美術史美術館
美術史美術館
自然博物館
二つの双子の美術館の間にはあの有名なマリア・テレジア像
2016年
オーストリア・ウィーンの美術史美術館
マリーアントワネットの故郷
ウィーン。シェーンブルン宮殿を観たりして
美術史美術館の方にもやって来た!
マリーアントワネットの肖像画など見たい目的のものがことごとく無かった((((;゚Д゚)))))))
とりあえず撮った写真を載せまくります。
内部は こんな感じ
ルーヴル美術館の華美でド派手な絢爛豪華とは趣が異なる。
落ち着いてる感がある。
上にはクリムトの絵が
インフォメーションで日本語の地図をかっさらってきたけどよく分からない。
マリーアントワネットの肖像画の場所もマルガリータ王女の場所も描かれていない、ごくわずかな作品の場所が書いてあるだけ。
取り合えずこの階段を上がると早速カフェ、ゲルストナーがある。
適当にその奥の入口から
入ってみた。
最初にデューラーの絵が出てきたので さっそく「おお!!!」と美術館鑑賞モードに入る。
近くにマクシミリアン。ハプスブルク家の本拠地に来た!!!と実感(先にシェーンブルンに行っているけど)
クラナッハの作品も置かれている
なかなか・・・いきなりビックリする名作がデンデンと押してくる感じ。
アダムとイブの題材でしょうね
と、ここまでは良かったが・・・
地図がよく分からないので適当に入れる部屋に入っていく・・・
赤い色の展示室は落ち着いた色。
そこに大きな絵画がでんでん!と威風を放つ それはルーベンスの絵画群だった。
一面がルーベンス作品。日本ではますこんな事にはならないだろうという風景
…日本で一面にルーベンスを敷き詰めたら圧迫感がハンパない
可愛い天使たち
すごい重量感感じます。
部屋の色もルーベンスの重々しい特徴的な肉付きの重さも 重厚感感じる色も・・・
・・・重い・・・なんか空気が重く感じる
部屋の感じも上の装飾も 華やか、きらびやかとは違って 重厚で重たい・・・それでこの絵画群である・・・
ちょっと気分的に重い・・・
別の部屋に進むと 世界一のブリューゲル作品を集めたという その目玉 ブリューゲルの「バベルの塔」
ブリューゲルは特に好きな絵ではないけれど やはりここまで来たからには 大物がここまで日本に揃う事も無いだろうしと(いや、わからんけど少なくとも日本に来ても写真は撮れない)
写真をしっかり取ったつもりがけっこうひどくブレている。ヤル気あるのか自分!!?
農民の風景 有名作ですね
・・・やはりこう・・・なんか重い・・・色も重いし暗い・・・
横道にそれるようにして部屋がある そこへ抜けるとまた絵画展示室があるので意味が分からない。
さんざん「ワケがわからない」と独り言を何度もつぶやいた。もうそれで嫌になってきたのかもしれないが
そのうち地図と頭の中が一致してようやく地図を理解できるようになった。
それは良かったが 見たい作品がどこにあるのかまでは表記されていないので
結局あまり意味無かった。
この館のなかで日本人女性2人発見。日本語が聞こえてなつかしく思う。
私世代の女性とその母親らしき2人組 何度か出くわしながら未知の美術館内をめぐる
光りの画家・レンブラント
これ、少し前に日本に来て世間を騒がせていた…様な気がします
が、私は結局見に行けず・・・
この暗い色の絵も見たことがあると思います なかなかに美しい顔で描かれていて・・・
何故か沢山見てきた気のするこのクレオパトラ。日本で見たようなルーヴルで見たような・・・
優雅な大天使の絵、ついに出ました!
優しい微笑にやっと・・・
イケメンが何か描いてる!これがまた上手いんです!!!
マリア・テレジア
その息子 シェーンブルン宮殿内にもありました
野菜に見立てた肖像画。子供心にインパクト強くて印象に残った絵です。
あ、お久しぶりです!!この美術館に居たんですか。日本で見ました!!
ユディト!こちらも日本に来た時に見ました!クリムトのユディトとは趣が異なるものの
彼女の白い美しさと服の彩が際立ち 周囲の暗い背景に男の生首が隠れがちでユディトの美しさのみが強調され
ユディトの内容を知らない人は生首に気付かなそうな絵です。
カラヴァッジョのユディトなんか迫力に欠け…しかしこれがまた可愛らしさが強調されて良いのです。
男性の描くユディトはみんな美を強調する傾向が強いですね。
クラナッハのユディトとサロメは作品数が多いですがそれも気になるところ。(ここにはクラナッハのサロメもユディトも無かったです←私がこの時見た限り)
お決まり定番のこの絵の題材・・・
この題材の絵はどこにでも沢山ありますね!ユディト同様
彼女の輝くばかりの白い肌と美しい金髪の身が目を引き
エロ糞じじぃ共はその存在を知らない方には目に入らなそうな そんな感じです。ゲス一人はあからさまに覗いてますがもうゲスジジィの一人は
私もすぐには気づきませんでした。
と、大好きな絵が!!!ここにあるとは思ってなかったので感動です!!
