トホホおやぢのブログ.....

アンチエイジング、自転車、ダイエット、スイム、ラン等々、徒然なるままを・・・

Calamita Corsa coming soon!!

2012-03-16 11:16:00 | スチールバイク


誕生秘話!?

calamita due のコンセプトは、カフェレーサーのMC(モーターサイクル)のイメージなのです。
20代の頃に、Y社のSRという単気筒のバイクで、峠道を走り回るのを楽しんでいた時期がありました。
圧倒的なパワーを持つナナハンを山道で追い回して、
あわよくば、抜かして快感を得るというアブナイ遊びを時々楽しんでいました。
当時は、その快感を得るために、バックステップを装着し、路面グリップ力の高いダンロップTT100タイヤを装着。更にセパハンにして、なんて改造をしていました。

クロモリバイクに乗り始めて、しばらくしてカーボンバイクやアルミバイクに乗っている仲間を期せずして抜いてしまった時に、同じような懐かしい快感を感じる事が判明(笑)
この道を探求しようとすると、クロモリらしい雰囲気をいかに損なわず、エンジン性能にあったバイクを作るか?です。
そうなると、改造です。お客様自身の好みで改造する余地を残しつつ、走りを楽しむ為のより高いレベルでのベースマシンを提供したいというのが、calamita corsaが誕生したキッカケです。
こんなアブナイ遊び心を自転車の世界で、再び味わいたいなんて人は、あまり居ないと思ったので限定(50台)にした次第です。
良い子はアブナイマネをしてはいけません・・・・
が、おやぢになった?からできることもあるのです(笑)


上代 \185,850-(税込)
カラー:ブラックパールED
サイズ:49・52・55cm(センタートップ)

追伸)それと、数年前イタリアITM社(今は中国資本)が、経営危機になりそうになった時に買いだめしたパーツを生かす時が来ました。ステムとシートポストに採用しています。
ホイルセットは、前後でたった1400g弱のオリジナルTRADIZIONEを奢りました。重量は8kg前半です。まだ軽くできる余地があります。他にはないブラックパールカラーは、所有する満足感を満たします。






2011総合カタログVol.2完成!!

2011-02-16 20:21:00 | スチールバイク
 TommasiniとCasatiは、掲載されていませんがCalamitaを含む総合カタログの2版が完成しました。




もっと、たくさんイロイロなことをお伝えしたかったのですが、紙面と予算の限りがありまして(笑)

Calamitaの生い立ちなんかも、カタログの中に書いてあります。




あまり公開されたことの無い台湾の職人さんの写真もあります。
ちなみに台湾人と中国人は、同じではありません。
理由はいろいろありますが、一緒にするのは僕は失礼だと思います。
特に台湾人で、戦前日本語教育を受けた末裔の皆さんは、時々日本人の忘れかけているマインドがあるように思うことがあります。

”ブログを見た”と住所を連絡連絡戴いたお客様先着100名にメール便で無料発送しますので、奮って応募してください。

サイクルモードSHOW

2010-11-13 19:03:00 | スチールバイク

先週の幕張に続いて(写真)、今日から大阪サイクルモード
朝一番の飛行機で羽田を立ち(起床は午前4時!)開場10分前に
インデックス大阪に到着する。
既に、入場者で長い列が出来ていた。幕張よりも長いような・・・・・

先発隊が、限られた予算の中でブースの設営をなんとか形にしてくれていた。
開場してまもなく

あっという間に・・・・・

トマジーニやカザーティを熱い視線で見つめる多くのお客様に
クロモリバイクの人気は、ホンモノと確信する。
以前にも書いた事があるが、正確には今時の鉄はクロモリではない。
鉄には違いないが、軽量のそれはほとんどが、ニバクロムとかニッケルバナジウムとか
舌を噛みそうな名前だ。でも、そんなのはどうでもよくて、
細身でスレンダーなホリゾンタルフレームがカッコいいのだ。
それで軽ければ、なお良し。

カラミータにも皆興味津々で、幕張よりも見やすいためか、関心を持つ人も多く
質問も多い。

試乗車は、用意しなかった。以前、試乗車を用意したときに、あるお客様が
転倒して部品を壊しそのまま乗るには危険な状態にもかかわらず、
黙って返却された事があり、
その後の安全を確保するには問題があると判断。

別に何十万円或いは何百万円のバイクだろうが、そんなこと覚悟しているので
壊したお客様に請求する事はないのだが、次の人の安全が確保できないのは問題。
そんな理由で試乗車を準備するのを止めている。

それに、猫の額ほどの狭い場所で試乗してもねぇ・・・・ちょっと疑問。
だから、地方の方には申し訳ないが、荒川彩湖公園の試乗会を毎月やっている。


ディラーに無料で試乗車の貸し出しもしているので、
もっと活用してくれると嬉しいのだけれど・・・・

大阪地区では、現在試乗できる場所を物色中・・・・だが
なかなか良いところが無い。











試乗会にて、(Calamita Due)

2010-05-25 08:43:00 | スチールバイク
 20年以上の付き合いになる彼は今年50歳。喫煙習慣のある多少メタボなおやぢである。今まで運動習慣は無かったが、自身の健康と肩凝り解消の為に昨年の秋からスイムを始め2ヶ月ほど前からバイクに乗り、今月はいきなり伊豆の新島のトライアスロンにデビューした。
 


