「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2024大相撲>9月場所12日目>大の里が1敗、2敗は霧島と高安

2024-09-19 18:51:48 | スポーツ

星取表
https://www.sumo.or.jp/ResultData/hoshitori/1/1/
11勝1敗↓大の里●ー〇若隆景(9勝3敗)
10勝2敗
霧島〇ー●琴桜(7勝5敗)
高安〇ー●平戸海(6勝6敗)

(8勝4敗)西前頭3王鵬、西前頭4若元春
東前頭2熱海富士(5勝7敗)
十両
11勝1敗尊富士
9勝3敗千代翔馬
尊富士〇ー●千代翔馬
・・・・・・・・・・・・・・・

12日目は、元関脇の若隆景が大殊勲でした。
つまらなくなってた優勝争いですが、大の里が1敗したので1差で霧島と高安が追う展開になりました。
1差なら、まだどうなるか分かりません。
大の里も負けて褒められるのですから、強いです。
これで大関昇進の目安の12勝も持ち越しになりました。
明日は結びでいよいよ大関・琴桜との対戦です。
明後日は、大関・豊昇龍でしょう。
やっと、大関との対戦に楽しみが出てきました。
その大関は、今日も仲良く負けています。
明日、明後日と大関の意地を見せることが出来るか❓

霧島は、これで10番勝ちました。
大関復帰に向けて1つでも勝ち星を積み重ねたいところです。大関陥落後2場所目ですが、故障も治ったようでまたやる気が出てきたみたいです。運悪く不調と故障で大関から陥落しましたが、横綱に一番近かった元・大関です。
体が治って調子が戻れば、まだまだ頑張れるでしょう。
情けない本物の大関に変わって土俵を盛り上げてほしいと思います。

王鵬は上に勝ち越し力士がいなくなりそうなので勝ち越したので新小結があるかもしれません。上では熱海富士が勝ち越しに後がなくなっています。負け越すと王鵬の上に勝ち越し力士はいません。
若元春も同じですが、番付が2枚下だけに9~10勝欲しいところです。10勝なら多分、帰り小結でしょうね。

十両の尊富士は、どうなんでしょうね❓
十両優勝したら幕内にあげたらいいと思います。
今場所、もう少しで大の里の一人旅になりそうでした。
それよりも何よりも尊富士の相撲を幕内で見たいと思います。来場所、幕内復帰ならまた優勝争いでしょう。
期待しています。

※関連記事目次
「欧州サッカー&大相撲&ボクシング」の記事目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e1c3411cc4e400cbb1f90e45064e8d35


ウクライナ紛争は、アメリカのNATO東方拡大政策の最後のピース<2024/09/19

2024-09-19 18:50:19 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ウクライナ紛争だけを切り取って、西側のマスコミは報道しています。その内容については詳しくは省略。簡単に言うとアメリカのNATO東方拡大政策を胡麻化しています。全体を見せずにウクライナ紛争だけを切り取って強調して、ロシアを侵略国家に仕立て上げて極悪の烙印を押しました。
もっとも、この誤魔化しが通用するのは西側世界だけです。

本質は何かと言うとアメリカのヨーロッパでのNATO東方拡大政策の最後のピースが、ウクライナ紛争です。ウクライナ紛争が単独であるのでは、ありません。

アメリカが明確にNATOの東方拡大政策を打ち出したのが2008年4月ブカレストで開催されたNATO首脳会議です。この時はフランスのサルコジ大統領やドイツのメルケル首相がロシアとの摩擦を懸念して、相当反対しました。だから、やや言葉が弱められています。
主導したのは、当時のアメリカ大統領のブッシュJrです。
大体、分かりますね❓
当時、アメリカで全盛のネオコン勢力が計画したものです。
東方拡大した後、どうするのか❓
これは文章では示されていません。普通に考えるならロシア封じ込めかロシア潰しでしょうね。
つまりアメリカからロシアに出された「縁切り状」です。

