色々お散歩

ヨーロッパ好き乙女趣味な 旅写真・日常ブログです

エルミタージュ美術館2

2018年05月14日 12時54分38秒 | 美術・絵画


多分旅行ガイドなどでよく載っているのがこの部屋のこんな構図ではないかと・・・




アポロンの神話で有名なシーン 体が月桂樹にかわっていく・・・


大好きなアモルとプシュケです



撮った有名作品の一部をひたすら載せていきます 載せるだけ載せていきます(すみません・・・疲れました、年ですね)














最近2017年だか?日本にきてましたよね ダナエ
「愛の物語」と説明がありまして綺麗に説明してらっしゃいました。
なるほど・・・!ものは言いようだな 私ならこの絵に綺麗な説明はできない

マグダラのマリア




ダヴィンチ作品2点
閑散期のこの真冬ロシア
シーズンの頃よりずっと人が少ないこの時期でも
この2点は写真撮るのに一人ずつ並んで…列が出来てました。



ダヴィンチスクールの作品との事
作画がダヴィンチっぽさが出てます










ラファエロの名画




人気のミケランジェロ(未完)完成後の作品が見たかったです
ミケランジェロのエルティシズムは とにかく彼の表現する男性は美しいです


アドニス



この緑はクジャク石と言うそうで。

有名 名画が続きます







悲劇の絵
こちらも「怖い絵」で紹介された 
昔、酸をかけられ切り刻まれてしまったダナエ

こちらも看板名画









お魚さんは本物の魚ミイラ







足元のフクロウが可愛い




教会 開いているのは珍しんだとか




この時は2017年12/31

1917年のロシア10月革命から100年!!!と この100年目に当る今年、特別展示が行われてます!!!
この特別展示は嬉しい!!!!
そう!!今年は(訪問時)100周年です。100年目です(今年は今年は言って、ラスト一日の大みそかなんですけどね)
まさに「オルフェウスの窓」や映像の20世紀で観た光景






皇后のドレスの展示も!!

大皇女4人
彼女たちの最後を思うと胸が痛みます…



皇帝一家

可愛いぬいぐるみ


普段は入らない 古い物が展示された場所
セキュリティの人をつけないと見学できません。
エカテリーナ宮殿が入れなくなったので代わりにこちらの見学になりました。
















エルミタージュ美術館1

2018年05月14日 12時54分22秒 | 美術・絵画
エルミタージュ美術館1

(ロシア旅行記に載せたエルミタージュの写真を少しカットして美術カテゴリーに)


ロシアサンクトペテルブルク
ネヴァ川沿にある宮殿
冬場はコートをクロークに預けます。


もと宮殿 華美な宮殿は大好きです。
が、2017年はロシア革命から100年
特別展示をやっていました。
デカデカとポスターも。


「エルミタージュ幻想」って映画DVDを購入して観てきたんです


華美な宮殿の階段


豪華な宮殿内など










肖像画 美女群です 美しいので撮りまくる























カーテンも窓越しに見れる景色も好き








お昼少し前にカフェ
お昼より前に行くと空いてるので早めがおススメ。
ケーキが可愛い
鬼灯の乗ったケーキやら可愛い

私はチーズケーキらしき物を。
日本のとは違いかなり甘いです。



近くの方達のケーキも撮らせてもらう







再び美術鑑賞へ



見事な床












タペストリー








カラヴァッジョ







パビリオンの間
こういう部屋が好み!住みたいっ!!!





楽しみにしていた孔雀時計
たまに動かします。動いてるムービーが流れてまして・・・見事でした!鳥らしい動き





フクロウ🦉とリス


リス、トカゲ


カタツムリ、トンボ










空中庭園

本来なら冬は雪景色なのだと思いますがこの時は暖冬で。

国立西洋美術館・プラド美術館展

2018年04月27日 22時26分15秒 | 美術・絵画

上野の国立西洋美術館
プラド美術館展…と言うのはよくやっているイメージですが
「ラス・メニーナス」はやはり来ない…
流石にアレは無理か…

今回の見所はやはり
こちらの王子の立派で迫力のある、そして可愛い肖像画


19時少し前に入場。

昨年の上野の森美術館の「怖い絵展」と違い、見る人を選ぶような作品群。

そのためか、ゴールデンウィーク直前の夜間日でタイミングが良かったのか
空いてました。

スペイン宮廷画家ベラスケスの作品がいくつか
ただし、人気と思われるマルガリータ王女の絵は今回なし。

かなり人を選ぶ系統の作品群 しかし
ひっそりとルーベンス、ティッツィアーノが混ざってました♪( ´▽`)