彼の愛車は、カラミータ・デュエ。シルクブラッシュのモデルでホイルをNOVATEC JETFLY換え Wレバーを交換してSTIレバーを装着した。重量はペダルを入れても8.5kgだと思う。


今回の試乗会後のプチサイクリングは、アドマーニ(レストラン)の往復の予定だが、人数が10名を超えるので二班に分けて、経験者は、アドマーニよりも遠い鴻巣のポピー畑を目指すことにする。彼も練習?を兼ねて、ポピー見物組に参加。
昼の食事は、是非このレストランのテラスで取りたいというのが、いつもの暗黙の掟。だからならべく急いで、席を確保しなくてはいけないので、当然ながら速度は上がる。少し追い風の影響もあり、32~35km/hというレベルで走り出した。

実は彼がついてこれるか心配だったが、信じられないことにキッチリついてくる。先月30km/hのスピードを出すと文句タラタラ言っていた人間にはとても思えない。

軽快にケイデンスを重ねスピードを維持している。NOVATECのJETFLYとTIG溶接のカラミータデュエの相性は抜群のようだ。とても乗り初めて2ヶ月には思えない。

しかも、このカラミータデュエは車両価格を10万円以下だ。JETFLYにしても、約5万円。自分で企画・製作してこんなことを言うのも変だけれど、彼のエンジンの成長も勿論だが、シャシー(このフレーム)がここまで自分の狙い通りに性能を発揮してくれるととてもウレシイ。シートスティのベントとイタリアンチックに出来る限り小さくした後三角が、小気味良いウィップを生みオーバー30km維持するための推進力になっているようだ。さらに回転の良いJETFLYがスピード維持に貢献している、



 自転車に乗り始めた頃、30km/h以上で巡航するのは一つの目標だった。彼は、わずか2ヶ月でそれができるようになってしまった。自分はもっと時間がかかったような記憶がある。


荒川周辺は、桜の季節も終わり、からし菜の黄色の花も見かけなくなった。でも鴻巣の荒川河川敷ではこの写真のように広大なポピー畑がありお祭りをやっていた。この少し上流(吹上)では、3KM以上のポピー街道があり、自転車で走ると爽快だ。今週末はお祭りのはずだ。

一生懸命走るのも悪くは無いが、花を愛でる自転車の旅もいい。これからの季節だと菖蒲・アヤメ・そして紫陽花、課題は沢山ある(笑)



Calamita Unoの出来たワケ(裏)

2010-03-09 09:19:00 | スチールバイク

 ラグ付の自転車にのりたい要望は、おやぢの専売特許と勘違いしているショップさんは多い。


 しかし、トマジーニのお客様を例に取ると 50歳を過ぎた私のようなおやぢは実はマイノリティだ。恵まれた40歳前後が多いようだ。ベテランが多いと思われがちだが、初心者の割合(経験5年未満)も多い。職業はクリエィター系。皆なお洒落でこだわりをもっている。恵まれたという意味合いは、経済的には勿論だが自転車を楽しむことができる総合的な環境という意味である。

「体ひとつしかないのに、なんで何台も自転車が必要なのよぉっ!!」

なんて罵声には無縁な生活を送っている人々だ。

 でも、こんなセリフを日々聞かされている人々の多くは、前日に御機嫌取りをして翌朝そ~~っと家を出て自転車に乗る・・・つかのまの休日
 どういう訳か、ほとんど見つかってしまう

「昼までには戻って、午後は買い物に付き合うから・・・・」
なんて、頼まれてもいないのに信頼できない言葉を自ら発する

自らの視点では、有る意味虐げられていると思っている人々にとって、Tommasini SINTESI や CasatiのLinea oroを買って乗るなんて夢の夢・・・・でも、

アクションスポーツの試乗会でスチールバイクってこんなに軽くて乗りやすいんだと気づかされ・・・・その葛藤に苦しみ、夢までバイクが出てきたりする・・・・・・


 巷に多く存在するデブセンのアルミフレームから、スキニーなクロモリフレームに、初々しくセクシーだった頃の○カ○ちゃ○を投影しているのかも知れない・・・・・

 まぁ理由はいろいろ有れど・・・・完成車で10~15万円くらいだったら、なんとか手が届くという感触をボク自身の現実を踏まえ、肌身で感じていた。

 どうせなら、スキニーなスチール(クロモリ)フレームで、完成車で10kgを切りたい。100km乗っても疲れないマイルド感が欲しい。雰囲気はトラッドで、かつレーパンをはかなくても、抵抗なく乗れる雰囲気・・・・ツィードのニッカボッカーにウールジャージを着ても絵になるバイクなんて事を考えながら作った。

 実は乗ったフィーリングを含め、あまりにも良くできたので、上位機種であるCasatiやTommainiの影響も心配したほどだ。でもそれは杞憂だった。”パスタ”と”武蔵野うどん”を比較するようなものだ。そもそも比較するのがおかしい。多くの鉄バイク好きな友人・仲間と一緒に走った荒川周辺のCRや奥武蔵の風景があったからこそ、このバイクはできたようなものだから。彼らの多くは、声に出しては言わないけれど自分のバイクに似合う風景を探して走ってるような気がする・・・・なんて普通の人には理解してもらえないだろうなぁ

 そんな思いが、カタチになったのだ


春の荒川CR



大芦橋手前のコスモス畑


榎本牧場付近