<その当時の記事>
NATO首脳会談、グルジアとウクライナの加盟は先送り
2008年4月4日 8:43 発信地:ブカレスト/ルーマニア [ ヨーロッパ ルーマニア ]
https://www.afpbb.com/articles/-/2373606
ロシア大統領、NATO首脳と会談 「冷戦回帰」否定でも成果なし
2008年4月5日 4:38 発信地:ブカレスト/ルーマニア [ ヨーロッパ ルーマニア ]
https://www.afpbb.com/articles/-/2374030

<それをプロパガンダとフェイクニュースで胡麻化した記事>
③ブカレストNATO外相会議が浮き彫りにしたウクライナの苦悩
2022.12.8
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00023/120700360/

事情を知らずに③の記事を読むと本当だと思います。
しかし、これは大嘘の内容を含んでいます。
ウクライナはNATO加盟は2013年までは外交方針ではありません。やはりロシアの介入を恐れて中立が外交方針でした。
ウクライナをアメリカに取り込むために行われたのが2014年の暴力クーデターです。アメリカの傀儡の西ウクライナの過激民族主義者がアメリカの支援を受けてクーデターを決行して、政府を乗っ取りました。
このアメリカの意を受けた西ウクライナの過激民族主義者を中心とする勢力が、ウクライナの外交方針をNATO加盟路線に強引に変えてしまいました。

現在に至るウクライナ紛争の引き金を引いたのが、この2014年暴力クーデターです。
これについては、既に何回も書きましたので省略します。

実は2008年の前からアメリカは、謀略を行っています。

アメリカの東方拡大政策には、3つのピースがあります。
ベラルーシとジョージアとウクライナです。
ベラルーシとジョージアにも傀儡化工作を行っています。

ベラルーシの民主化勢力と呼ばれるグループが、アメリカのベラルーシ傀儡化の手先です。ベラルーシは、大統領のルカシェンコが独裁体制を確立しており、NATOの勢力の排除の成功しました。ベラルーシはロシアの内政干渉を回避し、同じようにNATOの内政干渉を排除するのに相当苦労しています。その度にベラルーシ国内は揺れ動きましたが、ルカシェンコは今のところベラルーシの独立を守り抜いています。
こんな視点でベラルーシを見たことは、ないでしょう❓
欧州の最後の独裁者ルカシェンコのイメージしかないと思います。ルカシェンコは強権を持ってロシアからの介入もNATOからの介入も退けてベラルーシの政治的独立を守りました。
アメリカの謀略は、ベラルーシでは失敗したと言えます。

ジョージアでは、そうではありません。
ミヘイル・サアカシュヴィリ
2004年1月25日 から2013年11月17日まで大統領の座に君臨しました。
ほぼアメリカがバックにいると思います。

強硬な反ロシア政策を取り・・・・・
『2008年8月7日、グルジアが南オセチア自治州へ軍事侵攻し、同日の記者会見で同地域の大半の制圧と州都ツヒンヴァリの包囲を宣言した・・・』

まるで2008年4月のNATO首脳会議でのNATO東方拡大決定に合わせるかのように国内で戦争を始めます。
即座にロシアの軍事介入を招きロシアとの戦争になりました。
南オセチア紛争 (2008年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E3%82%AA%E3%82%BB%E3%83%81%E3%82%A2%E7%B4%9B%E4%BA%89_(2008%E5%B9%B4)
<引用>
『 2008年8月28日 プーチン首相が米CNNに対し「武力衝突は大統領選で(ロシアへの強硬姿勢で知られる)共和党マケイン候補を有利にする為に、ブッシュ政権がグルジアを煽ったものだ」と厳しく米国を批判した。』

プーチン氏の主張の通りかどうかは不明です。
しかし前後の流れを考えるとアメリカの影響が何もなかったとは考えにくいと思います。

そして、その後ジョージアでは独裁者のミヘイル・サアカシュヴィリに反対する政治運動が激化して選挙で敗北したサアカシュヴィリは大統領の座と政治権力を失いました。これが2013年です。その後、事実上ウクライナに亡命しました。
これがピースの2番目です。
どちらでもアメリカの謀略は失敗しました。