ルーベンス、日本の質素な館内で見るといいなぁ♪( ´▽`)
美術史美術館の赤い壁の部屋に大きなルーベルス作品群を惜しげもなく並べまくった姿は圧迫感がすごかったけれど

日本の何もない、薄暗い館内の壁に勿体なさそうに一枚ひっそりと飾られると
とても良い感じ

ティッツィアーノはヴィーナスです。
例のごとく子犬がいて
裸体でベッドに横たわっているポーズなのですが…
髪は豪華に結い上げて 色っぽさや可愛さより豪華さ、品を感じました。

ウフィッツィ美術館の 似た構図で髪を下ろし視線をこちらに向け微笑む愛らしいヴィーナスの絵の印象とはだいぶ違う。


王族肖像画に関しては 威厳を「魅せる」描き方だけでなく
血族婚による遺伝の特徴の強さと それによる怖さがありありと出ている。

マルガリータ王女も
この最初の幼い王子の肖像画からもハッキリと見て取れるそれは可愛さでは終われない、悲しい結末を思わせる。

マルガリータ王女や弟までくるとかなり血が濃くなりすぎて年齢も行かずに若くして無くなってしまう。可哀想だがマルガリータ王女の結婚生活は幸せそうな印象なのでそれは良かった。



画像は国立西洋美術館のサイトより。


見に行く際に お金を下ろすか迷った。
グッズが欲しくてお金がなくて後悔した「怖い絵展」
でも今回はそんなことはないだろう…と
所持金3000円で赴いた。
そこから入場料1600円が消える。

グッズコーナーでは、スペインだから
スペイン産かな イベリコ豚の生ハムが4千円で売られていた((((;゚Д゚)))))))

くそっ!!!そう来たか!!!まさか生ハムで攻めてくるとは!!!
今回生ハム購入を諦めて散々迷ったりしていた直後だったのだ。
ゴールデンウィークに生ハム食べたくて。
私の馬鹿ー!!!!!
結局お金はなく後悔する結果に

怖い絵展 行ってきました!

2017年11月10日 23時09分38秒 | 美術・絵画


大人気・中野京子さんの「怖い絵」で描かれた絵画が兵庫県と東京へ!

「レディ・ジェーン・グレイの処刑」は初来日だそうで!
いつかロンドンに行ってナショナルギャラリーで見たい絵ですが せっかく日本に来てくれたのでこのチャンスを逃せるはずもなく。



上野の森美術館は「怖い絵展」開催期間中
最初は17時まで。
平日会社が終わってからでは間に合わない、
なんで金曜日も時間延長してやらないんだ!?
行けないだろうが((((;゚Д゚)))))))!!!

と、何度嘆いたか。なんてしているうちに
11/10(金)より金曜も20時までに延長!!
(11/16(木)より全日20迄に延長されるそうです)

という事で行ってきました!

11/10(金)

金曜、昼間のうちからTwitterで待ち時間チェック

平日でもなかなかの待ち時間を食らうとTwitterで書かれているのを見て
閉館1時間前の19時に向かおうかな…なんて思いました。

18時過ぎ、Twitterに「待ち時間解消されました」との文が!

よし!行こう!!

と、オフィスを出ようとして
はっと思いつく

年末年始の旅行の際にいるVISAに使用する写真を急いで撮らなければならなかった!!

帰りにカメラ屋さんに寄って撮影してもらい写真が出来た頃は19時

そこから上野へ。

上野の森美術館
なんて名前がついてるけど
駅出て左側が真っ暗((((;゚Д゚)))))))
しかも人が少なくてめっちゃ怖い!!
怖い絵っていうか道のりが怖すぎ!!!

昔、今住んでる家周辺がかなり暗かった頃

林の奥に住んでた友達の家に毎日遊びに行き
帰り 怖くて 帰るのが毎回の悩み

自転車で前を見ずに全力疾走し
唯一、1箇所ある街灯の所には墓地…

林の中の細い道、自分以外誰もいない暗すぎるあの道を半泣きで走り抜けたあの思いがフツフツと湧き上がってきました。

もちろん、昔の田舎とは違うし
人もいる事はいるのですが…少ない…。

到着すると外に宣伝に大きなパネルだか看板だかが。
Twitterなんかで その前や看板の前で記念写真載せてる方がいますが

明かりがないのでパネル見えません。

ある意味、別の恐怖感を味わいました。

入ってしばらくは人が少ない、見やすい環境でした。やはり美術館は夜間が良いですね(^_^)

中盤辺りから人が多く残ってまして
人気エリアは混雑してるといえばしてますが昼間の比では無いです。

しかしショップも含めて20時閉館

19時に職場付近から出発してるので1時間もいなかったわけですが
無謀過ぎでした、全部をしっかり見るなんて出来ませんでした、軽く流し見た物も。

一通りはザっと見ました。

中には 今の時代の萌えキャラ小悪魔系…みたいな絵がありました。

絶対に
「可愛い!萌え〜〜
なんて人がいるはずだだ!!!

