少し前にも書いたけど、本当に時間が欲しい。
「ステイホーム」と言われ始めた頃、実家にもそこまで行かなくて良くなり、人ともあまり会わなくなるから時間が余ると思っていた。
ところが、結局段々以前より時間がなくなってきたような気がする。
よく書いているけどおとーさんが、仕事に持って行くものが（弁当など）多くなったのも要因。
でも、もっと大きな要因に気がついた。
うちはあまり外食はしないけど、たまにおとーさんと二人でお昼は食べに行っていた。
それが、まったくなくなった。
妹や友人などとランチを食べに行っていたのもなくなったけど、これは自分の昼はかなり適当なので、そこまで堪えていないのでこれは関係ない。
２か月に１回ぐらいは、おとーさんが不在の日と言うのがあった。
会社の人と遊びに出かける日があったのだ。
この日は、休みなので弁当を作る必要もなく、朝はゆっくり寝てられてお昼は自分のを適当に食べて済ませる。
これが、結構楽しみだった。
この自分だけ適当に食べて済ませると言うのは、今の平日も普通だけど朝の弁当を作るために起きるのは早い。
休日は、確かに朝はゆっくりとしてられるけど、昼ごはんの用意は結局二人分用意をしないと駄目で・・・。
些細な事なんだけど、１年以上続くとなんというか鬱憤がたまってきた。
自分の誕生日にお昼も夜も食べに行きたいと言った事がある。
別に高い所じゃなくて牛丼でもなんでもいいと。
作らなくて片づけをしないのが、最大のプレゼントだとおとーさんに言った。
その分の時間をゴロゴロしたり、本読んだり絵を描いたり趣味をしたいと。
時間になったからと用意をしないとと思う気持ちから解放されたい。
「自分にごほうび」って言うのは、あまり好きじゃない言葉だけど、もう１年以上頑張っているので
「自分で自分に褒美をとらす」事にした。
今出来ることという事で、最大限の手抜きをすること。
生協のカタログでは「湯煎するだけ」とか「レンジで温めるだけ」とか「パッケージを開けるだけ」「炒めるだけ」と言うのが載っている。
確かにちょっと割高だし、量も少なめだけど夫婦二人だし、まったく外食をしていないので、全然問題がない。
実は以前、同じように思いつき１週間分そのようなメニューを中心に注文した。
ところが、それが届く週に利き手を強打した。
その手抜きでとったものが幸いし、なんとか左手だけで乗り越える事が出来た。
そうそう、利き手じゃない手だけでも作れるのよ。
という事で、急に思い立った手抜き・・・じゃなくて「ごほうび週間」
片付けの問題があるけど、大体鍋とかフライパンをあまり使わないので、皿だけで済む。
急遽、来週に届く予定の注文を見直した。
時間を少し開けてその分の時間を自分に使おう。
それが「ごほうび週間」
絵が完成してきた。
今日の昼からもう少し手を加えて、仕上げを。
ごほうび週間には、もう少し他の物を描きたいし、手芸などもしたい。
去年の今ごろは、実はおとーさんの給料が減り、リーマンショックの時の事を思い出しこのままだとやばいと節約をと思った。
ただ、なんとか乗り切って今は普通に戻っている。
製造業だし、困っているところもたくさんあると思うが、今のところは仕事はあるようだ。
それとうちは住宅ローンが終ったのが大きい。
後の問題は、このコロナ禍をどう乗り切るかだ。
気持ちの問題でもある。
もっと後になってから書こうかと思ったが、ちょろっとだけ。
おとーさんは、３月に会社の車で事故を起こした。
奇跡のようだけど、本人も同乗者も怪我がなく、そして物損で終わった。
社用車だったので、すべて会社内で終わり家にはあまり影響はなかった。
一瞬、意識が飛んだらしい。
一瞬だったのでこれで済んだ。
多分、出る前に荷物を大量に積んだのが体に堪えたんじゃないかと会社で他の人に言われたと。
マスクをしたままで荷物を積み、息があがってそのまま運転。
それも一人でしたらしい。
この事があってから会社の体制も改善してもらったよう。
会社の誰もおとーさんを責めなかった。
ただ、そのしばらく後
「会社を辞めたい」と言いながら帰ってきた。
また、それこそ１年後ぐらいに詳しく書くかもしれないけど、本人は気にしていないとは言っていたが、どう考えても変と思うような人事が昨年にあった。
いろいろと理由を聞くとまあそうなのかな？とは思うし、人事自体はそこまで本当にそこまで気にしてなかったようだけど、その体制がおとーさんにとってはかなりストレスになっていたとは思う。
話を聞くだけで大変だなと思うレベル。
でも、頑張ってはいたけどコロナ禍での毎日の緊張や今回の事故で少し弱気になっちゃったんだな。
まあ、いろいろと話を聞いた事で（話の内容はあまりよくわからなったけど）落ち着いたので翌日は普通に出勤し、周りの人のやさしさもあり少し持ち直している。
同僚の人が
「最近、昼休憩でも仕事の話をしている。少し離れろ」と言ってくれたことが持ち直すきっかけになったよう。（もちろんマスクして距離をあけていると思う）
それまでは、猫の話をしたり息子の話をしたり、くだらない話をしたりしていたのだけど、その「人事」のせいで息が抜けなくなったようだ。
それでなくても、人との距離を今あけないと駄目で、声を出して笑うという事もなくなったんだと思う。
会社からも繁華街に行くのや飲み会などは控えてと言われている。
ずっと社内も人との距離を保ったまま。
近所に住んでいるのに自分が営業であちこちまわっているからと高齢の親ともあまり会っていない。
せめて家では私が明るくいようと思う。
なので、自分に「ごほうび週間」（自分にってところが私らしいが）
まずは私が楽しくなるような生活をしないとね。
遊びに行く事も外食も控えている今、ストレスをためないように何が出来るのかよく考えてみたい。
昨日は、雨だったけど小雨だったので少し歩く。
今は八重桜が満開。
公園。
近所の小学校。
暖かくなった。
コタツもそろそろ終わりなんだけどな。
「こたつ布団はそのままで」bY膝のリ猫コブ。
