獄をさまよう二人ですね
不倫の中で夫に殺害されこうしてさまよっているのですが美しいです
でかくて迫力
フランス革命の自由の女神
王の最後。自分の愛した女達と愛馬を殺害させます
実際に起きた事件から描かれた漂流画
実際にはこんなに肉体美で躍動感は無く 死にかけていたでしょうが、ここはやはり絵ですので
美しく描かれています。実際には死んだ仲間の肉を干していたそうです
天井
アンドロメダとペルセウス
ピグマリオン
ピコのアモルとプシュケ
夜が明ける前 アモルは飛び去ります。
夜また会えるけれどそれでも名残惜しげにプシュケを振り返ります。
プシュケはまだまだ幸せな夢の中。
爽やかで可愛らし愛の物語ですが 物語を知らない方からは(または男性の汚れた物の見方からは)下品なシーンと間違えられるる事も。
赤が基調の展示室75になじむ赤い配色。
大きい絵だと分かります。
私がこの展示室を出る際にも またね!またいつかきっと来るからね!と振り返り見ながら名残惜しく去った物ですが
その後何度もここを通過していました。
そのたびに そう また来るからね! と語りかけるようにしてました。
ナポレオン戴冠 ダヴィッド画
何かあったらともう一枚書き残します。そちらはヴェルサイユ宮殿に。
女性のドレスの色が一着だけピンクに帰られています。自分の恋した女性のドレスです。
描かれている子供はナポレオンの甥ですが絵画が完成した時には亡くなっています。
この展示室内にダヴィッド自画像もあります
この様にプロパガンダ的にナポレオンを素晴らしく書きあげた画家は革命時にはジャコバン派の革命家です。
強い側に寝返ってこのように絵が居ちゃうのですね。ジロンド派のロラン夫人に殺害された「マラーの死」も描かれ
大変有名ですが(絵画的に有名なのかは私にはわかりませんが)
フランス革命によって革命家など命を懸け多くの血が流された中でダヴィッドの強い方へ方へと
移っていくさまは何とも・・・。
ダントンも処刑時に彼を罵倒したと言いますが・・・
と革命の話ではなく美術の事でした!!
エウロラと私は呼んでますが
とりあえずオーロラと夜明けの女神
バラ色の指先からおとす小花がとっても可愛い
色彩も美しく好きな絵画です
マリーアントワネットの大のお気に入りの女流画家、美貌のヴィジェ・ルブラン
娘と一緒の肖像画
エンディミオン
処女神であるアルテミスが月の光となって神々しくる愛撫がとても美しい
ケンタウルスに弓を教わる
サモトラケのニケは先月修復を終えて復帰
と、たまたま向こう側にイタリア画がずらりと集まるグランドギャラリーが見えた。 行って見る
躍動感ある力強いダヴィデがいた。
眠るヴィーナスとアモル。アモルが可愛い。
ヴィーナスを連れてくるアモル
アドニスの死を知らせる
ミカエル
こちらは「お久しぶり~」です。昨年5月に上野の美術館に来ていた「ラファエロ展」でお会いしました。
ルーヴル所蔵とは知らなかったのですが大変気に入りこの絵のクリアファイルを購入しました。
けっこう小さい絵です
このミカエルも小さい絵です
聖母とキリスト、ヨハネ。
ラファエロの描く聖母は そこに居るかのような暖かいぬくもりを感じさせます。
白い肌は柔らかく 温かみがあり 優しいまなざし・・・そして何て美しい聖母や可愛い聖母が多い事か・・・。
小椅子の聖母をはじめ彼の描く聖母の美しさ、可愛さ、そして人間味あふれる暖かさ。
ミケランジェロやダ・ヴィンチと違い
ラファエロは女好きです。恋も多く経験していますから女性の暖かい優しさ、愛らしさを熟知し
このような絵画になるのでしょう。
せっかくここまで来たのだからモナリザにたかる人でも撮って行こうか・・・と思いつつ自分もたかってみた。
モナリザは防弾ガラスの中に居るので一度目にルーヴルで撮った際には反射して撮りにくかったですが 今回何とか撮れました。
この絵はポプラの木で大昔に描かれているので大変痛みやすく すでに過去に盗まれた際にもだいぶ傷んでしまっていて
減収な温度、湿度管理が必要で このガラスケースの中で適切な温度湿度に調節され保護されています。
その時代時代で額の木をカエルなどの工夫がされて来たようですが近年はまさにハイテクな時代ならではの保護ですね。
裏側に回ると手袋をしたふかわりょう。 に見える
ティッツィアーノの描く女性もちらほら見た
キリスト これも名画代表・・・と言うかここのはほとんどが代表的で
一枚、日本の美術館に来日させたらその一枚で凄い人数の人間が集められるだろうと言う絵画ばかり。
モナリザに集まる人
ゼウス(私はゼウスと書きますね)
が悪を懲らしめている元天井画
再び展示室75に戻ってきた
そしてまっすぐ通過してサモトラケのニケ
日本の女の子が二人いましたが この二人、ヴェルサイユ宮殿の門の前でも見た
!!!
