木枯し菊太郎ブログ

日本で森林が2番目の岩手に根を張り
森で働き、森を活かす事に時間を費やして
行きたいと想う者です。

驚愕!40.5mビルの約15階の高さではないか

2011年05月31日 | 3・11巨大津波の爪跡
大震災の津波、高さ40mまで到達

 
津波の最高到達点は40.5メートル 専門家チーム測量
(朝日新聞) 2011年05月30日 21時54分
 東日本大震災の津波は岩手県宮古市で海面(平均海水面)から40.5メートルの高さにまで到達していたと、全国の研究者でつくる「全国津波合同調査チーム」が分析し、事務局を務める京都大防災研究所の森信人准教授が30日、土木学会関西支部の報告会で発表した。

明治三陸大津波の22.4mをはるかに超えてます。

大槌町の災害ボランテイアが1万人超え

2011年05月13日 | 3・11巨大津波の爪跡
津波により町庁舎や消防署そして町職員が多大な犠牲者で町機能が
停止してしまい、ボラセンの立ち上げも後発でしたが
なんと県内外の支援により岩手県の市町村で受け入れ1位になりました。
岩手県人として感謝いたします。

詳しくは
http://www.iwate-shakyo.or.jp/cgi/vc_news.cgi?f1=1305180257&f2=iv01

残念ながら

2011年05月10日 | 3・11巨大津波の爪跡
観光船「はまゆり」が民宿の屋根に乗っかったまんまだったが
ついに解体になるそうです。
津波、直後に大槌町・赤浜に地元の方から見ておいた方がいいよと言われ
行って見ました。
自然の力をまざまざと見せ付けられた。

画像は時事通信より

大槌町・ボラ活動

2011年04月18日 | 3・11巨大津波の爪跡
4月18から4月24日まで盛岡からバス運行
今日だけ大槌町に瓦礫撤去のボランテイアに参加
水没した町営住宅にて

撤去前

人力でここまで撤去しました。

避難所に秋田から来た屋台ラーメンの提供
被災者はおいしいと感謝

ボラ活動

2011年04月15日 | 3・11巨大津波の爪跡

石巻駅前周辺の瓦礫・ドロ出しを重機ボラが活躍ちなみに私はダンプ運転手

石巻市・大街道地区の家の中庭に丸太が流れ込み
日没と雨の中切り出しました。
その直後、津波注意報で高台に避難しんどい1日でした。

釜石に物資を輸送中

救援物資の移動・米約70トン

大船渡市のボラセン

石巻に滞在中の私のツエルトテント

おとなりさんのテント・なんとシートで自作
石巻で見た不気味な雲・次の日福島で強い地震があった

時が止まった

2011年04月05日 | 3・11巨大津波の爪跡
東日本大震災から災害ボラや残した仕事、来週からボラ活に留守にするので早目の農林作業などで、散らかった私の部屋をやっと整理したら電池が外れ止まった時刻が地震発生に近いのに気づいた。(古い時計をアンテイーク風に作り替えた時計)

地震後の停電で止まった大槌町吉里吉里小学校の大時計
この時から日本は時が止まりました。


やっぱり大槌町は甚大だった

2011年03月31日 | 3・11巨大津波の爪跡
釜石から山田まで見て私の感じから大槌がひどかったと感じた。


大槌の建物用地52%浸水 地理院が分析、県内で最大 岩手日報

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 東日本大震災の津波で、住宅地や市街地を中心とした「建物用地」面積に占める浸水率は、大槌町で県内最大の52%に上ることが国土地理院の分析で分かった。陸前高田市が36%で続き、山田町と大船渡市はともに30%。街中心部に集中した県内の浸水被害状況があらためて浮き彫りになった。

 国土地理院は、青森から福島までの太平洋沿岸4県の浸水面積を建物用地のほか、農用地、河川地および湖沼などの土地利用項目別に分析。「建物用地」に占める浸水率は宮城県東松島市が最大65%。同県南三陸町と大槌町が52%、宮城県女川町は48%だった。

