
今年のゼフィランサスが咲きました。
昨年、いく種類か買った球根のうちのひとつで、昨年鉢植えしてから水をやる以外にはほとんど触らずに今年も開花を迎えたような次第です。
この花には多少の思い入れがあります。
2004年の夏のこと。徳島県阿南市「北の脇海水浴場」の木陰で咲いているこの花を見たのでした。写真を撮ったところまではよかったのですが、名前がわかりません。Web上の検索というのは、ヒントになる言葉があって初めて可能なツールです。名前にさえたどり着けたらいろんな情報がわかるのに、ピンクとか、夏の花だけでは正体を明らかにするのは容易ではありません。それに、見つけたのが海の近くだったので、海辺の植物を一生懸命たどっていたのも「捜査」を混乱させました。何ヶ月かかかって名前にたどり着いた、忘れられない花です。
ところが、その後近所を散歩していて、鉢植えや花壇でよく見かけることに気づきました。なぜ、気づかなかったのだろうと調べてみると、花は3日ほどでしぼんでしまうことがわかりました。ヒガンバナのように、開花時期になると茎をギューッと伸ばして花が咲く。ふだんは細長い葉っぱしかない目立たないタイプの花なのでした。その割に生命力が強く、野生となって力強く生きているのがたくさんあるらしい。
たくましいのに、花言葉は「清純な愛」なんですって。
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