服装をよく覚えてる 自分の来ているところの服だったから・・・
顔モザイク用のも白や黒で塗りつぶさずにピンクで可愛らしくしてみた
ここを通過
通過
ヘルメス発見
ミロのヴィーナスもさっとい一周撮る
天然の友人がこの写真を見て「どうしてミロのヴィーナスって手が無いの?」と。
「壊れたからよ」
さてここらで一気に一番上まで階段を駆け上がる。
隅の方にあるただの階段 これ一気に駆け上がるのが疲れる疲れる!登り階段得意な私すら息が切れる
そうすると 現れるのはこちら
目も覚めるような色彩でありながら
全体的に和やかな落ち着きと品がある。
小中学の頃は観る物にこれ以上ない程の感動と輝きを心に感じることが出来た。
もうその感覚も無くなってしまった・・・と思っていたがルーヴルに来てあの頃感じられた驚き
輝く感動を十周年ぶりに感じることが出来た。
そしてずんずん進む
両サイドは神話 スザンナの絵は多かった。ヌードが描けるもんだからみんなこぞって描きまくったのだな。
怒れるメディア ルーヴルのは小さい方なのだとか。
この話は後味悪い・・・
更に行くとショパン
そしてこの部屋
2回目もこの3回目もこの部屋に小さな子供たちが学校の何かだかで来ていた。
とくに下のトルコ風呂の絵を前にして。
更に行くとナポレオン。美化されてるかもしれません
そしてやっと アモルとプシュケまで到達。上の階は人も少ないのでクーラーも効き のんびり座って鑑賞する。
ちょっとここで絵を見ながら休憩。
透ける布 春の野原にいることがわかる。小さな苺の花も咲いている
アモルの母、愛欲の女神、美しいヴィーナスと愛人代表の軍神マルス と、それを隠れ見るヴィーナスの夫
ヴィジェ・ルブランのエリアに来ました
自画像
眠るアモルを光りで照らし見るプシュケ
壊れた甕
ロココ フラゴナール
フラゴナールはブランコが一番好きですが ここには無いのです
これも深い内容が・・・
結婚。母と妹が寂しがって泣いていますが 姉は先に嫁ぐ妹をねたんで睨んでいます
私的、ロココ絵画の最高画家ブーシェ
こちらの右側の振り返る女性のこめかみ
こめかみと鼻の横につけボクロのようなものが付いていますが これ美術本などの画像ではありません
あとから上につけられたものとわかります
誰が付けたんだ???
エイや魚、カキなどが沢山!猫ちゃん大喜び、猫まっしぐら!
