当院は開院当初から病院歯科との連携で診療を行っております。
九大病院小児歯科・矯正歯科、九州中央病院口腔外科、久留米大学病院歯科口腔医療センター、聖マリア病院小児歯科・矯正歯科・口腔外科...は連携してきた病院歯科です。
見かけはちっぽけな診療所ですが、やってきたことは意外に大きく奥深いのです...。
「入れ歯のお話」でも書きましたように、病院歯科との連携は適切な判断と処置のために必要な手段です。
病院歯科に紹介させて頂いた場合、後の治療をまた当院で続けていくことがほとんどです。
また、病院歯科との連携は、術者側の当院のためだけでなく、それはむしろ患者さん側にとって有効な手段であると言えます。
何故なら、判断・処置が、オープンであるからです。
そして、病院歯科での診断は、患者さん自身が治療を受ける決意をする、患者さん側の判断材料となることを目的としている面もあります。
当院だけの考えでは治療を受けることを迷われている、そんな様子をお見受けすることも多々あります。
そういう場面で当院は、開院当初からセカンドオピニオン(次の、第二の考え方を知ること)を推奨してきました。
最近では流行を過ぎたように少々死語になりつつある言葉ですが、
セカンドオピニオンは、流行で使う言葉ではなく、
患者さん側の決意にとってずっと必要なことだと考えます。