3月29日(土)暖気から一転寒気になった。
9時半に自宅出て京成電鉄、都営新宿線、京王線
乗り継いで11時30分調布駅ビッグカメラ前着。
2人の先輩が待っていた。
バーミヤンに入店。
生ビール274円で乾杯。
ほぼ認知症気味の80歳の二人
自分ではまだまだ呆けていないと認知する78歳の一心
もう一人先輩がいるのだが、奥さんが外出禁止命令で来れない。
訳は酔っぱらうと帰り道が判らなくなる。
私を除いた3人は小学校の同級生。
3人の共通点は敗戦で満州朝鮮から
赤ん坊の時、瀕死の逃亡で舞鶴港に帰還したことだ。
幼い頃の友達は屈託なく想い出話ができる。
私は聞き役。
外目には幸せな家族に見えるが、それぞれの家庭の闇がある。
悩み事を曝け出せるのが枯れ往く人生の回顧。
娘はイタリア人と結婚してイタリアフィレンツェで暮らしていたが
生活困難となり夫婦で日本に戻った。
しかしイタリア人の亭主は5年前のイタリアに帰国。
離婚はしていないが事実上は離婚状態。
亭主はイラン系イタリア人。
イタリアではマイナー差別があるらしい。
先輩の実家で一人息子と同居した。
しかし、先輩は2年前に追い出した。
訳は働かないので、自立を要求した。
もう一人の先輩、日本のナショナルフラッグに勤めたいた、
アメリカが占領していた沖縄に赴任
その後香港、ロシア、パリ勤務
パリでは現地支店長。
ロシア勤務時代の貧困層の実態を話した。
悲惨です。
プーチンのロシアと春を売る
現今、アメリカ、中国、ロシアは覇権争う中、
大国と自認しているが貧富格差社会。
権力者は貧民の不満の吐け口として他国への嫉妬剥き出しの嫌がらせ。
ナショナルフラッグに勤めた先輩は娘が二人いる。
2人共東大を出た。
長女は結婚して普通の平凡な家庭主婦。
次女は官庁勤務したが退職して実家に戻り
何やら分からない論文を書いているが収入はない。
両親が生活負担をしている。
先輩の母親は100歳認知症。
妻はベッドに横たわり状態。
先輩が面倒をみている。
我が家も娘の旦那が岩手盛岡に赴任中
出戻った娘は、昼間は官僚
休日と夜はダンサー
掃除洗濯、料理は母親任せ。
こうして傍観すると男親は
母娘との感情の間合いが理解できない。
母性本能には立ち入ることは不可能。
だが、最後は娘が両親の末命の世話するのだろう?
4時間もビール紹興酒を飲み続ける。
呆けず言語明瞭
私も復路迷うことなく18時半帰宅。
来年は3人は集合できるだろうか?