ピースの3番目がウクライナです。
サアカシュヴィリがジョージアで失脚した年(2013年)、ポーランドのCIA基地ではウクライナから西ウクライナの過激民族主義者、暴力極右、ネオナチなどが集められて組織され訓練されていました。相当な人数だと思いますよ。
これが暴力クーデターの実行部隊です。
そして2014年暴力クーデターが決行されました。
その結果、政権簒奪に成功しました。
これが今のキエフ政府です。

こうして流れを見てくるとウクライナがアメリカの東方拡大政策の最後に残った最大のピースであることが分かると思います。
アメリカがその後、やったことはウクライナの軍事力を強化してロシアと対抗させることです。
ゼレンスキーは、2021年10月に東部独立派への攻撃を激化することでミンスク2合意を破棄し、ロシアの軍事介入を(ロシアに)決断させました。

ウクライナ紛争は、アメリカの東方拡大政策の帰結にすぎません。それを胡麻化すために「ロシア極悪論」を盛大にプロパガンダしてフェイクニュースで補強しているだけです。
これにコロリ!と騙されている「おバカ!」な某国の国民!本当にバカだと思います。財布代わりにされているだけです。

こうやって見てくるとウクライナ紛争の本当の姿が分かると思います。
アメリカのNATOを巻き込んだロシア潰しが成功するかどうか❓
何だか旗色が悪そうに見えます。
アメリカの代理人のゼレン某は、最近ジタバタしていますね❓
(ほぼ成算のないクルスク侵攻作戦をやってみたり❓)
負けそうだからです。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


インドの厚顔・二股外交(砲弾をウクライナに売る)<ウクライナ紛争2024/09/19

2024-09-19 18:48:51 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

インド製弾薬、欧州経由でウクライナへ ロシア抗議でも規制の兆しなし
By Krishn Kaushik
2024年9月19日午後 4:24 GMT+96分前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/OL72HDWTHZKUFFHOF3SBH6IEZ4-2024-09-19/

インドも「したたか」ですね。
ロシアからは、格安の原油をごっそり輸入して原油代金を浮かせています。それだけではなく国内需要以上の石油製品は、ドイツに輸出しています。
ほぼ何のためにロシア産の原油をヨーロッパが輸入禁止しているのか意味不明です。

それだけではなく・・・
『元ヤントラ幹部は非上場のイタリア防衛企業MESが同社の最大の海外顧客だと述べた。MESは、ヤントラから中身が空の砲弾を購入し、爆発物を詰めてウクライナに輸出しているという。』
『取引は1年余り前から行われており、税関の記録によるとイタリア、チェコなどからウクライナに輸出されている。』

春先にチェコがEU域外から砲弾を調達するために資金を集めていました。インドは砲弾の外側の金属容器を輸出しているので「武器輸出でない」・という言い訳です。

まあ、「よくやるわ!」と思います。
ロシアが腹を立ててもインドは、一番のロシア原油の購入先です。泣くしかないですね❓

もっともウクライナへの武器輸出などインドは可愛いもので、国のサイズを考えるとチェコが一番ボロ儲けしていると思います。旧ソ連製の砲弾を作れるのはチェコの武器メーカー位だと思います。3交代制で製造しているんでないですか❓
アメリカの砲弾メーカーも、ウハウハ!です。

このようなあくどい輩がウクライナ紛争を盛り立てています。アメリカが調達している武器のほとんどは、アメリカの軍需企業からです。どれだけアメリカの!税金が転がり込んでいることやら❓

「世界の民主主義を守るための戦いです!」
(本当は❓⇒世界の軍需産業を潤すための戦いです!)

このような単純なことに気が付かないで、騙されている「お人よしの!」某国国民!

