木枯し菊太郎ブログ

日本で森林が2番目の岩手に根を張り
森で働き、森を活かす事に時間を費やして
行きたいと想う者です。

穂仁王(ほにおう)

2011年10月27日 | 昔のこと
この頃は山の現場でなく川の現場です。
田んぼと畑ばかり眺めてます。
TPPで昔からのスローな農業は見られなくなるかもしれません
百姓の息子だったので稲束を月夜に運んで積み上げ
ぬかるむと足が取られて大変な仕事です。
穂仁王・仁王様が立っているように見えますかね

脱穀を終えた後です。
棒の立て方にも技が必要
案山子の元になりそう

想定外を想定した村がある

2011年10月20日 | 防災のこと
2011年3月31日 掲載 :日刊ゲンダイ

これが公共事業だ 死者ゼロ、住宅の被害もなし

高さは共に15.5メートル。東北一の「防潮堤と水門」が村を救った。岩手・三陸海岸の北部にある普代(ふだい)村。漁業が盛んな人口約3000人の村だが、11日午後3時半すぎ、巨大な津波が襲いかかった。
「高台から見ていましたが、津波がものすごい勢いで港に押し寄せ、漁船や加工工場を一気にのみ込みました。バリバリという激しい音がして、防潮堤に激突。みな祈るように見ていましたが、波は1メートルほど乗り越えただけで、約1000世帯が住む集落までは来ませんでした」(普代村漁協・太田則彦氏)
 津波が来る前に、港に船を見に行った男性が行方不明になっているが、防潮堤の内側にいた人の被害はゼロ。住宅への被害も一切なかった。高さ15.5メートル、全長130メートルの「防潮堤」が、村人の命を救ったのだ。村の北側には、同じ高さの水門(全長200メートル)があるが、こちらも川を勢いよく上ってきた津波をほぼはね返し、小学校を守ったという。
 普代村の隣、田野畑村(人口約4000人)には、高さ8メートルの防潮堤が2つあるが、津波を抑えられず、死者・行方不明者40人、全半壊533戸の被害が出ている。“高さ15.5メートル”の防御力は絶大だが、なぜ普代村に2つも造られたのか?
「防潮堤は1970年に約6000万円(当時)をかけて造った。水門は35億円(同)で、84年に完成しました。普代村は1896年の明治三陸大津波で1010人の死者・行方不明者が出た。1933年の津波でも約600人が死傷しました。戦後、和村幸徳村長が『2度あることは3度あってはいかん』と県にひたすらお願いし、建設の運びとなった。かなりの費用がかかるので、当時は『他のことに使えばいいのに』『ここまでの高さは必要なの?』といった批判もたくさん受けましたよ(苦笑)。きっと今は天国でホッとされているのではないでしょうか」(村役場住民課・三船雄三氏)
 村ではボロボロに壊れた漁港や養殖場の修復作業が進められているが、一方で、堤防に手を合わせたり、故・和村村長の墓に線香を供える人が絶えないという。


3・11の大津波をメデイアはなにを伝えたかったかを冷静に見たいと検索してみた。
東北沿岸の人口は詳しくは知らないがおそらく仮に100万人/1人の村長だけ想定し決断、実行した。
福島第一原発の事故も外国の学者は危険性を想定して警告を東電に発信していたと聞く


チェーンソーアート優勝のカーバー来る

2011年10月15日 | 山の道具の事
我が町の産業祭りのイベントにチェーンソーアートのデモ
この方岩手県・岩泉で職業は林業されてる西間さん
今年、北海道で開催された「エゾ・カップ2011」で優勝されました。
ちなみに津波被害の流出丸太処理もされたそうです。
実演時間外でしたが、早速やって見せてくれました。

目立て中、話したら早速

丸太の準備

ラフカット

構えが決まってます

奥さんがサポートして燃料入れたり端材を片付けたり

こちらが前半の作品・チェーンソー6台も使うのです。

紅葉最前線

2011年10月14日 | 山のこと
針葉樹の緑色を抜けたら、落葉樹帯でいきなり鮮やかな色
チェーンソーと同じ色に感激
暖かい南風が吹き天気が崩れる前触れ
来週は雨で落葉かなあ・・・

紅葉前線

2011年10月13日 | 山のこと
早池峰山麓の紅葉が始まりました。
山仕事には、一番うれしい時期
気温も快適ですし紅葉を見ながらの作業は気持ちいいです。

続・木使い

2011年10月02日 | 木のこと
冬に向けて防風壁に使う板作り
昨シーズンは薄くて風に負けたので
今年は厚めに挽きました。

二年目だと段取りや精度もよくなりますね

木使い

2011年10月02日 | 木のこと
日陰になって邪魔な杉を伐ったので
いただきました。
根に近い部分は使い物にならないのですが
チェーンソーで切り抜いて棚にしました。
チェーンソーアートはセンスがないので
チェーンソークラフトなら出来そうです。