日本に来た時に見て一目ぼれし、ポストカードを買ったのです。
何に一目ぼれかと言うとこの天使です
ジョルジョーネと思います、好きな漫画にこの絵の事が出てきて・・・この絵、日本でも見たことがある気がするのですが
はたして日本で見たのか、ネットで見た物を実際に見たと思い込んだのか さだかではありませんが
この美術館にあるとは思っていなかったのでびっくりです。
いよいよ一番奥の部屋でベラスケス作品発見です~!!!
マリー・テレーズ(多分有名な絵)
こちらマルガリータ王女の弟 日本に来たときも見に行きました
そしてマルガリータ王女
激写してから落ち着いてその部屋のソファーにどっかり座ってしばらく眺めながらくつろいでいると
先ほど見かけた日本人2人が係員に案内されてこの部屋にやってきました。
彼女たちもマルガリータを見に来たのですね。やっぱりそうですよね。
一人ソファーでくつろいで堪能していた私と目が合う
彼女らもマルガリータの愛らしい姿を堪能していきました。
数点のマルガリータ王女が並べられているので少しずつ大っきくなっていく様がわかるのが良いですね(^^)
そして血族婚の影響が良く出てこの家系の人々みんな同じ顔の特徴・・・
マルガリータと弟もかなり濃い血になってしまって 早々と亡くなってしまって可哀想です・・・。
マルガリータ王女と言えば是非ともスペイン、プラド美術館のラス・メニーナスも見たいです。
オーストリア航空の直行便、撤退したけど もうじきスペイン直行便が出来ますね!
スペイン、直行便で行きたいです(^^)
(これは2016年9月に書いたものです)
ラファエロの名作!ありました!!!!
この絵もこの美術館にあるとは知らなかったので嬉しいです(^^)
この絵の前でに一人掛の豪華そうな素材のソファーがあり肘掛、背もたれとしっかりした物が置かれ
ここで どっかりと座りこんで しばらくは真正面一人で堪能。
こんな贅沢ってあるでしょうか…
素材のいい1人がけソファーに脊を持たれ真正面から目の前のラファエロ聖母子の美しい絵を独り占めとか…あり得なくないですか!?
そのうちアジア人らしき男性が来て一人眺めて行ったけど その位で 人だかりはできなかった。これだけの名作が!!!
一人用豪華ソファーに肘掛に腕を預け座りながら誰にも邪魔されず堪能できる・・・日本ではまずありえません。
この絵、一枚でも持ち込めば美術館に行列が出来て この絵の前は人が群がって 見るのも流れ作業の様な・・・
ほんの数秒から数分になってしまいます。
カラヴァッジョのアモル!!!実物は初めて見たと思いますが この瞳に心奪われるようでした!
写真より原物絵画のこのアモルの瞳は生きています・・・
ガニメディスの誘拐
イオ
ゼウスの節操無さ2作品!こちらも現物は初、ここにあることも知らなかったので見た時の衝撃はなかなかです。
さて…
時間を持て余す。回廊にソファーがあるので座ってスマホいじってみたり。
美術館・展示物にもやはり好み趣向があるので
何時間でも居られる…とは行かない場所もあるようで
↑ソファーの裏手側 なんとなく落ち着かない
自分きっと、もっとキラキラゴテゴテした方が好きなんだろうなあ
仕方がないのでまた絵画エリアをさまよい歩き出す
ブリューゲルの冬 をちゃんと撮影するという目的もあった。
私はブリューゲルと言えば「バベルの塔」よりこの絵こそブリューゲル!!!って感じがする。
他の展示を見ることに・・・したが
なんだか館内が暗くて人が少ないのだ。ので、エジプトエリアは避ける。
流石の私もこの状況で一人っきりでミイラ群の中に身を置くとか無理無理無理!
ネコさんのミイラは観たかったけど・・・。
下の階
とにかく暗い!!!人がほぼ居ない!!
展示品もなんか・・・あからさまに好みからかけ離れ、人の首とか…
たまにこんな船とか 良い物もあるけど
なんだかわからないけど 可愛らしい物もあった。
これを写真ん撮ると・・・シャッター音が響くんですょ、城の奥の奥の方までどこまでも・・・・・・・・・
ほんっっっとこわい!!!!!!!!
暗いし首だけの虚像のような物か並ぶエリア、自分以外に人に出会うことも滅多に無く貸切のような状態
絵画エリアにいた時でさえ画風の暗さ、絵画の肉質の重みに負けそうになる自分・・・
トイレを済ませて、土産物コーナーを見て
美術館を出てしまった。
この日は夜間営業の日だったので普段とは感じが違ったのかもしれない。
ずっと見たかったマリーアントワネットの肖像画が無く、見つけられないのか、貸出中などで無かったのか定かじゃないあたりがモヤモヤしたり疲れたりして居たせいもあったのかもしれない、早々に退散してしまったが批判するわけではない。
ハプスブルク家の収集した作品が見れて嬉しい気持ちも勿論ありました。
自分の好きな作品も見つかり写真に撮れて嬉しい思いもしました(*^_^*)
近くにあるモーツァルト像
お花がト音記号になってます。赤の花でかわいいです。
ネット画像を見るといろんな色の花で変わるようですがきっと赤が一番素敵だと思います。