日曜日に図書館で借りてきました
八つ墓村
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/67/ab9ffdc687da51373031b6aca4a2a436.jpg)
横溝正史は大好き!
とか言いたいですがまだ
そんなに読んだわけではなく
三つ首塔
獄門島
女王蜂
犬神家の一族
あと本ではなくDVDで
悪魔の手毬唄 を。
去年の夏ぶりの読書ですが
やっぱり面白いっっ!!!
そんなわけで
金田一と言ったら
あるいは横溝正史と言ったら
八つ墓村!って程 誰でも作品名くらいは知ってるだろう作品ですが
私は今更ながら読んだことはなく
今回やっと読みました。
思い描いていたのとだいぶ違い
想像では
戦前の昔、岡山方面の田舎の農村
夜這いなどの風習の残る陰惨とした舞台で
主人公が頭に懐中電灯つけて32人程殺していく話だと思ってましたが
全然違いましたね。
元になっている、あの悪名高い32人殺しの事件はあくまで参考にした程度で
それらしき事件背景はすでに起きている…
そういった前提で物語が始まります。
有名な作品でしょうけど
これから読む方がこのブログに行き着く可能性も考えてネタバレになるような事は書きませんが
描写は三つ首塔によく似てました。
主人公が金田一耕助では無い
別の主人公が後に事件の事を書き残した文体の視点で書かれている点、
自身の周りで度々起こる殺人事件、
冒険物っぽい部分などが
三つ首塔を思い起こしました
岩井志麻子作品の
夜鳴きの森
これも背景は同じ32人殺し事件からとっているようですがらこちらの方は
悪風習の色濃く残るどんよりと嫌なドロドロしい田舎の農村背景の物語と感じますが
八つ墓村もそう言ったものと思って読んでみると
全く違った印象。
昔の農村にある呪われた事件歴史、それを祀る言い伝え
大きな屋敷を仕切る
双子の老婆、小梅様、小竹様の
主人公を欺いて深夜に部屋へやってくるその様子など
恐ろしさや不安を感じさせつつもその描写が実に幻想的で美しく感じる。
知りもしないのに懐かしさを感じさせられる
そう言った描き方に感じ
気分よく読めた。
主人公の事に関しては読者もわりとすぐに予測がつくと思う。春代の最初の態度から。
犯人に関してはもしや…とも思うけれど
作中の人々同様に私も犯人の罠にはまり
別方向へと意識を逸らされた。
この作品全体から感じたこと
やはり女は強い!いざって時に強い。
春代に関してはこれ
春代を主人公にして少女漫画化したら絶対ヒットしそうだな!と思う。
儚くて悲しいけど、それでいて後味の悪さは感じさせたない彼女の最後
自分的には春代がヒロインでした。
でも春代がまさか犯人と相打ち…とは
最後の最後に驚かされました!!!
そんなわけでネタバレにならないよう
あまり感想などは書けないけれど
怪奇じみた描写が幻想的で美しく感じ
楽しく読めました。
知恵袋なんかでは
この作品の背景がわからないとか
内容が難しくてわからねー的な質問が多かったけれど
別に何も難しいことは無く
普通に理解できる話です。
もちろんそういった質問では回答者が簡潔にわかりやすく物語の説明、背景の説明をしても
ピンとこない
なんて返信しているから
おおもと理解力に問題ありな方なのでしょうが。
楽しめる作品なので
まだ読んでいない方、難しそう…と思いとどまってしまった方は勿体無いので是非読んでもらいたい作品でした。
金田一と言えば
以前、イトコと電車に乗っていてどういった流れからか私がその話をしだした事がありまして。
私がいとこに
「金田一知ってる??」
「知ってる知ってる」
と言うので 意外だなと思いつつも話をしたのですが
「その話は知らない」と言われ
「どの作品が好き??」
と聞いたところの
「首無しライダーの」
?????首無し…ライダー!?
首だけってのはあるけど
首無し…???ってか
ライダー!?
話を聞いているととても昭和初期の時代背景の金田一シリーズに出てくる雰囲気では無いと感じつつも もっと後の…まだ読んでない作品かと色々考えてイトコの話を聞いていたけれど
最終的に私が言っていたのは
横溝正史の金田一耕助の作品
イトコは
金田一少年の事件簿の話でした!
互いにズレていた!!!
