色々お散歩

ヨーロッパ好き乙女趣味な 旅写真・日常ブログです

3 ヴェルサイユ庭園・プチトリアノンと村2015

2015年09月27日 22時31分59秒 | 海外旅行・フランス


ヴェルサイユ宮殿の出口でラデュレのバックを探す。母や友人のプレゼントにと思うも去年のような
これだっ!!!!と言う者が無く 奥のミュージアムショップにマリーアントワネットの部屋模様と同じクッションを探すも
なんだか地味に見えて、他にもあるんじゃないかと買わずに出る・・・


宮殿を手前の庭へ、





・・なんだか遠くにいびつな物があるのだが・・・


遠くにグランカナル。手前に噴水。

さてここからはバスに乗って離宮 プチトリアノンへ行く。

一般的には離宮からプチトリアノンへは 徒歩かプチトランと言う乗り物。有料で速度は遅いらしい
貸自転車に 国際免許とパスポートで車のような物も貸出している

人様のブログで読むと宮殿からプチトリアノンまではだいぶ離れているらしく、歩くとかなり疲れ
人生が嫌になるとか それは言い過ぎだが とりあえず嫌になるらしくプチトランに乗らなかったことを
後悔される記事が多く見受けられる。

またそこまで歩いたがために プチトリアノンから王妃の村里までの歩く気力も生きる気力さえも無くなり
結局王妃の村里へは行かず・・・なんて方が続出しているのだ。

なんだか恐ろしく遠そうだ・・・私もプチトランに乗る計画を企てたが
とりあえず今回ツアーバスで移動なので楽ちん!


一度宮殿の門から外へ出て一般道側から回る。
羊のいる牧場を通って・・・
延々と続く並木通りは秋の薫りに染まる



ポプラ並木

見えてきた!人生初のプチ・トリアノン!!!
21年間夢見てきたプティ・トリアノン!
夢にまで見たプチトリアノン!!
夢では見たことなかったかもしれないが
とりあえず夢でも見たってことにする!

中庭には薔薇が咲いていたが後ろから人間が迫ってくるのぜんぜんまともに撮れなかった。
ここもセキュリティチェックがある。今回も信頼されている為、
お姉さんにバックの中身を見せるだけ。こちらのお姉さんはちゃんと中を見ていた模様。

入るとマリーアントワネットの幼少期、姉兄たちと踊る絵が2枚ほどあるが 反射でみえない!
人も多いので下がるにさがれず 失敗した感が否めない写真が撮れたのみ。
いや、すべてがNG写真だが・・・。
次回再挑戦するっ!
と、心に誓う。

マリーアントワネットの子供の乳母車
小さいのでヤギに引かせたらしい



お待ちかねの マリーアントワネットの一番有名な肖像画、ヴィジェルブラン画

またこれも反射するので正面からうまく撮れない・・・次回こそはっ!!!



豊穣の間




お気に入りたちを集めてこちらに籠ったマリーアントワネット。
放置された貴族達の反感を喰らい徐々に王室離れする貴族があらわれだす。
 
このお部屋にはハープやチェンバロが。
元はエロジジ・・・ルイ15世が寵姫ポンパドゥール夫人の為に建てるも完成前に夫人が亡くなり
以降、最後の愛人デュ・バリー夫人に

ルイ15世死去、デュ・バリー夫人失脚後、マリーアントワネットがこちらをもらい受けると
家具は入れ替え、自分好みに。 流石は可愛くも品のあるなかなかの良いロマンセンス!

特に好んだ花々のモチーフが素敵







ベッドのある部屋や青い部屋
この時は写真が撮れなかったのでヴェルサイユ宮殿2の離宮編にて。


マリーアントワネットのトイレ



2階




セーヴル焼(かな?)
こちらも可愛いセンス






料理などを温めた場所



ビリヤード部屋
当時の王室貴族女性には退屈しのぎに必須だったビリヤード。
タンプル塔へ幽閉された際にもビリヤード台が!



ここにもヴィジェルブランお得意のふんわり柔らかな光沢の輝くサテンのドレスに身を包んだマリーアントワネットの肖像画
当時流行の可愛いリボンのデザイン

ここを出ると目の前に愛の神殿!
ストリートビューで見るよりずっと近くてびっくり!!!

ヴェルサイユの薔薇

愛の神殿まで行きます。ストリートビューではそこそこ距離があった気がするもかなり近い!

鳥さんが飛んできた!

