27日朝の県内は、上空に大陸からの強い寒気が入り、盛岡地方気象台は岩手山(2038メートル)の初冠雪を観測した。1953年の観測開始以来、3番目の早さで、平年より16日、昨年より18日早い。
盛岡市近郊の滝沢村鵜飼からは、中腹まで雪化粧した山容が、刈り取りを控え黄金色に輝く田んぼと鮮やかな対照を見せた。
八幡平市平笠の岩手山焼き走り登山口では、登山者が山肌を見上げながらヤッケを着込み登山の準備を進めた。
中腹まで7人で登るという奥州市水沢区の水沢工高山岳部の日下信介顧問は「この時季に中腹まで雪に覆われるとは」と驚き、2年の千田亮君は「雪だが頑張って登る」と気合を入れていた。
同日の各地の最低気温は、盛岡6・8度(平年比4・6度低)、宮古8・1度(同4・5度低)、大船渡9・3度(同4・0度低)と10月中旬並みだった。
岩手山の初冠雪が最も早かったのは1992年の9月21日、2番目は1962年の9月25日。
岩手日報(2008/09/27)
盛岡市近郊の滝沢村鵜飼からは、中腹まで雪化粧した山容が、刈り取りを控え黄金色に輝く田んぼと鮮やかな対照を見せた。
八幡平市平笠の岩手山焼き走り登山口では、登山者が山肌を見上げながらヤッケを着込み登山の準備を進めた。
中腹まで7人で登るという奥州市水沢区の水沢工高山岳部の日下信介顧問は「この時季に中腹まで雪に覆われるとは」と驚き、2年の千田亮君は「雪だが頑張って登る」と気合を入れていた。
同日の各地の最低気温は、盛岡6・8度(平年比4・6度低)、宮古8・1度(同4・5度低)、大船渡9・3度(同4・0度低)と10月中旬並みだった。
岩手山の初冠雪が最も早かったのは1992年の9月21日、2番目は1962年の9月25日。
岩手日報(2008/09/27)