 総面積に占める浸水被害は仙台市若林区で区全域の56%に上り、宮城県内の8市区町も30%以上が浸水していた。平野部の低地が多いためとみられる。一方、平野部が狭く山が迫った地形の本県は、面積全体に対する浸水率が調査した11市町村でいずれも4%以下だった。各県別にまとめた浸水域の土地利用構成率のうち、本県は「建物用地」が37%で最も高く、宮城(21%)や青森(16%)を大きく上回った。宮城は「田」が最大項目で41%、福島も56%を占めた。青森は「河川地および湖沼」が最も多く42%だった。



(2011/03/31

ド根性サーバー

2011年03月31日 | 3・11巨大津波の爪跡
大槌町 住民票サーバーが残る
3月31日 15時12分

津波で壊滅的な被害を受けた岩手県大槌町で、住民票などを管理するコンピューターのサーバーが、津波に耐えて役場に残っていたことが分かり、町はデータを復元し、住民の安否の確認を進めたいとしています。

大槌町は震災で町役場も壊滅的な被害を受け、住民票などを管理する「住民基本台帳ネットワーク」が使えなくなりました。このため町は、1万5000人余りの住民について、避難所で生活している人を調べるなどして安否の確認を進めていますが、住民票のデータがないため、困難な状況が続いていました。こうしたなか、職員が町役場の庁舎を調べた結果、「住民基本台帳ネットワーク」のサーバーが、津波に耐えて庁舎の2階に残っているのが見つかり、専門の業者にデータの復元を依頼したということです。大槌町総務課の平野公三主幹は、「データが復元できれば、思うように進んでいなかった住民の安否の確認を行うことができる」と話しています。

大槌町 住民票サーバーが残る NHKニュース

災害ボランテイア受入れ制限に思うに

2011年03月29日 | 3・11巨大津波の爪跡
石巻に向かった日から岩手県の市町村が災害ボランテイアの受入れが始まったと
ラジオで知った。
仕事の合間を見ながら地元で日帰り活動ができると岩手に戻ったが
県内や地元在住の方に限るなどの制限をしてる市町村が多いのです。
確かに、交通事情や滞在する宿泊施設・物資がない事も事実だし
外部から人間の盗難事件もありこのような事態になったとも言える。

しかし、人口減少が著しい岩手県で地元の人だけでこの大震災から
復旧・復興を成し遂げる為には、時期を見て制限を設けない方向に
向いて欲しいと願います。
外部からの多様な質の高いボラの協力が復興に必要と思います。
岩手を忘れないで

たくましく生きる人たち

2011年03月27日 | 3・11巨大津波の爪跡
泥だしボランテイアの昼休みに地区民が自主的な炊き出しを拝見
年配の女性がお世話になった町内に御礼返しと毎日炊き出しをしているそうです。
この方は栗原市出身で50年前に石巻に嫁ぎ、暮らし津波が来た時は旦那さんと近くの
山に避難して難を逃れたが、家は全て流されたそうです。
頼りは、この方の職場である銭湯サウナがかろうじて営業できるかもと今回ボラに入りました。
この年配の女性は「よそ者が嫁に来て皆さんが受け入れてくれた恩返しは銭湯再開です
なにも無くなったから、残りの人生はこの町と銭湯の常連さんに尽くす」と強い決意
炊き出しを始めた日から、ダンボールに日付と材料と献立を書いた物が唯一の
「生きてきた証」と大切にしていた。

最後に「一生懸命やる事が生き残った者の勤めだ」自身や物、金銭に
とらわれていた我々に突き刺さる言葉でした。

帰り道、このばあさんの話を思い出すと目が潤んで運転ができなかったり
考えすぎて曲がり角を通り過ぎたりガソリン買いで2時間の道のりが
なんと5時間も・・・