今日もちょっと早めに。
長くなるので。
話は日曜日に遡る。
妹から夜の9時過ぎに電話。
「お姉ちゃん、ごめん『ゴン(姪の仮名』が喉が痛いと言ってるねん。熱はないけど明日病院に連れて行って、もしもって事があったら火曜日お母さんを病院に連れて行くの代わってくれない?」と。
いいよと返事する。
実は、この日妹一家はうちの市のイベントに来ていて誘われたけど断ったので良かったと思っていた。
母も人込みなので連れていかなかったらしい。
妹宅は実家近く徒歩で行ける範囲にあり、母と行動する事が多いが多分火曜日に病院なので控えたと思う。
ただ、大問題があった。
私がその病院「全く知らない」のだ。
母に至っては知っててもわからないだろう。
慌てて場所を調べる。
そして、時間も問題だった。
予約時間が「午前9時」
実は、母近くの眼科で白内障の手術を勧められ、大きい病院に紹介してもらうことになっていて、何個か選択肢があったんだが、この病院は「妹がよく知っていて車で行きやすい病院」だった。
うちは車があるけど、ながーくペーパードライバーだった私は道がわからないし、神戸の中心部は怖い(笑)
・・・で公共機関の方が確実だろうと調べると・・・おとーさんの出勤時間とほぼ同時に出ないと駄目な事がわかった。
母の実家の最寄り駅まで行き、そこからちょっと金額はかかるけどタクシーで行くのが確実かと判断。
実家の最寄りの駅前にはほぼタクシーは常駐している。
でも、時間が問題だった。
そして、翌日妹からまた連絡。
「病院に連れて行ったら『喉の風邪』だろうって事だったわ。明日行けるから」と。
えー、ほんまかいなと。
聞けば熱はないので検査は受けてないらしい。
でも、「ただの風邪」だってうつるしー。
とりあえず待機しておくからとは言った。
そして、嫌な予感がずっとしていた夕方に妹から電話。
「ゴンがちょっと熱(微熱)がある。明日やっぱり無理やわ」と。
妹もちょっと微妙だと(ただ、これは後で誤解だとわかる)
やっぱりなと。
そして、タクシー会社に連絡してみると予約は出来ないらしい。
母に電話して、駅(最寄り駅)のタクシー乗り場の前でとりあえず待っていてタクシーが無理だったら電車に乗ろうと。
もっと早くに連絡が来ていたら前日から実家に泊まる事も出来たが、もう無理だった。
・・・で翌日、早朝7時過ぎに私が出発。
嫌な予感しかなく、待ち合わせ時間より1本早く着く電車に乗る。
先に出てタクシー乗り場で待とうと。
ところが!
電車に乗っていると母から電話。
マナーモードにはしているが、着信はわかる。
電車乗っているがな・・・。
出れない。
すると妹からラインが入った。
「お母さん、駅の中にもういるみたい」
なぜ、もうそこにいる!
要約するとタクシー乗り場でいろいろと聞いたらしい。
朝は混雑するので時間通りつくかわからないと言われたので私が乗っている電車に乗ろうと思ったようだ。
「じゃあ、あと20分ぐらいでホームにつくから乗って、女性専用車両に乗っているからと伝えと」ポチポチ打って返信。
で、駅のホームにつく前に妹からライン
「お母さん、2つ先の駅にいる」
なんでーーーー!
「そこで私の乗る電車待ってて!と伝えて」と返送。
電車は通勤時間なのに案外混んではなかったし、私の最寄りの駅からは座れたのでこのまま母を待って席を変わろうと思っていた。
そして、駅に着くも乗ってこない。
何故!どこに行った!と思ったときに妹からライン。
よく考えれば、母は車内でしゃべっているんだよな・・・本当に申し訳ない。
「お姉ちゃんの電車より1本先の電車に乗ったみたい」
何故だ!
