詰め替え用のトニックシャンプーが置いてあったのですが、その袋に書かれているのは「柑橘系香料シークヮーサーの香りの拡散性を向上させました。爽やかで清潔感のある香りが気分を一新します。」
なんとこんなとろにまでヒラミレモンかい?と驚きました。使ってみると、柑橘系の香りはします。が、言われなきゃ柑橘系の香りという印象でとどまってしまいます。そんなに強い主張をする香りではありません。メントールのほうが爽快感は感じられるかも知れません。
ヒラミレモンという名前を初めて知ったのは、初めて沖縄を訪れたときのことだったと記憶します。記憶が正しければ恩納村のホテルでのできごと。朝食のバイキングの中にあったのをオレンジジュースだと勘違いして勢いよく飲んだら、甘味は少なく、エグみが強い味。従業員の女性に尋ねると、ヒラミレモンだと教えてくれました。その時以来、ヒラミレモンという名称とエグみの記憶だけが鮮明に残っています。
ところが、ヒラミレモンという言い方はあまり聞きません。どうやらシークワーサーという名称がメジャーでのようです。そして、ガンの抑制に効くとか言われて一気に手に入りにくくなったという話を聞いたのが、さぁ10年くらい前でしょうか。シークワーサーは高価で、台湾産の四季橘がよく似た果実で安価だけ れども成分が違うとか何だとか…。
ヒラミレモンを漢字で書くと平実檸檬。シークワーサーは「酸いぃものを食わせるもの」という意味だそうです。
ところでサンスターのサイトを見てもこの製品が出てきません。どうやらすでに製造は終わっているらしく、我が家の誰かが安かったので買ってきたということなんでしょう。トニックシャンプーを使いたくなるのは夏場ですものね。
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