戦闘モードの世の中を生きるトリ

見た目もチキン、脳内もチキンなトリが失敗と愚痴を言いながら殺伐としたこの世の中を考え学んでいくブログです

【速報】千葉県、コロナ感染妊婦の対応強化 柏の早産、赤ちゃん死亡受け「積極受け入れ」依頼

2021-08-22 12:00:00 | 日記

こんにちは、トリです

とても残念すぎるニュースです・・・・

 

 

(引用:【速報】千葉県、コロナ感染妊婦の対応強化 柏の早産、赤ちゃん死亡受け「積極受け入れ」依頼 / 千葉日報 2021年8月20日 12:06 )

 

https://www.chibanippo.co.jp/news/national/822915

 

千葉県柏市の自宅で新型コロナウイルスに感染した妊娠29週の30代女性が、入院受け入れ先が見つからずに17日に自宅で早産し、男の赤ちゃんが死亡したことを受けて、県は20日、記者会見を開き、新型コロナ感染妊産婦への対応を強化すると発表した。医療機関には「コロナ感染妊婦の積極的な受け入れ」、かかりつけ医には「コロナ感染しても可能な限り対面診察」などを同日付で依頼し、これまで以上に円滑に受け入れられるよう改善を図る。

 県は、柏市の赤ちゃん死亡事例を受けて、コロナに感染した妊産婦対応の問題点について、「専門医療機関の『周産期母子医療センター』間でもコロナ感染妊婦の受け入れ体制に差がある」「専門病院以外ではコロナ感染妊婦の受け入れ体制が不十分」などと指摘。対応強化を図った。」(原文まま)

 

 

 

 

※(引用:コロナ感染の妊婦が自宅で早産、赤ちゃん死亡 出産前に受け入れ先見つからず… 柏 / 千葉日報 2021年8月19日 11:56 )

https://www.chibanippo.co.jp/news/national/822548

新型コロナウイルスに感染し入院先を探していた柏市の30代妊婦が、療養中の自宅で早産、男の赤ちゃんがまもなく死亡したことが19日、柏市への取材で分かった。女性は妊娠29週で1人暮らし。コロナ症状は中等症だった。

 市保健所と市消防局によると、女性は11日にコロナ感染が確定。発生届では妊娠が分からず、保健所が把握したのは調査した14日だった。同日夜に中等症と判明。市は15日、県に入院調整を依頼した。

 市によると、市などは当初、内科の受け入れ先を探したが見つからなかった。女性は17日に出血などがあり、市は出産間近の可能性があると判断。産科を含め引き続き受け入れ先を探したが見つからなかった。

 同日夕、女性は自宅で男児を出産。市の指示で救急車を呼び市内の病院に搬送されたが、男児の死亡が確認された。女性の命に別条はなかった。」(原文まま)

 

 

 

 

<駄 文>

 

今、新型コロナウイルス感染に関しては、連日のニュースを見ると「緊急事態宣言が発令されている都市は、連絡調整を行っている保健所がパンクして、医療も逼迫していて入院はおろか、外来もダメで、救急に連絡してもタライ回し、自宅待機で為す術が無い」との報道が垂れ流されていますよね

妊婦さんは、お腹の赤ちゃんを殺さないように赤ちゃんに合わせて免疫力が著しく低下します

そして免疫力が低下しているということは、感染力の強い新型コロナウイルスに感染するリスクが高く、重症化するリスクも高いということです

感染力の強い新型コロナウイルスに感染した者を産院(取り上げを行っている産婦人科)に入れるのを拒否するのは患者を守るという点では仕方の無いことです

 

それでは上記の記事のケースのように医療逼迫状態で妊婦さんが感染したら・・・・

 

 

トリの単純な思考なのですが・・・・

『例え、コロナ感染した妊婦の出産が原則”帝王切開”だとしても、取り上げ予定の産院が、助産師と連絡調整して「助産師だけでも自宅派遣」すべきだったのではないか』と反射的に思ってしまいました

 

 

※(引用:日本助産師会HP 助産師とは 法律と定義 :  https://www.midwife.or.jp/midwife/about.html   )

助産師・・・昔で言う「産婆さん」と言った方が馴染みがあるかもしれませんね

 

※(引用:コロナ感染 妊婦が取るべき対策 ネット情報より「マイ助産師」を / 毎日新聞【賀川智子/首都圏取材班】 2021年8月20日19:27 )

https://mainichi.jp/articles/20210820/k00/00m/040/325000c

千葉県柏市で30代の妊婦が新型コロナウイルスに感染し、自宅で早産した赤ちゃんが死亡した事故が起き、医療が十分に機能していない中で不安を募らせている妊婦は多い。収まる気配のないコロナ禍で妊婦はいまどのようにすればいいのか――。マザリーズ助産院(東京都調布市)の代表助産師で、東京都助産師会理事の棚木めぐみさん(54)は「ネット情報に振り回されずに、夫や同居の家族に感染への意識をもっと高めてもらってほしい」と話す。【賀川智子/首都圏取材班】