※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
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ロシアとウクライナに見る改善・改革の有る無し<ウクライナ紛争2024/09/19

2024-09-19 18:47:29 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

(1)ロシアとウクライナに見る改善・改革の有る無し
これは見ていると世間の噂と正反対であることが分かります。日本のマスコミなどで報道されているのは、ウクライナ軍は改善・改革のある優れた軍隊だとイメージしてしまいます。
ロシア軍は、愚かで間抜けで旧式で能力が劣るイメージがあります。
2022年は、そのようなイメージの通りでした。ロシア軍は何をやっているのか分からない様子が見えました。

実際は、どうか❓
2022年と2024年のロシア軍は、別物のように違います。
2022年から2023年の最初のころまでは、ロシア軍はバカな部分が見えました。
しかし2022年秋のハルキウ州大撤退の時を境にロシア軍には大きな変化が見られます。

その時、ロシアは特別軍事作戦の司令官にスロビキン将軍を抜擢しました。
スロビキン将軍が旗色の悪いロシア軍を立て直すためにまず、した事が防御を固めることでした。
1000km以上に及ぶ通称スロビキン・ラインと呼ばれる長大な防衛ラインの建設を命じました。これは突貫工事で約半年ほどで完成されます。
そして「南は守り北で攻める」という今もロシア軍がやっている大きな軍事行動の原則を打ち立てました。ロシア軍の戦力を考えると両方は無理だと判断したのでしょうね。
更には、2023年のウクライナ軍の反撃に対する対応も行います。
予想される進撃ルートのトクマクにこれまた分厚い防衛網を建設しました。
この途中でロシア軍内部に権力闘争があり、スロビキン将軍は特別軍事作戦の司令官の降格させられました。それでもこの方針は続けられました。

結局、スロビキン将軍の立てた防衛計画は正しく、2023年のウクライナ軍の反撃作戦はロシア軍が守り切りました。
ウクライナ軍の反撃作戦を守り切ったロシア軍は、その後優位に立ちます。
その流れが今も続いて、ロシア軍は優位を優勢に拡大し、戦場によっては勝勢を生み出しています。

その違いを生み出したのは、何か❓
2022年のロシア軍は、かなり大失敗した部分があります。
補給能力と兵力を超えた攻撃が、ウクライナ軍の大きな反撃を許しました。
この部分を反省して改善しています。
補給能力と兵力を考えて作戦計画を立てるようになりました。

またロシア軍の非効率を改善するために様々な努力をしたと思います。
それが明らかに見えるのが指揮命令系統の整理とスピードアップです。
現場から本部に何らかの意見や情報が上がって、それを参謀本部が全体に反映させるのが速くなりました。

そして特別軍事作戦の参謀本部に(おそらく)権限を集中させていると思います。ウクライナ戦線全体での作戦計画に整合性が見られます。
それまでロシア軍に見られた、各戦場でのバラバラな軍事行動が無くなりました。
全体の作戦計画の中で各方面軍が動いています。
それは進撃のスピード調整を見れば分かります。
大体、各方面軍が過不足なく進撃しています。
いわゆる面的な進撃を保っています。

例示はやや足りませんが、要はロシア軍は戦う中で大きく改善されたと言うことです。それは軍だけでなく国防省も軍需関連の生産など多岐にわたります。
西側のロシアに対する予想が外れまくりなのは、これが理由です。
ロシア全体の改善や改革を考慮していないからです。

一方でウクライナ軍や政府を見ていると昔の旧ソ連軍の非効率と官僚主義の権化のように見えます。
政府や参謀本部の無責任と無能力は、見て呆れるほどです。しかも、それを改善しようという気配はありません。
自分たちは全部正しく、現場が全部悪いことにしてしまします。結果が悪ければ、現場の指揮官や将軍の首を切るばかりです。
要は責任逃れして、その場しのぎばかり繰り返しています。
おまけにキエフ政府が一々作戦に口出しして、その作戦は間違いだらけです。
結果としてウクライナには、まともな将軍もいませんし参謀本部もありません。
ゼレンスキー(にわか)大将軍の間違った指揮のもと負け続けています。元々政治も軍事もド素人!ですから、当然そうなります。

