2012年度最後の日をむかえました。明日からは教員生活3年目に入ります。教員としての基本的業務は一通り身に付き、3年目は「さらなるレベルアップ」がテーマになります。授業力や指導力の一層の向上を目指したいと思います。
さて、3月22日に「平成26年度東京都公立学校教員採用候補者選考」の実施要綱が発表され、26日からは受験申込みも始まりました。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr130322a.htm
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/jinji/26senko/26jissi.htm
採用見込者数は、小学校が1,000名で前年度比200名減(H24年度比では600名減、H23年度比150名減)、中学校・高等学校共通は620名で前年度比480名減(H24年度比280名減、私が受けたH23年度比で180名減)、全体では2000名+若干名で、前年度比は約3割少ない890名の減少(H24年度比985名減、H23年度比355名減)。過去4年間の中では最も少ない見込者数で、東京都における「団塊の世代教員の大量退職にともなう新採大量採用」が終了したのではないかと思われる数字になっています。受験者数が昨年と同じだった場合、倍率は大幅に上昇し、表面上は「狭き門」となるわけです。
試験方法における今年度からの大きな変更点は「論文の字数を、1,500字程度から1,000字程度に変更(試験時間は90分から70分に変更)」です。その理由について、私は「論文試験時間、採点工数、および採点時間の短縮」が一番ではないかと考えますが、「伝えたいことを簡潔にまとめて文章化する能力を確認したい」という面もあるのかもしれません。これにより、これまで「90分で1,500字」で論文試験対策をしてきた方々は、新たに「70分で1,000字程度」を書けるようになる訓練が必要になります。
採用見込者数大幅減少と論文字数変更によって、「平成26年度東京都公立学校教員採用候補者選考」は、ここ数年では最も厳しい選考になることが予想されますが、「本当に実力があれば難関であっても突破できる」のも事実。受験を予定している方はぜひがんばってください。
さて、3月22日に「平成26年度東京都公立学校教員採用候補者選考」の実施要綱が発表され、26日からは受験申込みも始まりました。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr130322a.htm
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/jinji/26senko/26jissi.htm
採用見込者数は、小学校が1,000名で前年度比200名減(H24年度比では600名減、H23年度比150名減)、中学校・高等学校共通は620名で前年度比480名減(H24年度比280名減、私が受けたH23年度比で180名減)、全体では2000名+若干名で、前年度比は約3割少ない890名の減少(H24年度比985名減、H23年度比355名減)。過去4年間の中では最も少ない見込者数で、東京都における「団塊の世代教員の大量退職にともなう新採大量採用」が終了したのではないかと思われる数字になっています。受験者数が昨年と同じだった場合、倍率は大幅に上昇し、表面上は「狭き門」となるわけです。
試験方法における今年度からの大きな変更点は「論文の字数を、1,500字程度から1,000字程度に変更(試験時間は90分から70分に変更)」です。その理由について、私は「論文試験時間、採点工数、および採点時間の短縮」が一番ではないかと考えますが、「伝えたいことを簡潔にまとめて文章化する能力を確認したい」という面もあるのかもしれません。これにより、これまで「90分で1,500字」で論文試験対策をしてきた方々は、新たに「70分で1,000字程度」を書けるようになる訓練が必要になります。
採用見込者数大幅減少と論文字数変更によって、「平成26年度東京都公立学校教員採用候補者選考」は、ここ数年では最も厳しい選考になることが予想されますが、「本当に実力があれば難関であっても突破できる」のも事実。受験を予定している方はぜひがんばってください。
また、社会人枠で合格される方はやはり何十年も社会人経験がなければ難しいものですか?私は3年間小児の看護師経験があり、養護教諭を目指しています。
ご回答いただければ嬉しく思います。
はじめまして。コメントありがとうございます。たきと申します。
ご質問いただいた件ですが、私が受験した平成23年度選考では社会人経験者特例(枠ではありません)の第一次選考方法は論文のみで、適性検査はありませんでした。ですので、適性検査の内容を私自身の経験からお答えすることはできません。
