「空酔い(からよい)」ってあるらしい。
脳の錯覚とかプラシーボ効果なんだとか。
多分、ジュースの容器では起こらないんだろうな。
それならそれで最近はいいと思っている。
以前、私と同じぐらいガバガバ飲んでいた人が(ビールをケースの半分は1回で飲むときがあると言っていた)
「わたしって結局『飲む』ってのが好きなんだよね」と言っていたのを思い出す。
アルコールなどを飲まない場合でも、彼女の場合「お茶」などがいるらしい。
わたしも同じかもと思う。
この人を含めて「ビール飲み放題」って言うのに行ったことがあるけど店員の人に
「よく飲まれますね」と感心された。
女性4人だったけど、確かにすごかった。
私自身は、飲まないと思ったらずーっと飲まないでいられたが、このころ仕事のストレスで結構飲んでいたと思う。
会社を辞めてから急激に量が減った。
それとやはり家呑みは、あまりしゃべりながらじゃないので面白くない。
友人と一緒に居酒屋などで飲むのは会社や上司の悪口を言いながらで超楽しかった。
今、おとーさんが飲みながらグチグチ言っているが、それを飲みながら聞くのはあんまり面白くない。
親が高齢になり、いざと言うときにと思うのようになったのが一番の要因。
さらに昨年おとーさんが、救急車で運ばれた時から、ほぼ平日は飲まなくなった。
すると最近では、休日に飲むのもちょっと「要らないかな」と。
おとーさんに付き合って休日は飲んだけど、上に書いた通り面白くない話を(笑)聞きながら飲むのもなんだか。
その休日だって、何が起こるかわからないから多分飲むと言うのがプレッシャーになっているような気がする。
以前はストレス解消だったのにね。
楽しい気分だけいるのだったらノンアルコールでもいいじゃないと。
0.00%オールフリーの(ノンアルコールの表記では1パーセント未満のも入るので)
たまには飲むとは思う。
でも、それもかなり量としては減らしている。
母が大みそかの夜に事故で救急車で運ばれた時、年末だった事もあり結構な量を飲んでいた。
だって、年末の大みそかだったし、おとーさんも息子も飲んでいた。
救急の人から連絡が来て、とりあえず私だけ慌てて駅まで走り電車に乗ろうとしたら、そこまで酔ってないつもりだったが、びっくりしたのと慌てて走って酔いがまわってホームで何番線に乗るのかわからなくなった。
田舎の線路で上りと下りの線しかないのに・・・普段利用しているのに・・・酔うってこういった事なのねとよっぱらいは思った。
駅員さんに「どちらに」と言われて行き先を伝えると「こっちですよ」と。
怪しかったんだろう・・・。
タクシーで行くと言う選択肢もあったんだろうけど、遠くに運ばれてしまったのでかなり高額になるのと大みそでおまけに夜だったため電車の方が確実だろうと。
幸いその日、妹夫婦が初詣に行くために飲んでなくて、車を出してくれて途中の駅で拾ってくれた。
「お姉ちゃん、結構飲んでいるね」と妹。
酒臭かったんだろう。
それ以来、量は飲まなくなった。
親・・・もっと高齢になって何があるかわからない。
あの日みたいに飲んでいたら、判断力が鈍る。
でも、楽しい気分は味わいたいので。
「空酔い」でいいかもしれない。
今日、スマホが急に鳴ってびっくりした。
コブちゃんもびっくり。
訓練だった。
良かった。
ほんと何が起こるかわからないもんね。