#おやぢサイクリングのツボ その004
老化とサイクリングネタの続き・・・・
「老化にあらがう」ではなくて、「老化したから自転車に乗る」視点での記述が残念ながら、あまりなかったような気がするので43歳あたりから本格的に乗り始めた経験をもとに、思い出がてら書いてみる。
医者に「あなたは脂質異常症(当時は高脂血症)という病気ですから、煙草を止めて、運動しなさい。」と言われても、せいぜい月に1~2回程度のMTBのダウンヒルしかせず、暴飲暴食と時々のゴルフに明け暮れていた。そのころは体重が80㎏を超えていた。とあるキッカケで煙草をやめたが、これ以上肥えたらヤバいと思い、痩せるサプリをいろいろ試みた。しかし思うように体重は張らず失敗。そして22年前の正月に、近所の公園をジョグした。この公園は、健康診断の度に「運動しろ」と言われるので年に数回はジョグしていた。しかし3㎞が限界だった。でも煙草をやめて3か月後の22年前の正月にその公園を5㎞走れた。煙草を止めた効果は凄いと思った。それから年に数回だったジョグが、1週間に1回程度になり距離も増え体重も減り始めた。
たまたま新聞を読んでいたら、マラソン中の突然死の記事が載っていた。それは血がドロドロと関係があるような内容だったので、急に不安になり医者に相談したら(この医者が運よくアタリだった)負荷心電図をとってくれた。そして、いまのところ絶対ではないけれど突然死のリスクは低いという診断だった。そして彼は「ランもいいけれど、バイクとかスイムもいいんだよ」と教えてくれた。「バイク!?それオイラの仕事じゃん(笑)」
年に数回!?しか乗らなかった #Tommasinisintesi。 時々ワインを飲みながら掃除することの方が多かったかもしれない。ちょうどその頃、とある居酒屋の店主の紹介で、サイクリングクラブに入ることになった。軽いギアでクルクル回せと教えてもらったけれど、なかなかそれが出来なかった。夕暮れの黄昏時の荒川サイクリングロード、オイラよりもずっと年上のおやぢ達にちぎられ、彼らが視界から遠く離れ消えていった。今では理解できるが、重すぎるギアを踏んでいたので夕暮れには「脚がなくなって」いたのだ。当時は理解できず、とても?? あのおぢさん達はおかしいと思っていた。
その頃は、有酸素運動と無酸素運動といこともわからず、苦しかった記憶が多いけれど、荒川沿いや奥武蔵の景色は、なんで都会にこんな近いところでこんな素晴らしい景色があるんだろうと、再びサイクリングで訪れたい気持ちの方が強かった。
本日のツボ
☆良い医者をみつけよう
☆少し軽すぎるかな?と感じるギア比でくるくる回すと結果としてロングライドがラク
☆走ることが目的だと長続きしない
つづく・・・・・