ただし、要綱に表記された「適性検査〔15分間〕」という文字情報、私が目にしたインターネット上のいくつかの書き込み等から、私は「適性検査〔15分間〕」とは、「教員として常識的な行動ができないほど偏った性格かどうかを判断する、マークシート式の性格検査」だと考えています。そういう性質上、過去問は公開されず、また、専門的な知識を問う問題では全くないと思います。
「適性検査」は社会人としてごく普通の常識を持っている方なら心配ないと思いますよ。偏った性格だと判定されないコツとしては「過激な答を避ける」ことかと。ただ、問題数が多く、急いでやらないと全部は解答できないようですが。なお、教員採用試験における「適性検査」の傾向と対策としては下記サイトが詳しいので参考にされてはいかがでしょう。
http://book.jiji.com/kyouin/basic/ready_08.html
それと「合格される方はやはり何十年も社会人経験がなければ難しいものですか?」について。これも私の独断ですが、そんなことは全くないと思います。大事なのは社会人経験の「長さ」ではなく「中身」であり、採用担当者に「その中身の濃い社会人経験を教員として生かしてくれそうだ」といかに思ってもらえるかです。あおいさんの場合、3年間小児の看護師で得た経験を、養護教諭としてどのように生かし、教育現場でどのように貢献できるかをいかにアピールできるかがポイントだと思います。
※なお、東京の社会人特例選考の場合、3年間の勤務経験だと「1つの職場で継続」が条件になりますので念のためご注意ください。
私の場合同じ職場での3年の経験で、現在も同じ病院で勤務を継続しているので一応受験はできそうです。
いつか養護教諭になりたいと思い、3年間思春期病棟で勤務してきたので、救急対応や、学校でも管理の必要な疾患の子どもにも対応できる自信はつけてきたつもりです。また、登校拒否、摂食障害など思春期特有のこころの病の子どもたちの治療にも向き合ってきたので、そういった経験を生かしていけたらと思っています。ただ、学校現場では健康な児童生徒の健康増進を図る取り組み等がメインであることや、その他にも養護教諭に求められることは多々あると思うので、教員としての経験が無いことはマイナスであることは否めません。
自分の経験してきたことを上手くアピールできるよう頑張りたいと思います。でも、やはりそういった場は2次試験ですよね。そこまで何とか辿り着ければ嬉しいです。
お返事の中で、教員経験が無いことはマイナスであると気にされていますが、私も含め、教員経験が無い社会人(正確には学校以外で働いている社会人)も毎年多数採用されていますので、あまり気にしない方が良いかと。私見ですが、あおいさんのご経験や能力は、今の学校現場で強く求めらている養護教諭スキルにかなり合致していると思いますよ。まずは自信を持って自分の強みをアピールする、そして、教員経験がないことやウィークポイントを聞かれた時は否定せず、「はい、その点は自覚していますので、○○関係の本などで勉強しています」「困ったときは周囲の先生方や関係機関に相談し、協力をいただいて対応します」といった答えをする、といった感じでいかがでしょう(私はそんな感じで答えました)。
最後に大事なことを。自分の経験してきたことを上手くアピールする場は2次試験だけでなく、1次試験の論文からですよ。養護教諭は高倍率ですから、「この人の経験を教員として生かしてもらえそうだ」と思われる論文を書かないと、2次試験に辿り着けないですよ。論文は「文章で書く面接試験」なのです。自分の経験してきたことを上手くアピールする論文を書けるように頑張ってください。では。
今年の4月から臨任をやっているので、来年は社会人枠を卒業し、適性検査から解放されますが、たぶん倍率は年々厳しくなっていくでしょう。
そして私の場合、年齢に比して社会人経験も教職経験も貧弱にすぎます。それにはいろんないたしかたのなかった事情があります。
でもそんなこと東京都教育委員会にはあまり関係ないと思います。
来年は50歳です。
50歳で、こんなキャリアで、受かるなんて、あり得るのか。
やるだけ無駄なのか。
とても悩んでいます。
私の知ってる人は、9年間臨任で続けた後に(これもかなり力があるから続くのですよね)54歳か55歳で受かっていますが・・・
それに正直、朝に家族の昼夜ごはんを含めてすべて用意してからの出勤、帰宅したら洗濯して干すという生活の中では、時間的にも限られてなかなかいい仕事もできないのかなとも(皆さん、女性の先生はそうやってる人が多いのでしょうか。うちは夫の協力も実家の協力も得られないのでこうするしかないのですが)
とりあえず今月末にまた予備校に行ってきます。
チュートリアルの方に、復元答案を見ていただき、敗因を分析してもらうためです。前年度受講生ということで予約を取ってもらうことができました。
来年度は4月からの受講を考えています(精神的なことを考えると1月から行きたいですが資金的に・・)
あと1年間ありますが、ここでアドバイスをいただきながら、悔いのない戦いをしていきたいと思っていますので、何卒よろしくお願いいたします。また、訪問させていただきます。