何て事がありました。
八つ墓村
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/67/ab9ffdc687da51373031b6aca4a2a436.jpg)
横溝正史は大好き!
とか言いたいですがまだ
そんなに読んだわけではなく
三つ首塔
獄門島
女王蜂
犬神家の一族
あと本ではなくDVDで
悪魔の手毬唄 を。
去年の夏ぶりの読書ですが
やっぱり面白いっっ!!!
そんなわけで
金田一と言ったら
あるいは横溝正史と言ったら
八つ墓村!って程 誰でも作品名くらいは知ってるだろう作品ですが
私は今更ながら読んだことはなく
今回やっと読みました。
思い描いていたのとだいぶ違い
想像では
戦前の昔、岡山方面の田舎の農村
夜這いなどの風習の残る陰惨とした舞台で
主人公が頭に懐中電灯つけて32人程殺していく話だと思ってましたが
全然違いましたね。
元になっている、あの悪名高い32人殺しの事件はあくまで参考にした程度で
それらしき事件背景はすでに起きている…
そういった前提で物語が始まります。
有名な作品でしょうけど
これから読む方がこのブログに行き着く可能性も考えてネタバレになるような事は書きませんが
描写は三つ首塔によく似てました。
主人公が金田一耕助では無い
別の主人公が後に事件の事を書き残した文体の視点で書かれている点、
自身の周りで度々起こる殺人事件、
冒険物っぽい部分などが
三つ首塔を思い起こしました
岩井志麻子作品の
夜鳴きの森
これも背景は同じ32人殺し事件からとっているようですがらこちらの方は
悪風習の色濃く残るどんよりと嫌なドロドロしい田舎の農村背景の物語と感じますが
八つ墓村もそう言ったものと思って読んでみると
全く違った印象。
昔の農村にある呪われた事件歴史、それを祀る言い伝え
大きな屋敷を仕切る
双子の老婆、小梅様、小竹様の
主人公を欺いて深夜に部屋へやってくるその様子など
恐ろしさや不安を感じさせつつもその描写が実に幻想的で美しく感じる。
知りもしないのに懐かしさを感じさせられる
そう言った描き方に感じ
気分よく読めた。
主人公の事に関しては読者もわりとすぐに予測がつくと思う。春代の最初の態度から。
犯人に関してはもしや…とも思うけれど
作中の人々同様に私も犯人の罠にはまり
別方向へと意識を逸らされた。
この作品全体から感じたこと
やはり女は強い!いざって時に強い。
春代に関してはこれ
春代を主人公にして少女漫画化したら絶対ヒットしそうだな!と思う。
儚くて悲しいけど、それでいて後味の悪さは感じさせたない彼女の最後
自分的には春代がヒロインでした。
でも春代がまさか犯人と相打ち…とは
最後の最後に驚かされました!!!
そんなわけでネタバレにならないよう
あまり感想などは書けないけれど
怪奇じみた描写が幻想的で美しく感じ
楽しく読めました。
知恵袋なんかでは
この作品の背景がわからないとか
内容が難しくてわからねー的な質問が多かったけれど
別に何も難しいことは無く
普通に理解できる話です。
もちろんそういった質問では回答者が簡潔にわかりやすく物語の説明、背景の説明をしても
ピンとこない
なんて返信しているから
おおもと理解力に問題ありな方なのでしょうが。
楽しめる作品なので
まだ読んでいない方、難しそう…と思いとどまってしまった方は勿体無いので是非読んでもらいたい作品でした。
金田一と言えば
以前、イトコと電車に乗っていてどういった流れからか私がその話をしだした事がありまして。
私がいとこに
「金田一知ってる??」
「知ってる知ってる」
と言うので 意外だなと思いつつも話をしたのですが
「その話は知らない」と言われ
「どの作品が好き??」
と聞いたところの
「首無しライダーの」
?????首無し…ライダー!?
首だけってのはあるけど
首無し…???ってか
ライダー!?
話を聞いているととても昭和初期の時代背景の金田一シリーズに出てくる雰囲気では無いと感じつつも もっと後の…まだ読んでない作品かと色々考えてイトコの話を聞いていたけれど
最終的に私が言っていたのは
横溝正史の金田一耕助の作品
イトコは
金田一少年の事件簿の話でした!
互いにズレていた!!!
何て事がありました。