頭に髑髏と両サイドがカラスで 何ともハイセンス!ゴスロリ好きな女子にも人気ありそうですね

「怖い絵展」サイトで紹介されている見所作品の一部
歴史物
最後の方にはマリーアントワネットの鮮やかで可愛い肖像画も。
画家が不明とか。



チャールズ一世の幸せだった頃との事で…
チャールズ一世と言うと中学の資料集では処刑シーンの絵が載ってましたが真っ赤になって凄まじい絵でした。
それの方がまさに 見たままに怖い絵だなぁ…






夢魔
幻想的ですよね







ジェーン・グレイはしっかり見るつもりで
遠目から、近くに寄って
ガン見してきました!!

小さな手、爪は綺麗に光るようで
目隠しされてるので目がわかりませんが
わずかに開いた 小さめでわずかにプクッとして
少し開いた唇がもう…何とも可哀想で…。




今回、ショップで中野京子さんの新作「怖い絵」←オフェーリアが表紙の
と、今回の怖い絵展の本 購入する予定だったのですが
途中で 財布の中のお金があまり入ってないんじゃ無いかと気づく((((;゚Д゚)))))))
買い物したり写真撮りに行ったりして…

そんなわけで本は断念
読んでからもう一度行きたい…なんて思ったので何らかの形で読もうと思います。



購入した物
白い恋人とコラボした 黒い恋人


バスソルト





早速入れたい。
香りを嗅いで見ると…
スッキリ爽やか!クールミント((((;゚Д゚)))))))!!
ちょっとこの寒さにはキツイもんがあるので
…初夏まで待とう…!!




ロペ・コラボ
チョコ・マシュマロ

絵画の服装に!

下の絵です

羽のある絵



もう一回 金曜に行こうと思います
そして次こそは本を買うっヽ(*´∀`)

キャラの後ろ、美術館に展示されていた風景です。
「ジェーングレイの処刑」の人物と役割の配置図と説明文とロンドン塔内の処刑された場所やら周辺の航空写真図です。


11/10は金曜で時間延長になった初日なので18時頃に待ち時間解消となってましたが徐々にこの時間帯も人が増えてくるかもしれません

土日の混雑は閉館1時間前もまだまだ待ち時間が出来ているようで…。



Yahoo!ニュースにて
「怖い絵」展開催までの悪戦苦闘

「怖い絵展」開催に向けての悪戦苦闘の5年間を書いた記事が配信されまして
これを読むと より感慨深い思いで絵画展示を楽しむ事が出来るともいます。

美術史美術館

2017年10月14日 23時40分04秒 | 美術・絵画
美術史美術館





美術史美術館

自然博物館
二つの双子の美術館の間にはあの有名なマリア・テレジア像


2016年
オーストリア・ウィーンの美術史美術館

マリーアントワネットの故郷
ウィーン。シェーンブルン宮殿を観たりして

美術史美術館の方にもやって来た!

マリーアントワネットの肖像画など見たい目的のものがことごとく無かった((((;゚Д゚)))))))

とりあえず撮った写真を載せまくります。


内部は こんな感じ

ルーヴル美術館の華美でド派手な絢爛豪華とは趣が異なる。
落ち着いてる感がある。

上にはクリムトの絵が

インフォメーションで日本語の地図をかっさらってきたけどよく分からない。
マリーアントワネットの肖像画の場所もマルガリータ王女の場所も描かれていない、ごくわずかな作品の場所が書いてあるだけ。
取り合えずこの階段を上がると早速カフェ、ゲルストナーがある。
適当にその奥の入口から
入ってみた。

最初にデューラーの絵が出てきたので さっそく「おお!!!」と美術館鑑賞モードに入る。

近くにマクシミリアン。ハプスブルク家の本拠地に来た!!!と実感(先にシェーンブルンに行っているけど)