◇妊婦を見守る体制はできていたか  

柏市の事故は「恐れていたことが起きた」と棚木さんは言う。一方で、行政の不備も感じたという。  「自宅で自粛生活をしていた妊婦さんを責任をもって見守る助産師や(公的機関の)部署がなかったのか、あっても機能していなかったのだろうか」  棚木さんによると、東京都助産師会には都から委託を受けた妊産婦向けの「寄り添い型支援」(23区、八王子市、町田市を除く)があるという。

 助産師は日常的に分娩(ぶんべん)介助を担う国家資格だ。棚木さん自身も、助産院にかかる妊婦約15人、産後を含めると計50人ほどの妊産婦と無料通信アプリ「LINE」でつながっている。書き込みを通じて、心配事や悩み、体調の変化など日々、細かく知らせてもらい、アドバイスをしている。

 以前、コロナ感染の疑いがある妊婦がいた際、自分の助産院では産めなかったが、結局コロナではなかったと判明し、嘱託病院で無事出産した後、早期に助産院に戻って入院したという。  棚木さんは「何かあった時に救急任せではなく、病院同士の連携が取れて、迅速に対応できるというのが通常の医療のあり方だと思います。ただ、現状としては、コロナ患者にも対応したNICU(新生児集中治療室)がある病院が満床だったり、近隣になかったりするかもしれません」と話す。

 ◇自宅出産で助産師の駆けつけも想定  

特に首都圏のコロナ感染症の広がりは「災害」と称されるほど深刻だ。棚木さんは「あくまで個人の意見」とした上で、もし、自分の患者が急に産気づき、来院することも救急車も間に合わないようであれば、コロナの陽性陰性にかかわらず、LINEで連絡をもらう。そして、電話をつなげたままにし、「妊婦を一人にはさせない」と言う。

 「その場を動かないで

 「バスタオルをたくさん用意して

 「こんなポーズでいて……」  

など、細かく妊婦に指示を出し、最善を尽くすだろう、と考えている。

 「そして、可能であればガウンやフェースシールドなどフル装備をした上で、酸素ボンベや点滴、赤ちゃんの蘇生道具一式など通常の自宅分娩道具を持って複数の助産師で駆けつける。少なくとも、救急車が来るまでの間、ママさん一人で産むことは避けられたかもしれません」

 ◇周囲も予防意識高めて  

では、医療体制が逼迫(ひっぱく)する今、妊婦はどう過ごせばいいのか。  

棚木さんによると、感染しないよう外出しない妊婦が多いが、家族や友人から感染してしまうケースが多いという。棚木さんが知るコロナ陽性になった妊婦はすべて夫から感染していたという。

 「やはり妊婦さんの周囲の方の意識を、もう少し高める必要があるかなと思います」

 その上で、妊婦に対しては「今のうちに知り合いの助産師を見つけてSNSでつながっておいて」とアドバイスする。

 「SNSで知り合いの助産師さん、つまり『マイ助産師さん』がいると心強い。行政は平日午前9時~午後5時の対応が多いですが、それ以外の時間に何かが起きたら途方に暮れてしまう。事前にSNSでつながり、夜中でもSOS時、必要時にアドバイスをもらえるような方を探しておいてください」

 ◇家族と楽しく過ごす方法を

 また、日々の生活で不安になる一方ならば、ネットで危機感をあおるようなコロナ情報ばかり集めるのはおすすめしないという。  「スマホで一切ググらない(ネット検索しない)でと周囲の妊婦さんには言っています」。代わりに、家族とともに家の中で楽しく遊んだり過ごしたりできる方法を考え、実践してほしいという。  「おいしくヘルシーなものを作って食べ、良い睡眠をとり、朝の早い時間など、人の少ない時間帯にお散歩する。お風呂タイムもしっかりとった方がいい。東京都助産師会も、家の中でできる安産になる体操や呼吸法などママに役立つ情報をユーチューブ(動画投稿サイト)チャンネルでお伝えしています」

 ◇学会は妊婦のワクチン接種を推奨

 妊婦のワクチン接種を巡っては今月14日、日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会、日本産婦人科感染症学会の3団体が「妊娠の時期にかかわらずワクチンの接種を勧める」という共同声明を出した。  妊娠後期に感染すると重症化しやすいうえ、妊婦がワクチン接種を受けても副反応は一般の人と差がないことや、流産や早産などの頻度の差もないという報告事例を、その理由として挙げている。

 また、感染した妊婦の約8割が夫やパートナーからの感染だとして、妊婦だけでなく夫やパートナーについてもワクチン接種を受けるよう呼びかけている。」(原文まま)

 

 

 

今回は千葉県柏市で起こった最悪の出来事・・・いや、ヒト1人が亡くなったイタマシイ事件ですが、他の全国の市町村でも、この事件によって首長たちの背筋が凍っていると思います

そもそも ”コロナ禍” と言われて2年も経過しようとしているのに、なぜコロナに感染したヒトの妊娠・出産を想定した対策が取られていないのか不思議に思います

しかも、コレすら想定できていないのに「少子化」「若者よ、子どもを産み育てろ」と声高に高齢の議員が軽々しく言っていると思うと腹が立ちます

 

妊婦さんたちは自衛できることは努力して行っています

あとは国・都道府県・市町村の行政の仕事です

これを機に行政側は”ゆりかごから墓場まで”の感染対策・施策を改めて襟を正して考えていただきたいものです

 

 

 

コロナで悩む日が1日でも早く終わりますように・・・