実は、母の待っていた駅は他の路線からの合流地点で先に他の路線から来たのに乗ってしまったらしい。
とりあえずその電車は最終の駅で降りるので、ドキドキしながら乗り続ける。
降りて電話をしようか迷ったが、母を捕獲しなければならず。とりあえず最終駅まで行っていなかったらその時点で電話しようと思った。
この合流地点の駅からしばらくの間、電波が通じない山間部に入るので、妹からのラインも入らず。
ドキドキして駅で降り探しながら歩いていると絵のように母がニコニコしながら待っていた。
すっごく疲れた。
なぜ、待ってなかったのか?
20分待てなかったのか?
母に聞くと
「時計は見ないの」と言いやがる。
タクシーはどうやら実家からは高くかかるので母が乗りたくなかったらしい。
こういった事態を考えて少々高くても実家近くの駅からタクシーに乗ろうと思ったのに。
くそーーーーーっ!
母はズレてはいるけどボケてはいない。
ただ、年齢と共に人のいう事は聞かないのに拍車がかかっている。
しかし、このあと確実に合流できるようにと最終の駅にしたのが、また裏目に出ることになる。
この駅から本当は連絡乗り換えで1駅電車に乗るんだが、その病院の最寄り駅が結構病院から距離がある。
足が悪い母なので、その最終駅で降りてタクシーに乗ることに。
出口がたくさんあり、本当は駅で聞けばよかったんだけど一旦出てしまったのでどこにタクシー乗り場があるかわからず。
多分、ずっと動揺していたのもある。
あまりこの駅、利用しないんだ。
ただ、病院にはこちらの方が近い。
その前の駅はよく知っていて、駅のホームを出るとすぐにタクシー乗り場がある。
最終駅とはあまり離れてなく後でこっちで降りるべきだったと後悔。
とりあえずこのあたりをよく知っている人に聞こうと母に
「そこで待っていて」とパッと見えたガソリンスタンドに走る。
教えてもらったら(ありがとうございます)反対方向だった。
なのでもどろうと思ったら、母がニコニコ笑いながらこっちにやってくる。
そこにいて!という意味で手で「ストップ!」としたが、それでも来る。
杖をついているので歩かせられないので、私が走る!
母が「だって、来い!って手でしたから」と。
どう見てもとまれだと思うが・・・。
ワンコと一緒でハンドサイン、stay(待て)を教えないと駄目なのか。
結構タクシー来なくてドキドキした。
やっと乗れてほっとしたら母が
「ああ、こんなに歩くと思わなかったわ」と
怒
無事に病院につき診察をしてもらったんだが、それは次回に。
まあ、これもいろいろとあった。
帰り母がご飯をどこかで食べて帰りたそうだったが、まだ11時台だったので母を実家最寄り駅で下して見送り私もそれからまた電車を待ち帰った。
母はここで終了かもしれないけど、まだ私は「帰らない」と駄目なのだ。
駅から実家まではそんなに遠くなく、毎日このあたりでウロウロしているから一人でも大丈夫だろうと。
途中で妹から「ゴン、陰性だったわ。迎えに行こうか」と連絡が入った。
もう帰る途中だったし、やだよ。
ゴン、咳しているんだろう?
どうなんだろうな・・・世の中、コロナコロナってなっているけど、他の風邪だって存在しているんだ。
まあ、実は母も緊張はしていたらしい。
電車内で席を譲られたらしいけど、「大丈夫です」と杖をつきながら言ったそう。(何故だ)
事故でパニック障害になってからしばらく電車に乗れなくなっていた。
バスは大丈夫らしい。
ちょっとパニック起こしていたのかもしれない。
久しぶりに電車に一人で乗ったのだ。
だから、タクシーでと言っていたのに。
病院内の事はまた備忘録として残しておきたいのと電車での事情をまだ書ききれてないので、また来週に何回かに分けて。
ただ、明日ワクチン(4回目)を打ちに行くので来週どうなっているのかわからないけど。
3回目が、かなりきつかったのでどうなるやら。
更新なかったらぶっ倒れていると思っていただけたら。
それでは、皆様よい週末を。
コブちゃんは膝の上です。