おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

「ちょっと来~い!」と コジュケイが・・・

2020年05月09日 14時06分56秒 | 鳥さん

真っ青な五月晴れの空の下、
林の中から、甲高い声が・・・

ちょっと来~い!
  ちょっと来~い!

呼びつけておきながら、
滅多にその姿を見せない鳥、
コジュケイだ。


探しに行ったところで、
見つかりっこない。
でも、そのコジュケイと、
数年前、偶然、一度だけ、出逢った。


バイカイカリソウを探して入り込んだ林道。
藪の中を、誰かが走り回っていた。
ガサガサ音が結構大きい。
一瞬、イノシシか?と身構えたけれど、
そこまでは、大きくなさそう。
でも、1頭(?)ではない感じ。
林道の真ん中に立ちすくんでいると、
ソレはいきなり現れた!



キジのメス?
いや、違う。
これ、コジュケイ!?


写真でしか見たことがなかった鳥、
コジュケイが目の前に!
  まあ、別に、幻の鳥って訳じゃないけれど・・・(笑)

すぐに踵を返して、
藪の中に入って行ってしまったので、
あ~あ、ほんの一瞬だったな~と・・・

でも、私は、ついていた!


なんと、樹の上に登ってくれた!


コジュケイは、
大正時代に中国から持ち込まれ、
その後野生化した外来種。
大きさ27cmって、
小振りなニワトリぐらい?


キョロキョロと、辺りを見回していた。


何かを探している様子。


この時点では、この1羽だけだったけれど、
帰り際、もう1羽の姿も確認出来た。


さっきの藪の中でのガサガサは、
オスがメスを追い回していたのでは?


コジュケイは、雌雄同色。
オスには、蹴爪があるらしいけれど、
このピンボケ写真ではわからない。


でも、きっと、コレ、オスね。


しつこく言い寄ったメスに逃げられ、
でも、あきらめきれず、
樹の上から探していたに違いない!






夏みかんの花が咲いたよ~🎵 ~初夏の蝶たち~

2020年05月08日 10時41分53秒 | 虫さん

GW明け、仕事場の開け放った窓から、
いい香りが風に乗って入って来た。


数日見ないうちに、
夏みかんが、花を咲かせ始めていた。




黒いアゲハ蝶がやって来たけれど、
なかなか撮らせてくれない。
たぶん、ナガサキアゲハ
また今度、じっくりと、ね。

こちらは、動かないので、じっくりと。
でも、嫌いな方もいらっしゃるだろうから、
小さめに・・・(笑)


ナミアゲハの中齢幼虫。
この頃は、外敵に狙われにくいように、
鳥さんのフンのフリをしているそうな・・・




真っ青な五月晴れの空を、
引き裂くような白い飛行機雲。




まだ羽化したてで、
なんの苦労もしていないんだろう。


翅のどこにも傷みが見られない、
美しいナミアゲハ


それよりも、私は、
花の反対側を飛ぶちっちゃな蜂さんが、
気になって仕方がない(笑)




ヤマトシジミ







遠くに、黄色いタテハ蝶を見つけた。




ツマグロヒョウモンのオス。
オスに逢うのは、今季初めて。
少し前にメスは見かけたけれど、
越冬組だったみたいで、
翅がボロボロだった。
このオスは、今季羽化したんだろうと思う。
飛び方も鋭敏で、とても元気だった。


いま人間は、自由に飛び回れない状況下。
君たちが、羨ましいよ・・・





二足歩行デカ猫は、お年頃・・・?

2020年05月07日 11時11分29秒 | 日記・雑記
な~んにもしなかった、
どこにも行かなかったGWも終わり、
今日から仕事。
でも、今日明日2日で、また休みだから、
なかなか仕事モードにならない。

一昨日の夜から実家に帰っていたデカ猫も、
今日の夕方には戻って来る。
今回「実家に帰る」と言ったのは、
その前日の夜。

おい、おい、
オバチャン、今日買い物して来たんだぞ!
向こう3日間分ぐらいの君の餌を!
そ~ゆ~コトは、
もそっと早めに言ってくんないかな~!?
と、内心思ったけれど、
ぐっと、言葉を呑み込んだ。
相手は、気ままな猫だ。
このくらいのコトで腹を立てていたら、
身も心も持たない。

リビングでゴロゴロしているデカ猫見ながら、
コイツは猫だ、猫なんだ!と、
自分に言い聞かせる。

しかし、先住猫、
特にアンポンタン兄弟にとっては、
猫ではなく、猫ベッド!
ゴロゴロしていると、すぐに、こ~なる。







この猫ベッドが、至極お気に入り。


それにしても、デカ猫、
確か先月末にも帰ってたよね~?
1週間前やん?
そんなに母猫が恋しいのか?
なぁんて思っていたけれど、
あとで考えたら・・・
はは~ん、そう言うことか・・・

デカ猫の話に時折登場する後輩。
後輩、後輩って言うから、
てっきり同性だと思っていたら、
ある時、
「女王陛下(我が家のメス猫)の写真送ったら、
 『きゃ~、可愛い!』って言ってた」
ですと・・・
『きゃ~、可愛い!』って・・・
女の子かいっ!?

実家に帰るのは、母猫恋しさ故、
とは限らないってコトね。
お年頃の未去勢オス猫だから、
ま~、仕方ない。






MUSIMUSI 2020//05/06 カメムシ!

2020年05月06日 18時00分39秒 | 虫さん


草むらの中で蠢く赤い虫さん。
コレはカメムシに違いない!と、
出て来るのをじっと待つ。



やっぱり~!
アカサシガメだ。

大きさ、15mm前後。
5月から8月、
本州~九州の低山地の草むらなどで見られ、
ハムシなど小型の昆虫を捕らえて、
その体液を吸って生きているらしい。

以前の私だったら、
こんなアカサシガメを見ても、
カメムシだなんて、思わなかっただろう。



カメムシと言えば、
こんなのをイメージしてしまうよね。👇



クサギカメムシ

自宅マンションの通路にいた。
さすがにこの子は、
部屋に連れて帰りはしない!

大きさは、16mm前後。
ごく普通に見られるカメムシの一種。
くっさ~いので嫌われているタイプだ。



正面から見ると、
亀と言うより、蟹に見える~!






ハハコグサにいたのは、
ホソハリカメムシ



ハリカメムシ? ホソハリカメムシ?
と迷ったけれど、
たぶん、ホソハリカメムシの方だろう。



それにしても、君の触角・・・



そんなとこで、
カックンって曲がるんだね~!



1cm前後しかない小さなカメムシ。
可愛いとは言い難いけれど、
実に面白い!