クラナッハの作品も置かれている
なかなか・・・いきなりビックリする名作がデンデンと押してくる感じ。



アダムとイブの題材でしょうね

と、ここまでは良かったが・・・
地図がよく分からないので適当に入れる部屋に入っていく・・・


赤い色の展示室は落ち着いた色。
そこに大きな絵画がでんでん!と威風を放つ それはルーベンスの絵画群だった。
一面がルーベンス作品。日本ではますこんな事にはならないだろうという風景

…日本で一面にルーベンスを敷き詰めたら圧迫感がハンパない

可愛い天使たち
 
すごい重量感感じます。
部屋の色もルーベンスの重々しい特徴的な肉付きの重さも 重厚感感じる色も・・・


・・・重い・・・なんか空気が重く感じる
部屋の感じも上の装飾も 華やか、きらびやかとは違って 重厚で重たい・・・それでこの絵画群である・・・
ちょっと気分的に重い・・・

別の部屋に進むと 世界一のブリューゲル作品を集めたという その目玉 ブリューゲルの「バベルの塔」

ブリューゲルは特に好きな絵ではないけれど やはりここまで来たからには 大物がここまで日本に揃う事も無いだろうしと(いや、わからんけど少なくとも日本に来ても写真は撮れない)
写真をしっかり取ったつもりがけっこうひどくブレている。ヤル気あるのか自分!!?


農民の風景 有名作ですね

・・・やはりこう・・・なんか重い・・・色も重いし暗い・・・
 

横道にそれるようにして部屋がある そこへ抜けるとまた絵画展示室があるので意味が分からない。
さんざん「ワケがわからない」と独り言を何度もつぶやいた。もうそれで嫌になってきたのかもしれないが
そのうち地図と頭の中が一致してようやく地図を理解できるようになった。
それは良かったが 見たい作品がどこにあるのかまでは表記されていないので
結局あまり意味無かった。


この館のなかで日本人女性2人発見。日本語が聞こえてなつかしく思う。
私世代の女性とその母親らしき2人組 何度か出くわしながら未知の美術館内をめぐる

光りの画家・レンブラント
これ、少し前に日本に来て世間を騒がせていた…様な気がします
が、私は結局見に行けず・・・



この暗い色の絵も見たことがあると思います なかなかに美しい顔で描かれていて・・・


何故か沢山見てきた気のするこのクレオパトラ。日本で見たようなルーヴルで見たような・・・

優雅な大天使の絵、ついに出ました!

優しい微笑にやっと・・・



イケメンが何か描いてる!これがまた上手いんです!!!



マリア・テレジア


その息子 シェーンブルン宮殿内にもありました











野菜に見立てた肖像画。子供心にインパクト強くて印象に残った絵です。


あ、お久しぶりです!!この美術館に居たんですか。日本で見ました!!

ユディト!こちらも日本に来た時に見ました!クリムトのユディトとは趣が異なるものの
彼女の白い美しさと服の彩が際立ち 周囲の暗い背景に男の生首が隠れがちでユディトの美しさのみが強調され
ユディトの内容を知らない人は生首に気付かなそうな絵です。
 カラヴァッジョのユディトなんか迫力に欠け…しかしこれがまた可愛らしさが強調されて良いのです。
男性の描くユディトはみんな美を強調する傾向が強いですね。

クラナッハのユディトとサロメは作品数が多いですがそれも気になるところ。(ここにはクラナッハのサロメもユディトも無かったです←私がこの時見た限り)

お決まり定番のこの絵の題材・・・
この題材の絵はどこにでも沢山ありますね!ユディト同様
彼女の輝くばかりの白い肌と美しい金髪の身が目を引き
エロ糞じじぃ共はその存在を知らない方には目に入らなそうな そんな感じです。ゲス一人はあからさまに覗いてますがもうゲスジジィの一人は
私もすぐには気づきませんでした。




と、大好きな絵が!!!ここにあるとは思ってなかったので感動です!!
日本に来た時に見て一目ぼれし、ポストカードを買ったのです。
何に一目ぼれかと言うとこの天使です




ジョルジョーネと思います、好きな漫画にこの絵の事が出てきて・・・この絵、日本でも見たことがある気がするのですが
はたして日本で見たのか、ネットで見た物を実際に見たと思い込んだのか さだかではありませんが
この美術館にあるとは思っていなかったのでびっくりです。

いよいよ一番奥の部屋でベラスケス作品発見です~!!!