パリスの審判
タイトルは忘れたけれどヴァトーの作品
右側に3組の男女が見えますが 一番右に愛の女神ヴィーナス像。その横に座る二人。口説いているようなカップル
女性のスカートの下にアモルが居ることから愛を意味します その左は一緒に立ち上がるさらに左は男性に連れられ去っていく
これは時間の経過をさし 右から左へ このカップルの愛の時の流れを表しています。
ヴァトーのピエロ こちらもルーヴル代表する名画・・・だと思うのですが 場所がらか周囲に人はいませんでした。
そもそもここらのエリアは人が少ない。快適です
この絵を初めて見たのは高校生の頃学校の図書室の美術史本ですが こんな大きいとは思いませんでした。
さ・・・時間も無いし ドゥノン翼は自分的に観るもん見た!シュリー翼も昨日のルイ14世は見つからなかったが
アモルとプシュケやら目的は観たし、一部見つからないがブーシェも見た・・・
ぼちぼポンパドゥール夫人やタペストリーうぃ見て帰るか!ノートルダムまで歩くし!
本日ルーヴルに来たのでノートルダムの塔には登れないが 裏側からの外観を写真に撮って・・・
と 進むと階段が・・・
あれ、この階段下りてもタペストリーは無い、全く何もないままエジプトエリアに直行してしまう・・・
ここではないな
と言う迷いと でもブーシェのディアナはどこ?
一応日本で書いてきた 絶対見るリストの絵画はもう全てクリアしているのだがたまたま昨日可愛いポンパドゥール夫人
(長いから以降 ポン夫人と勝手に略させていただきます)
アモルとプシュケのタペストリーも撮らなくちゃ!とくにこのタペストリーは画家がわからずどう検索を頑張っても
海外サイトでアモルが逃げる、飛び去る絵しか見つからないのだ。
タペストリーだけは絶対に撮らないと日本に帰れない!!!
そんな思いもあってまだこの階をさまよってみることにした。
ほら・・・あんな方に薄暗い隙間がある・・・入ってみると全然光が当たっていない暗い暗い部屋にせま~~~い通路
そこに肖像画が並ぶ。もう忘れてしまったけど見覚えのある肖像画
フランソワ・ブーシェの自画像もあったが とても撮影できるような場所ではなく狭くて暗。
奥にはひっそりと闇に溶け込んだ監視員が座っている。
そこを見て・・・もう少し進んでみることにした。
ナポレオン書きかけ
ちょっとした隙間に小部屋があったり少しの階段があってそこのエリアに離脱したりと もう迷宮さながらな箇所が・・・。
小部屋には大きなポン夫人!またまたポン夫人偶然の発見!昨日見た物とは違いますが。
こちらは30半ばころの絵。
ルソーの肖像画も発見
外を見ると
カルーゼル凱旋門、配置を知っている人でないと分からないかもしれませんがコンコルド広場のオベリスク、エトワール凱旋門
延長線上にあるのが見て撮れます。
・・・さて・・・ついに道のエリアに来ました。リシュリューと書かれているところに入り込みます。ここは全くのノーチェックで
あった為、何もわかりませんが こっちにはブーシェのディアナはいないはずだけど、せっかくここまで来たならちょっとだけ・・・
と入りこんで見た。なんの予備知識も配置もわからない場所・・・
と
ルノワール!どこの場所が知らないが
19世紀末の絵画エリアまで来ていたとは!!
詐欺師!
この時はこの絵の周りに人はいなかったが そのうち人だかりができた。
そこからわりとすぐ・・・次の部屋に入り飛び込んできたのがっ!!!
諦めたついでに忘れてしまっていたが私の大好きなアモルの絵!!!
これは日本のサイトでは検索しても出てこない絵!!!
アモルの誕生
アモルに敬意をしめす
この青の色彩がとっても綺麗
ガニュメディスの誘拐 ・・・
ああ、ここまで来てよかった!!!
と、そうだ、例のお友達がこの画家の絵を撮影していた・・・おそらく振り返ればあるはず!と振り向くと
あったあった
お友達のまねして撮る!
これ…図書館の本でどの絵画とは記されず、ただ猫のみがルーヴルの動物として紹介されていた。
「主人公にはなれないのだけど…」
と台詞が勝手につけられて猫のみが載せられたこの控えめでかくれて顔だけ出したような猫が
可愛くてたまらなくて
ルーヴル美術館所蔵のすべてという
持ち上げるのも困難な重たい本やアプリからこの猫を探し出すのにどれだけ苦労したか…。
執念で探したものだがルーヴルでも実物発見!!!