対馬、厳原港を出港するのは午後3時。
となれば、海の上で日没を迎える。
これは、またまた素敵な夕陽が見られる!
何にも隔てる物がない海の上だもん、
上手く行けば、ダルマさん!?
そんな期待を胸にフェリーに乗り込んだ。
フェリー内で、
私たちにあてがわれた個室は、
進行方向、向かって左側、東側向きの部屋。
窓はあったけれど、
西の空の具合は分からない。
そろそろ、日没時間、
様子を見にデッキへ出て見た。
ん!?
なんで、陸地があるの~!?
コレって・・・
壱岐~!
わ、忘れていた~。
対馬と博多の中間地点に、
壱岐と言う島があることを~~~!
しかもそれが運悪く、
沈む夕陽とかち合うとは・・・_| ̄|○
でも、待てよ。
海に沈む夕陽と言うのは、
見ようと思えばいつでも見られる。
壱岐に沈む夕陽は、
船の上からじゃないと拝めない。
これは逆にラッキーな体験ではないか!
風力発電のプロペラ、
上手いこと、シルエットが浮かばないか?
と思ったけれど・・・
光に飲み込まれてしまった・・・
おばVANの下手くそ~!
一旦は、落ち着きを取り戻した空が・・・
再びオレンジ色に染まり出す。
やがて、壱岐の島影も見えなくなって行った。