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開田の昔話
お清くずれとお清地蔵
把ノ沢ト西野の間、西野峠の南方に城山という山がある。
城山の西側は急峻な斜面で、ところどころ絶壁である。
義仲ヶ京都に攻めのぼるため、ここを陣を張って戦略を練っていた時、お清という女が献身的に義仲に尽くしたそうだ。
ある日、義仲がひどく水をほしがったが、城山には水がなく、お清はわざわざ西野川まで水を汲み急な斜面を降りようとして運悪足を滑らして落ち、死んでしまいました。
それから、お清がくずれ落ちた所を「お清くずれ」と呼ぶようになった。
義仲は、自分のために命を落としたお清の霊を慰めるため、西野峠の城山への入り口にお地蔵さまを作ったそうだ。
このお地蔵は、西野峠から把ノ沢の方へ約百メートル程降りた所、城山入り口にある。
お清地蔵
木曽地方にはたくさんの昔話があります。