こうして見てくると効率は悪いけれど徐々に改善・改革の効果が見られ、軍隊としての能力が向上しているのがロシア軍です。

その反対がウクライナ軍で段々劣化が進んでいます。

徐々にロシア軍優勢に傾きつつある全体の戦況が、それを証明しています。
見ていると情けない気がしますね。
口がいくら達者でも戦争には勝てません。

※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


イギリス再生の提言>「186兆円の投資が必要」<2024/09/19

2024-09-19 18:46:17 | ヨーロッパ

英経済の巻き返しには「186兆円の投資が必要」
2024.09.18 10:30
https://forbesjapan.com/articles/detail/73663

『英金融業界のリーダーたちで構成された資本市場産業タスクフォース(Capital Markets Industry Taskforce:CMIT)が、現地時間9月6日に発表した報告書で明らにしたものだ。かねてから発表が待たれていたこの報告書は、英国の資本市場再生を目的とした、政府への提言としてまとめられたものだ。』

そもそもイギリス経済は長期の不振に喘いでいました。
それを立て直したのが、マーガレット・サッチャーです。
1980年代の話です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC
ロナルド・レーガン大統領や日本の中曽根康弘首相の時代です。
旧ソ連崩壊前の激動の時代と言えます。
首相在任期間 1979年5月4日 - 1990年11月28日
1年後、ソ連が崩壊しました。

当時、問題になったのがEU統合への参加です。
サッチャーが反対姿勢であったことが支持を失う原因になったようです。
イギリスの福祉や行政サービスが他国から見て薄いのはサッチャーによるものです。

その後、イギリスはEU参加を選択してEUのメンバーでした。これがイギリスにそれなりの繁栄をもたらします。
しかし経済回復がEU懐疑派の力を増やしたようです。
劇的なEU離脱を国民投票で決めて、EUを離脱して今に至っています。
ボリス・ジョンソンのようなポピュリスト政治家に煽られてEU離脱賛成が、ほんの少し上回った結果としてEU離脱を強引に決めてしまったのでした。

しかしイギリスの経済回復はEUの中にいたから、もたらされたものです。それをイギリスの約半分の人々は軽視したようです。

その後、EU離脱のデメリットが様々な分野に出始めます。
それが段々、積み重なって酷くなったのが今のイギリス経済であり社会です。

『EU離脱は英国の貿易を「深刻に抑制」、今後悪化の恐れ 』
2024.09.18 Wed posted at 18:08 JST
https://www.cnn.co.jp/business/35224025.html

ヨーロッパがEUとして一つの経済圏である以上、そこから離脱するとEUの外国になります。
EUは相当、閉鎖的な経済圏ですから出ればそれまでとは逆に阻害されます。簡単な例を挙げると輸出入の膨大な事務手続きです。これが有るのと無いのでは大差です。結果として面倒だから貿易量は減ります。
ロンドンは、EUの中にあるから進出する魅力があります。EUの外にあるロンドンは、単なる島国の首都でしかありません。
イギリスの有力な収益源だった金融もパリやフランクフルトに移転しました。

工場でもそうです。イギリス1国のために工場を作るメリットは、ありません。イギリスがEUの中にいたから特に日系企業は工場を建設しました。
EUを離脱してしまえば、工場を新設しようとすればインフラが整って人件費の安い東欧を選ぶでしょう。

他にも書けば様々あります。
こういったデメリットを隠してポピュリストは、EU離脱を煽りまくり離脱を実現しました。
だから少々何をやろうとイギリス経済が回復することはないと思います。

今の落ち目のイギリスに外国かあの投資はありません。
自前で何とかしなければ、なりません。
中国に国を売り渡すとかね❓

こうして考えてくると、ボリス・ジョンソンがウクライナ紛争を煽りまくって拡大させた理由も見えてきます。
戦争に便乗して金儲けをしようと言うことでしょう。
あるいはウクライナの利権を獲得するとかね。
国内の経済不振の不満を外に向けながら、戦争を利用して自国経済を浮揚させようとしているのだろうと思います。

実は、その構図は労働党政権にとっても同じです。
だから政権が変わろうとイギリスのウクライナ紛争に関与する政策の変化は、見えません。
どっちも戦争万歳です。
戦争で少々稼いだところで浮上する当てのないイギリス経済は、時間が経過するほど沈むだけだと思います。
戦争に関与するのを止めて軍事費を減らして、その分を国内に投資するべきだと思います。

