新緑の森の中をウロついていると、
背後で大きな羽音が!
なぁんだ、クマンバチくんかぁ~。
さっき、見かけたのよ、
オレンジと黒の大きなヤバそうなお方を・・・
アレは、オオスズメバチに違いない!
森の中には、
色々と危険な方が住んでいる。
ヘビさんやトカゲさんは、
個人的には怖くはない。
イノシシもいるけれど、
大きいから、すぐ気付くだろうし・・・
やっぱり1番怖いのは、スズメバチ。
中でも最強最大のオオスズメバチ。
夏の終わりから秋にかけてが、
特に攻撃性が高いと言うけれど、
1年中いつであっても、
あまりお逢いしたくないお方。
茂みの中で、ハナアブのカップル。
たぶん、ミナミヒメヒラタアブ。
最近、ホソヒメヒラタアブの存在を知ってから、
ミナミヒメだと断言する自信がない。
と思われていたらしいけれど、
キタヒメは、ロシアまでの分布で、
日本にいるのはミナミヒメだと言うことに。
そこまでなら、良かったんだけれど・・・
九州以南には、ホソヒメが生息している。
8mm以上がミナミヒメで、
それ未満だとホソヒメだとか・・・
模様が微妙に異なるようだけれど、
ただでさえ模様に個体差が大きくて、
素人には判別出来ない。
最終的には、オスの交尾器を観察しないと、
正確には判断出来ないらしい。
あ~、無理、無理、無理・・・
この写真から分かるのは、
左がメスで、右がオスってことぐらい。
このハナアブカップルを見つめていたのは、
私だけじゃなかった。
シマサシガメ
肉食性で、他の昆虫を捕らえ、
その体液を吸うカメムシの仲間。
15mm前後のシマサシガメにとって、
8mm程のハナアブは、
獲物となり得るのだろうか?
私がじ~っと見ていたら、
シマサシガメ、後ずさりして、
どこかへ行ってしまった。
アブ、
ムシヒキアブの仲間っぽい。
帰ってから調べようと、パチパチパチ・・・
名前を調べたら・・・
マガリケムシヒキのようだ。
マガリケは「曲がり毛」
この個体で、大きさ2cmほど。
このあと、
その「曲がり毛」が分かるように、
どアップの写真が・・・
それから、別のアブの捕食中の写真が・・・
虫嫌いの方は、以下閲覧注意!
そうじゃない方も、自己責任で・・・(笑)
では・・・
後頭部、目の後ろあたりの毛が、
クルンとカールしているのが、
「曲がり毛」の名前の由来らしい。
捕食中のアブがいた。
「曲がり毛」の確認は出来なかったけれど、
たぶん同じくマガリケムシヒキ。
捕食されているのは誰だろう?
そっちが気になる。