神殿の中央にはヘラクレスから盗んだ棍棒で弓を作るアモルの彫刻が居ます。全く同じものがルーヴル美術館にも!!!


端をわたりさらに奥へ・・・

植物が可愛い


!!!田舎屋が見えてきた!近っ!!!!

巨大木。革命直後から植えられたそうな。


見えてきました!見えて行きましたよ!!!感動ですっ!!!21年前から夢見た
少女の頃から夢見たこの場、BBAになってから念願かなう!!!
私は老いぼれてしまったけれど。


見晴らし台

行けには鯉が生息している


本当にフランスの田舎といった感じ
鴨が2羽前進してくる




別ルートで戻る


キノコ!!!
キノコはやたらに取って食べてはいけません。



ヴェルヴェデーレが見えてきた!
ここまで見れるとはっ!!!
この手前の道、アニばらではポリニャック夫人の馬車が走っていた。そのワンシーンのみ登場


倒れた木がまだ生きている

青い実




プチトランが通っている


帰り道
ビル群


やはり夕刻は渋滞にはまる


サクレクールのも言えるこの場所で今年もやはり写真を撮る!


そんなわけで、この日はヴェルサイユ宮殿!
21年前、ベルサイユのばらアニメにはまり
20年前に漫画 愛蔵版の分厚く2冊にまとまった原作は今なお部屋にあるビンテージ物。

あの頃、夜が明けるまで読みふけった
その愛蔵版にヴェルサイユ宮殿正面のカラー写真や、王妃の村里の風車小屋の写真が掲載されている。
華やかな漫画カラーイラストと並んで心に刺激を受けたものだ。

それを見て、いつかフランスに行きたい、ヴェルサイユ宮殿だけでいいから行きたいと思ったものだ。
それはまだ完全に理解していたわけではなく、ちょんと理解すればパリもベルばら聖地のように漫画ゆかりの地、アニメに関してはカラーで描写のあった場所もあるのだが

あの頃の私はパリの景色など知らない。

描かれた描写も、実在するそれとは思わず
ドラえもんやらサザエさんやらの景色のように
スタッフがデザインし、描かれた程度に思っていたのだ。

昨年パリの写真やブログ記事をいろいろ見て
実際に見てきて…
そして今年、再度しっかりとアニメDVDを見ると
地名、描写などがしっかりパリそのものに書かれている

どちらかと言うと今の時代の建造物の感じだが
また違った楽しみ方ができ、感慨深い物となったが…

その漫画 愛蔵版の風車小屋がこの日は見れていない。
やはり…これは…見ないと20年前のあの思いが叶ったとは言えないなぁ

そんな事を思った1日だった。



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2 コメント

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リフィさん (ジェラ)
2015-10-04 19:34:25
こんにちは~

ベルサイユのお庭の、噴水の向うにグランカナルがある景色、すごくいい感じに、
綺麗に撮れてますね! 
あのいびつな形の、茶色っぽいオブジェのようなものなんでしょう? 
お庭に出た時、プチトランに向けて大急ぎで、見たかどうかも覚えていないぐらい微妙です。。 

プチトランすごく混んでいるんですねぇ。 
夕方帰り便がぎりぎりなぐらいの時間はさすがに人が少なく、秋の終わりということもあって
並ぶことなく乗れましたが、昼間はそんなに混んでいるって知りませんでした!

仰る通り石畳を進む間はかなりガタガタと揺さぶられ、
良い乗り心地とは言えませんが、敷地が広過ぎて、
とりあえず助かりました 

本当に本当に、行き道でこれは絶対最終便を逃すか!と思いました 笑
歩いている人もいましたが、何せパリ中歩き回って、モンサンミッシェルとか遠出もして、
相当ガタの来た足腰に、これは歩きとなると精神が折れるなと・・・ 
長期滞在型旅行の中で一日掛けてゆったりヴェルサイユ、ならOKかもしれませんが、
一週間ちょっとの弾丸旅行、まず選択肢としてありえませんでした。 
取り残されたら、きっとパリ到着までの一晩生きるのが嫌になったでしょう・・。 

プチ・トリアノン可愛い家具がたくさんありますよね 
花柄の椅子やベッド等々。。あと、手摺が錆びてしまっていましたが、
可愛らしい階段良く覚えています。 
宮殿よりこじんまりしていますが、十分広いお屋敷ですよね。 