マリー・テレーズ(多分有名な絵)


こちらマルガリータ王女の弟 日本に来たときも見に行きました


そしてマルガリータ王女




激写してから落ち着いてその部屋のソファーにどっかり座ってしばらく眺めながらくつろいでいると
先ほど見かけた日本人2人が係員に案内されてこの部屋にやってきました。
彼女たちもマルガリータを見に来たのですね。やっぱりそうですよね。
一人ソファーでくつろいで堪能していた私と目が合う

彼女らもマルガリータの愛らしい姿を堪能していきました。

数点のマルガリータ王女が並べられているので少しずつ大っきくなっていく様がわかるのが良いですね(^^)
そして血族婚の影響が良く出てこの家系の人々みんな同じ顔の特徴・・・
マルガリータと弟もかなり濃い血になってしまって 早々と亡くなってしまって可哀想です・・・。
マルガリータ王女と言えば是非ともスペイン、プラド美術館のラス・メニーナスも見たいです。

オーストリア航空の直行便、撤退したけど もうじきスペイン直行便が出来ますね!
スペイン、直行便で行きたいです(^^)
(これは2016年9月に書いたものです)



ラファエロの名作!ありました!!!!
この絵もこの美術館にあるとは知らなかったので嬉しいです(^^)
この絵の前でに一人掛の豪華そうな素材のソファーがあり肘掛、背もたれとしっかりした物が置かれ
ここで どっかりと座りこんで しばらくは真正面一人で堪能。

こんな贅沢ってあるでしょうか…
素材のいい1人がけソファーに脊を持たれ真正面から目の前のラファエロ聖母子の美しい絵を独り占めとか…あり得なくないですか!?


そのうちアジア人らしき男性が来て一人眺めて行ったけど その位で 人だかりはできなかった。これだけの名作が!!!
一人用豪華ソファーに肘掛に腕を預け座りながら誰にも邪魔されず堪能できる・・・日本ではまずありえません。
この絵、一枚でも持ち込めば美術館に行列が出来て この絵の前は人が群がって 見るのも流れ作業の様な・・・
ほんの数秒から数分になってしまいます。




カラヴァッジョのアモル!!!実物は初めて見たと思いますが この瞳に心奪われるようでした!
写真より原物絵画のこのアモルの瞳は生きています・・・

ガニメディスの誘拐

イオ

ゼウスの節操無さ2作品!こちらも現物は初、ここにあることも知らなかったので見た時の衝撃はなかなかです。


さて…
時間を持て余す。回廊にソファーがあるので座ってスマホいじってみたり。

美術館・展示物にもやはり好み趣向があるので
何時間でも居られる…とは行かない場所もあるようで



↑ソファーの裏手側 なんとなく落ち着かない
自分きっと、もっとキラキラゴテゴテした方が好きなんだろうなあ

仕方がないのでまた絵画エリアをさまよい歩き出す
ブリューゲルの冬 をちゃんと撮影するという目的もあった。
私はブリューゲルと言えば「バベルの塔」よりこの絵こそブリューゲル!!!って感じがする。


他の展示を見ることに・・・したが
なんだか館内が暗くて人が少ないのだ。ので、エジプトエリアは避ける。
流石の私もこの状況で一人っきりでミイラ群の中に身を置くとか無理無理無理!
ネコさんのミイラは観たかったけど・・・。

下の階
とにかく暗い!!!人がほぼ居ない!!
展示品もなんか・・・あからさまに好みからかけ離れ、人の首とか…

たまにこんな船とか 良い物もあるけど
 
なんだかわからないけど 可愛らしい物もあった。

これを写真ん撮ると・・・シャッター音が響くんですょ、城の奥の奥の方までどこまでも・・・・・・・・・

ほんっっっとこわい!!!!!!!!

暗いし首だけの虚像のような物か並ぶエリア、自分以外に人に出会うことも滅多に無く貸切のような状態
絵画エリアにいた時でさえ画風の暗さ、絵画の肉質の重みに負けそうになる自分・・・


トイレを済ませて、土産物コーナーを見て 
美術館を出てしまった。

この日は夜間営業の日だったので普段とは感じが違ったのかもしれない。

ずっと見たかったマリーアントワネットの肖像画が無く、見つけられないのか、貸出中などで無かったのか定かじゃないあたりがモヤモヤしたり疲れたりして居たせいもあったのかもしれない、早々に退散してしまったが批判するわけではない。

ハプスブルク家の収集した作品が見れて嬉しい気持ちも勿論ありました。

自分の好きな作品も見つかり写真に撮れて嬉しい思いもしました(*^_^*)


近くにあるモーツァルト像


お花がト音記号になってます。赤の花でかわいいです。
ネット画像を見るといろんな色の花で変わるようですがきっと赤が一番素敵だと思います。