これは、未来の日本の姿でもあります。
イギリスの愚に、よく学ぶべきでしょうね❓

※関連記事目次
項目「ヨーロッパ」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d


2024MLB>9月18日>大谷翔平1安打1盗塁(49個目)&ライバル球団の最近の勝敗

2024-09-19 13:59:49 | MBL & プロ野球

大谷翔平、5打数1安打1盗塁 49盗塁で「50-50」へ前進 ドジャース快勝M7/詳細
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202409190000128.html

<マーリンズ4-8ドジャース>
翔平君は、調子が悪くまるでジャストミートしません。根性でレフト前に落として、そのまま49盗塁。
48-49になりましたが、いかにも苦しいですね。
残り10試合で大記録、達成なるか❓
(10試合あれば、普通は出来ると思います)
しかし翔平君を僅差で追いかけてたブレーブスのオズナは37号HRのあとHRが止まってしまい、翔平君が48まで本数を伸ばす間、ホームランはゼロです。もう1か月くらいHRを打っていないと思います。
おかげでホームランは、翔平君の一人旅になり両リーグでの2回目のホームラン王は、ほぼ確定です。

ドジャースは、相変わらず荒っぽい一発攻勢です。
「HRが沢山出れば勝てる、HRなければ負けよ」
これでプレーオフが、大丈夫かは不明です。

※そこで有力ライバルチームの最近の勝敗を見てみます。
4チームだけです
フィリーズ4勝2敗
9月18日ブルワーズ2-1フィリーズ、9月17日ブルワーズ1-5フィリーズ、9月16日ブルワーズ6-1フィリーズ
9月15日フィリーズ2-1メッツ、9月14日フィリーズ6-4メッツ、9月13日フィリーズ3-11メッツ

パドレス5勝1敗
9月18日パドレス4-0アストロズ、9月17日パドレス3-4アストロズ、9月16日パドレス3-1アストロズ
9月15日ジャイアンツ3-4パドレス、9月14日ジャイアンツ0-8パドレス、9月13日ジャイアンツ0-5パドレス

ブルワーズ4勝2敗
9月18日ブルワーズ2-1フィリーズ、9月17日ブルワーズ1-5フィリーズ、9月16日ブルワーズ6-1フィリーズ
9月15日Dバックス11-10ブルワーズ、9月14日Dバックス8-15ブルワーズ、9月13日Dバックス1-2ブルワーズ

アストロズ4勝2敗
9月18日パドレス4-0アストロズ、9月17日パドレス3-4アストロズ、9月16日パドレス3-1アストロズ
9月15日エンゼルス4-6アストロズ、9月14日エンゼルス3-5アストロズ、9月13日エンゼルス3-5アストロズ

全部、順調に勝ち越しています。
しかし❓
フィリーズはブルワーズに負け越しています。
パドレスは、アストロズに勝ち越しました。
これを見るとブルワーズとパドレスが、ややいいかなと思えます。
私がパドレスに注目しているのは、大差で負けないところです。アストロズとの3連戦で僅差の競り合いで勝ち越している点が買えます。

もうプレーオフが近いですからね❓
ここに至って大差の勝ち負けをやっているようでは、ダメだと思います。
アストロズも競り合って勝ち負けをしています。
先発投手がゲームを作れるというのも大事なポイントです。
どうなりますか❓

※ヤンキース
対Rソックス3勝1敗、対ロイヤルズ2勝1敗、対カブス2勝1敗
オリオールズ
対タイガース1勝2敗、対Rソックス1勝2敗、対レイズ1勝2敗
ガーディアンズ
対ツインズ2勝1敗、対レイズ2勝2敗、対Wソックス4連勝、対ドジャース1勝2敗
ドジャーズ
対マーリンズ2勝1敗、対ブレーブス1勝2敗、対カブス1勝2敗、対ガーデイアンズ2勝1敗

※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b