プチトリアノンを出て少し小道を抜けたところで、ガゼボがありますが、
建物の中からも見えましたっけ
私が行った時はあんなに近いところにさえ行けず、遠くから眺めるしかないほど最終プチトランの
時間に追われてて、残念ながらその場に立つことさえできませんでした。
しかも遠目からも、ずっとKOREANと見られるカップルがずっと居座っていて、
ちょっとだけ残念でした。。

ルアモー近いんですよね!地図で見ても本当にすぐそこで、あと1時間あれば・・・!くっ・・・
行けなかったのが本当に残念でしたが、プチトリアノンと愛の殿堂周辺の風景だけ満喫して帰って来ました。
今回リフィさんの写真を見せて頂けて本当に嬉しいです

池の向うに見える見晴らし台と、小屋や建物は本当に素朴ですね。 
鴨さん達も気持ちよさそうに泳いでいますね 

素敵なヴェルサイユの写真をたくさん有難うございました
返信する
ジェラさん (リフィ)
2015-10-05 14:37:17
コメントありがとうございます~

庭の向こうのいびつでグロテスクな食肉植物が口を開けたようなオブジェは どうやら音響のようでした

庭園で大噴水ショーが開催される際にあの音響から宮廷音楽を流し 当時の貴族のように噴水ショーを楽しむシステムのようです

おそらく9月、10月以降は翌夏迄どこかに保管されているのかと思われますが
最初見たときはびっくりしました
なぜあんな巨大人食いウツボカズラもどきを!???
現代アートはわからん!!!
と思いました!

プチトランの行列は凄い物がありました。
最初は乗る気満々でしたが 列を見て一気に乗る気が失せました!
石畳をがたがた・・・クッション持参して乗られた方が良いかもしれませんねっ

敷地の広さはかなりですね!もう地図を見て
なんじゃこりゃーーーー!!!!!
って思いましたよ

他の方々のブログ見てきましたが
みなさんジェラさんのおっしゃる通り
とてもじゃないけど・・・と言った感じでした

最初はこんなに爽やかな風・・・あんな乗り物に乗るなんて気が知れない!と思いながら歩いた方がだんだん乗り物に乗る意味が解ってきた
激しく後悔した・・・そんな記事もありました。

よほど理由あっての徒歩の方は良いですが
「オスカルが歩いた道を私も同じように徒歩で感じたい~!!」なんて書かれていた方は
歩くことが重要だったと思いますが、やはり疲れた感があり、頑張ってらっしゃった様子でしたね・・・!

どれだけの広大な敷地なんだ・・・
ここで逃走かくれんぼしたら一生隠れられるのでは・・・???
ジェラさん、前回は無事に乗ることができ本当によかったです
普通は疲れ果てた足に顧みと徒歩は泣きたくなると思います・・・

プチトランはたびたび見かけましたよ!結構可愛らしいですよね!緑で!

プチトリアノン、とっても可愛かったです~!!!マリーアントワネットが家具を全て入れ替えたとのことで
またそれがセンスが大変良くて!!!
花柄をひじょうに好んだようですが
私も目が輝いてしまいました!
ヴェルサイユ編は今回前半のようなもので
さらに細かく撮った写真のヴェルサイユ後半編もあるので
そちらで家具のアップなどぜひ見てやってください←どんだけ写真撮ってんだお前は

手すり!お洒落でしたよね!!!今回は乗ってませんが
これもヴェルサイユ後半のように載せます~!!!

ここはジェラさんの行かれた11月では閉館時間がはやいですもんね・・・
午前中は美術館でしたし、かなりのハードなスケジュールの中でここまで、すごいですよっ!!!

ガゼボ、カップル、長々と居座っちゃダメーーーー!!!!

ル・アモー、意外に近くてびっくりしました!!!
素朴な中に可愛らしさがありピーターラビットの世界にも少し似ているように思いました

昔のロココ絵画に描かれた
ブーシェやフラゴナールの絵画の風景をまさに今、現実に見ているようでロマンに浸れましたよ

こちらの写真はちょっと天気が悪いですが
後半に載せる写真は空も晴れ渡って青空の下の村里や動物たちが撮れたので
是非のどかな田舎フランスに暮らす動物たちの姿に癒されてください

けっこう天候で写真の写りも左右されますよね・・・
ジェラさんはもうすぐセブ島ですね
海の中も何かしら天気の影響を受けそうですが
天候に恵まれますように願ってます


セブ島のブログ、楽しみにしてます~
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