ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

デジカメで写真が上手になる方法 2

2007-04-08 15:11:45 | ぶろぐのおけいこ
  フィルム式のカメラでは、撮ってすぐに、どんなふうに写っているかを確認できません。写真屋さんに持っていって、現像・プリントを経て、確認することになります。ちゃんと写っているはずが、ブレていたり、ピントが合っていなかったり、撮影者の指や、ストラップが写りこんでいたなんてこともあります。極端な例は、フイルムをちゃんとセットしたつもりなのに、実はフイムルが巻かれていなくて、36枚をとうに超えているのにいつまでシャッターが切れるんだろうと思っていたら、実は1枚も撮れていなかったという経験も恥ずかしながらあります。近頃のカメラはお利口になって、フィルムが入っていなかったとか、ちゃんとフイルムを巻いていなかったということはなくなったようですが。
  撮ってすぐに、画像を確認できるのデジカメは便利です。失敗したなと思ったら、すぐにもう一度撮ればいいのですから。同じデジタルカメラでも一眼レフは、撮った後しか確認ができませんが、コンパクト系のデジカメでは、ファインダー代わりに画面で確認しながら撮れます。テスト前に模範解答を手に入れたようなものです。今シャッターを押せば、この画像が記録されるという、ちょっと卑怯に思えるくらい便利に機能です。
  私が今使っているのはオリンパスのC-760という少し古めのカメラです(画素数300万。今となっては主流の半分くらいの画素数しかありません。でも画素数の少なさはほとんど問題にはなりません)。このカメラは露出補正を3分の1絞り刻みでできるのですが、その補正の具合をモニター画面で確認できます。測光値より絞ったほうがいいとは分かっても、その値が3分の2絞りなのか、1絞りなのかは判断は難しいです。フィルムカメラの時代は、いくつか絞り値を変えて何枚か撮ってみるという解決法しかなかったのですが、今やシャッターを押す前に確認できてしまいます。まさにカンニングをしているようなもの。フイルムカメラ時代にはやれなかった、大胆に絞り値を変化させてみて、こういう表現もありかな、なんて写真の可能性がぐっと広がるのです。

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